「そらみみ茶房」はこちらへ引越しました。
2008年03月19日
「FPジャーナル」
「あきら展」にお越しくださった皆さま、どうもありがとうございました。私が作ったあれこれが、今は皆さまのところに・・・と思うと、本当にありがたく、嬉しい気持ちになります。
さて、ブログの不具合対策のため、この「そらみみ茶房」だけ引越しさせることになりました。ただいま以前の記事を少しずつ新しい方に移しているところです。前回の更新からだいぶ空いてしまい、この間のなんだかんだが忘却の彼方に行ってしまいましたが、先月はこまつ座の「人間合格」を見に行ってきました。佐藤さんは実に一途で、そして心の優しい人でありました。あの時代でなくても、きっとそういう人だったに違いないと思いました。それにしても、役者さんというのは不思議なお仕事。この前はセーラー服だったのに。同じ人だけど全然違う。全然違うけど同じ人。当たり前だけど。見ている私はいつも楽しいです。劇場には「相棒」の中園さん、米沢さん、芹沢さんが。非番? と一人でニヤニヤしてしまいました。
「FPジャーナル」、私の表紙の担当は今月で終了します。初めての表紙のお仕事で、打ち合わせや、ラフのやり取り、制作、締め切り・・・と緊張もありましたが、楽しいお仕事でした。約3年間。もう3年?とあっという間でしたが、確かに34点の作品が残っています。見てくださった方、編集部の方のお言葉に支えていただき、無事に終えることができました。どうもありがとうございました。
2008年02月27日
ごめんねタニー
タニーズ(多肉植物たち)をほったらかしにし過ぎて、いくつか寒さにやられてしまいました。去年の冬は外に出したままで何ともなかったのですが、そうでした、確か暖冬でした。お水をたくさん含んでいるタニー、随分冷たく寒かったことでしょう。かわいそうなことをしてしまいました。これからまた元気に育つよう、同じ過ちは繰り返さないと心に誓う。ぐんぐん成長する春の終わり頃になったら寄せ植えを作って、前から約束をしている皆さまにおすそ分けする予定です。
さて、1日からは柏市で「あきら展」です。先週末、荷物を発送しました。木版作品はインチの額に入った小品5点(内、白黒作品2点が新作)と、こちらでは特にグッズを楽しみにしてくださる方が多いということなので、おなじみのあれこれ。刺しゅうと消しゴムハンコを使ったカードなども新たに作りました。お近くにお出掛けの際は、ぜひお立ち寄りください。
ここのところブログにちょっとした不具合があるようで、時間がかかり、最低限の更新しかできてません。解決したらまた書きます。

オープニングパーティー用に、ラッピングしたお菓子も一緒に送りました。
ポンちゃんシール付きの麦チョコ。
2008年01月28日
かっこ良かった。
もしかしてノロ?・・・という調子の悪さから復活し、お隣の桐生市にあるライブハウスのイベントに行ってきました。お目当ては「千の小鳥」。ボーカルの尚子さん、ギターとキーボードの山兄さんの二人組なのですが、サポートのドラムが磯部潤さん、そしてベースがなんと早川岳晴サマでして。友人も私もただただ見とれるばかり。「かっこ良かった~~~」。帰りの車中でも、二人してこの言葉しか出てきませんでした。とにかくですね・・・かっこ良かった。もう感想グダグダですワ。早川さんのバンドのライブにも行きたいなあ。とりあえず持っているCDをしばらく順番に聴こう・・・と思ったらMDを入れるところが壊れてしまったので修理に出しておるのだ。むー。
始めて機種変更をし、今日から私の携帯にもやっとカメラが付きました。慣れるまで返信遅れると思います。滅多に鳴らないですが一応。
パソコン触ってると手が冷たいな。少しギターの練習でほぐしてから版画彫ります。
2008年01月14日
大野さんの版画展
グループ展などでいつもお世話になっている版画家の大野隆司さんが、前橋で個展を開催中です。「1950年のバックトス」(北村薫著)に触発され、23の短編小説を1話ずつ作品にしたものを中心に、他にもたくさん展示されているそうです。ぜひ、お出掛けください。
「1950年のバックトス」を彫る大野隆司木版画展
2008年1月7日~20日(会期中無休)
10:00~19:00(平日)
11:00~18:00(土日祭)
「アートギャラリーミューズ」
379-2154 群馬県天川大島町3-7-9
027-243-3888
さて私はといいますと、相変わらず月の出るころ調子が上がってくる日々。新年最初の今月の一品だって「日の出」ではなく「月の出」です。でも無事、創作モードに入りました。新作を最低20点は一気に作ろうという意気込みであれこれ練っております。2Bのシャープの芯はどんどん減り、消しゴムも一気に小さくなりました。これから更に煮詰めて、ひとつひとつ版画にしてゆきます。今、目の前にあるこの何本もの曖昧な線も、刀を入れるときはたった一本の線になるのです・・・なんつって。まるでお正月らしくなかったけれど、多分何かが明けました。年が改まるって大事だな。今年はいただいた年賀状に添えられた一言一言が特に心にしみました。私も見習わなければ。「今年」ということだけが決まっていた個展の日どりも決めました。さあこれから大変だ・・・というより、今はいつもの場所に戻ってこられたような気持ちでちょっとホッとしています。
最近は「きょうの料理」で、これからさばかれる、ど~んとまるごと一匹の立派なブリを見た先生の「あーって言ってるみたいですね」というのがツボでした。後藤アナと先生とおじさん二人で淡々と話すもんだから。思えば大抵のお魚は「あー」って言ってます。「けー」とかもたまに。あとはコロッケがやったティラノサウルスの物まねが凄い似てました。凄い似てたって思うのも変だけど。
そんなことより、書こうと思っていたことを思い出しました。FPジャーナルの1月号の表紙は協会の新しいマークです。来月はまた私の版画です。
横須賀の清宮展、私は行けませんでしたが、知り合いの方からのお便りに「改めて魅了されました」と。今は「ちひろ美術館」の初山滋展が気になってます。絶対いいに決まってます。
2008年01月01日
明けましておめでとうございます

新しい年も、皆さまが健康で、楽しく、幸せに過ごせますように。
今年もよろしくお願いします。
鬼のように作るはずだった12月も鬼にはなれず、なんとなく調子が出ないまま、でも楽しいこともあった年末最後の最後に作った私の年賀状は「あれ?どこかで見たような・・・」。2008年カレンダーの最初に出てくるあの子がいます。
さて、いとうせいこうさんがブログやラジオで推進している、ヤンポ計(ヤングな万歩計)プロジェクト。ラインストーンでキラキラにデコった万歩計を鎖ジャラジャラで身に付けて、流行らせようとしてらっしゃいます。もちろん、健康や地球環境にも繋がるお話なのですが、万歩計を持っていると、とにかく数を稼ぎたくなるらしく。で、私も入手しました。デコる予定はないので(今のところね)、いとうさんお勧めの機種ではないけれど、せっかく買ったのだからと思えるように、ちょっといい感じのやつを。気力より体力なんじゃないかと思うことも多いこの頃なもので。うん、確かに近所への買い物の帰りにほんのちょっとだけど遠回りしてみたり、車が近くに停められなくても、しめしめと思ったり。(今のところね)私の新しいプロジェクトにも役立つかも、かも?
さあ、作らねば。版画を作らなければ私が思っていることは何一つ実現できないのです。今年は浮き沈みではなく、メリハリのある日々を心がけたいと思っております。

今夜はいい夢見てくださいね。
2007年12月26日
ひだまりさんのライブ
「チワワをください」と書いて眠ったら、25日の朝、枕元に「チクワ」が置いてあったというのは、クリスマスの定番になりそうなお話です。かわいらしくて可笑しい。
私のクリスマスは今年も静かに過ぎてゆきましたが、23日は昨年個展をやらせていただいたパスタの店「ひだまり」さんに行ってきました。アコースティックギターデュオ「ガーネット」のライブ。今回はライブの後にパスタのお食事もでき、お腹もいっぱい。楽しかったです。私は今回が初めてだったのですが、ひだまりさんでは作品の展示だけでなく、こういったライブが年に何度か行われているのです。懐かしい思い出やら新しい出来事、ちょっとギターのケースを開いてみたら、いろんなものが出てきています。・・・でも、カポが出てこないのよ。確か2個持っていたはず。ここ数年で、ギター以外の何に使ったというのだろう。謎だ。
「ちりとてちん」、細かいところまですごく丁寧によく作られていますねぇ。面白いなあ。15分ではもったいない内容の回もしばしば。どの登場人物も魅力的で感情移入してしまい、そして土曜日に一緒に泣くのです。
2007年12月20日
行ってきました!
切通しで信号待ちをしていると、車中から、ときどきしゃがんでは立ち上がり、うつむいてドボトボ一人で歩いて来る小学生が見える。・・・近くに来てホッ。どうやら彼はドングリを拾っていたようだ。
先週のふたご座流星群、私はベランダで20分。まぼろしみたいのをふたつ。スーッと長く流れていったのをひとつ。
ベランダのタニーズ(多肉植物たち)は、しばらくここに書いてませんが、秋に何もしなかったので、ほったらかしの伸び放題、暴れ放題。そしてそれが色とりどりに紅葉してとてもきれい。スズキコージさんの絵本の一ページのようになっております。
さて、「屋根裏部屋のタカラモノ」展をやっている、小山市の「kw*café」さんへ行ってきました。とても居心地が良く、ひとつひとつが、さりげないようでいて、とても大切にその場に置かれていて、私も友人もそれぞれお気に入りを見つけ、ほんわかと良い気分の日曜日になりました。
そんなこんなで、せわしないながらも、ちょっとロマンチックな時間を過ごしてみたり、高校生の頃に買った「弾き語り」の本を奥のほうから引っ張り出してギターを弾いてみたり。大掃除も始めたら、捨ててしまいたいのに捨てられないものばかりで途方にくれております。ギターの本は捨てなくて良かったです。
2007年12月12日
タカラモノ

夏頃からカレンダーや年賀状のあれこれをやっているので、2008年の方がなじみがあり、来年は2009年のような気がしてしょうがないです。毎年、一年でふたつ、歳をとってしまうよ。すぐにおばあちゃんだよ。
前回の更新からもう10日。はやい・・・。思い出すたび固まっちゃうぜ。ここにむにゃむにゃ書くから余計に緊張するのかな、と、どうも勝手におかしなことになっている私のことを、私がちょっと笑う・・・うむ、詩は書けるかも知れない。たとえば、「今日ことを、明日がちょっと笑う~♪」としてみるだけで、あら不思議、客観的になり大分膨らむ。地球の歌にだってできるかも。ギターは、もともと弾けると言うにはほど遠いので前途多難だけれど、押さえられる数個のコードだけで数々の名曲を生み出してきた私なので(本気にしないでね)案外早くなんとかなるかも知れないし、全くどうにもならないかも知れない。とにかく、考えるだけでもちょっと楽しくなるのは、どんよりしているよりずっと良いことだと思う。
いろいろ思い出しているのだけれど、20年くらい前、細々と販売した(細々人生)デモテープを誉められたことがある。「手を抜いているところがひとつもない」と。アイデアを出し合って工夫して作ったテープのケースをいたく誉めていただいたのだ。そっちかい!
でも今の自分のことを思うと、どう考えてもそっちの方が得意だ。
さて、「kw*café」(クウ*カフェ)さんの12月の企画展「屋根裏部屋のタカラモノ」、今回は小さな貼り絵、消しゴム版画のミニ額、ピンクッション、それからマッチ箱にいろんな小物を詰めたものを出品してます。いろんな小物は・・・消しゴムハンコ、ハンコを使ったシールいろいろ、ビーズの指輪、髪をまとめるゴム(またはマグネットのどちらか)。女の子が持っていたタカラモノ箱のイメージです。使えることも考えて作ってみましたが、折り紙をたたんで切って、開くとレースみたいになるやつも入れてみました。もちろん折りたたんだままで。あれって適当に切っても広げるとみんなきれいで不思議です。それになんだか懐かしい気持ちになります。広げてみてください。以前、ここにアンデルセンの切り絵のことを書きましたが、今は「紋切遊び」などから、切り紙が密かなブームになっているようですね。本もたくさん出ています。
子供の頃の私のタカラモノ箱には小さいものがいろいろ入ってました。(小さいもの人生)ニセモノの宝石やら、万博のお土産やら、七福神(渋!)やら。消しゴム、シール、折り紙なんかは使えなくてまだとってあるのもあります。姪が小さな頃も、私に見せようと家からわざわざタカラモノ箱を持って来て、見せてくれたこともありました。上野広小路亭では一年前、「娘のタカラモノ箱には消しゴムが5個入っていた・・・」とモロさんが話してたっけ。みんな持っているタカラモノ箱、今は何が入ってるんだろう。
「kw*café」さんのブログには素敵なものがたくさん。自分のタカラモノのことも思い出してもらえたりしたら嬉しいです。ぜひお出掛けください。(営業日はこちら→☆)
カレンダーの配達もあともう一息。久しぶりでもいつも変わりなく、皆さんに親切にしていただいて私は何とかやっております。ありがとうございます。
・横須賀美術館で清宮質文展 やってます。
・昨日のプロフェッショナル仕事の流儀は荒井良二さんでした。再放送あります。

日曜日の風で、大分景色が変わったことでしょう。(12月3日のばんな寺)
2007年12月02日
目標
はぁ・・・。自分の不甲斐なさにめまいがする。先輩を呼び出して告白する昭和の中学生か?私は。・・・などということを、むにゃむにゃといつもここに書いてしまうのがまた情けないなあと思う。でも、楽しそうな皆さんを見て私は決めた。とりあえず、サビサビのギターの弦を張り替えよう。目標は個展のオープニングライブ。きっといつか実現させる、おばあちゃんになっていても。
・・・新鮮な風が入り過ぎたかしら。
まずは版画彫ります。このままでは年が越せない。
2007年11月05日
横浜の個展、終了しました。
ギャラリーSPACEⅢさんでの個展は無事終了いたしました。お越しいただいた皆さま、応援、協力してくださった皆さま、どうもありがとうございました。
消しゴムはんこの皆さんの、かわいらしい干支はんこやカードもたくさん並び、賑やかな展示になりました。はんこ作家さん(ウダマキさん、ume*onigiriさん、*cherubim*さん、 プレキプア楽人宇宙さん)に自分のはんこグッズを見てもらうのはドキドキでしたが、お買い物もしていただけて嬉しかったです。
個展は、全力で初日を迎えても、並んだ作品を改めて見たり、お客さまとお話しているうちに、日に日に何かが足りないような気がして来るものです。まだまだ作るものはたくさんあるなあ、作りたいなあ・・・なんて思います。大変だったことはすっかり忘れて。
さて、これからしばしカレンダーに関するあれこれをやりながら、いろんなアイデアを練って、またひとつひとつ形にしていきたいと思います。
「ホッとすると危ない」ことを思い出す時点でもう危ないのだ、ということを思い出しました。ノドをやられてハスキーな私、なんとかここで食い止めねば。
2007年11月03日
中華風おこし

甘いものが苦手な友人の「これ美味しいんだよ、見た目より」という珍しい発言が妙に印象に残っていて、中華街に行く度に買ってます。なんだかとっても失礼なんだけど、本当に見た目より美味しい。形も色も様々な美しい中華菓子が並ぶ中、ひときわ地味なこれが私は好きです。品名「炸其馬」となっております。
明日は個展の最終日、始まるとあっという間です。
2007年11月02日
なんだかんだの最中
なんだかんだの最中(「さなか」と「もなか」って同じなのね)しっかりKERAさんと古田さんのお芝居(「犯さん哉」)を見に行ったりもしていた私です。そうですねぇ、絵に例えると、この世に実在する、日常のありきたりなものだってあれこれ具体的に描いてあるのに、全体を見ると不思議でおかしな世界が現れるというか、何が描いてあるのかわからないのに、現実の世界を感じるというか。これじゃまるで反対か。絵はなんとなく描けてしまうことあると思うのだけれど、(むしろその方がいいこともある)生身の人間がたくさん関わってるのに、そんな風に見えたお芝居をどんな風に作るのだろうと、デタラメに見えるように作るデタラメではない部分をつい考えてしまいます。考える必要なんて無いのに。すみっこの方だけど、細々とだけど、日々作っている私だから・・・な~んて言ってみたいところだけれど、私の中の「愛」が考えさせるのね、きっと。だいす・・・けって呼んでいいですか?(あは、なんだこのストレートかつ遠まわしかつ何のこっちゃな言い方)くだらなさの中に真剣な模索を想像してしまうのも含めて、見ているときは、ただただ面白かったですが。「あーもう、ばかだなぁ男子って」って、教室の端っこから愛情と羨望が入り混じった目で見ているような。私、楽しみにしていると、先に夢で行って来てしまうことがあるのだけれど、今回は劇場で宙乗りの古田さんがぐわ~っと近づいてくるという夢を見ました。それより怖い思いをしている人が実際にいるかも、今日も大阪で。
やはり疲れているのか何もやる気が起きず、久々に髪を切りに行ってきました。最後にシャンプーしてもらったとき「長いですね~。伸ばしてるんですか?」と訊かれたので「いいえ」と答える。たった今切ったばかりだ。妖怪?
2007年11月01日
こんな感じです。

2007年10月31日
写真は後日
「小さな額絵の大展覧会」にお越しいただいた皆さま、どうもありがとうございました。木版、刺しゅう、消しゴム版画、いろいろ出してみましたが、それぞれ気に入ってくださった方がいて嬉しかったです。作ってよかった。
さて、いろんなこと同時進行で、やっと個展の準備だけに専念・・・と思ったら瞬く間に昨日初日を迎えました。過去5年の間に作ったものの中から選ぶという作業が意外と難しく、これも出すならこれも?んじゃこれも?でも多すぎるからこれは止める?でもせっかくだから出す?と優柔不断ぶりをおもいきり発揮してしまい、「作品と作品の間隔は5cm以内にすること」という風で、結局今回もびっしり並んでいます。消しゴムハンコの布用インクを久々に買ってみたのですが、出始めの頃より格段に鮮明に押せるのですね。わ~これは何か作らなければ・・・と思い、グッズは新しいのを少しと、いつものやつもひととおり。布と消しゴムハンコを組み合わせた小物は、これからまた新しいのをいろいろ考えたいです。
個展は11月4日までやってます。素敵なお店や美味しいものがたくさんある横浜元町にぜひぜひお出掛けください。私はあと最終日に行きます。(2時頃)ギャラリーは石川町駅に着いたら南口からですよ~。北口に出ると迷子になりますが、迷子になってもそこはきっと中華街です。
なんだか体のあちこちが痛いので、個展が終わったら温泉にでもつかりたいな。レッツ湯治!たぶん、どこにも行かないと思うけど。寒暖の差が激しいので、体調にも気をつけなければ。ホッとすると危ないのだ。皆さまもお気をつけくださいね。
2007年10月05日
月餅
疲れた。今なら直径15センチの月餅が一度に食べられるかも知れない。横浜のお店にたくさん並んでいたけれど(ちっちゃいのもあってかわいかったです)そのときの私は餡子の種類よりも、中身によって違う皮の模様が気になって、月餅の上に薄い紙を置いて、4Bの鉛筆でシャカシャカと写し取ってみたい衝動にかられるばかりでした。マンホールの蓋を写している人は、よくいますよね。「よく」はいないですね。今度は買ってみよっと。
ああ、そんなことばかり考えてないで作業を進めなければ。これからFPジャーナルの表紙に取り掛かります。12月号なので、ちょっとクリスマスな感じ。
次回の頒布会は11月上旬発送の予定でしたが、個展の案内はがきを一緒にお届けできるよう、少し早めることにします。
今日から「小さな額絵の大展覧会」が始まりました。
2007年10月02日
カレンダー入稿
大事な人がとーくへ行ってしまったような気分の秋の入り口。いやいや、現実はもともと遠いのだけれど、私の心の中ではいつもとても近い、とても大切。時々頭を冷やして考えてみても、どうもそれは変わらないみたいだ。と、つぶやいてみる。素直強調月間は終わったけれど。早かったな~、9月。
今日、印刷屋さんにカレンダーを入稿できました。例年より約1ヶ月早い。(それでも遅いのですが)今度の個展は新作が出せそうにないので、せめてカレンダーだけは・・・と思いまして。全国に先がけ、横浜で発売!・・・なんて。いつも細々とやってます。でも、2008年版で10年になるのですよ。ここまで続けることができたのも皆さまのおかげです。ありがとうございます。
昨日の夜、今年のカレンダー「そらみみ雑貨店」をふと見ると、まだ9月のまま。もう12時をまわって10月2日になっていたから、世間ではいろんなことが新しくなったりしているというのに、私の10月1日は存在しなかったみたいだ。誕生日だったのに。まったく、下ばかり向いてるから。
「そらみみ雑貨店」の9月の一押し商品は「絵本」でした。カレンダーの絵の中にある絵本のひとつ「ぶどうたろうず」は、ぶどうの一粒一粒から、ツルッと次々に、ぶどう太郎、ぶどう次郎、ぶどう三郎・・・ぶどう三十郎まで、わんさか生まれて大騒ぎ、というずっと前に考えたお話。三十郎が一番活躍しそうだな。本当の絵本に・・・と言ってくださる方もいるのですが(二人くらい)、彫るの、ものすごく大変そうです。川をぶどうが流れてきても、うかつには拾えません。
2007年09月25日
個展あります。
「えびす植物園」にお越しいただいた皆さま、どうもありがとうございました。なんと、ピンクッションは顔のある方をお買い上げいただきました。出してみてよかったです。
さて、服を着せて、髪の毛付けて・・・とやっていくうちにお別れが淋しくなってしまったお人形ですが、早々にお家が決まりとても嬉しい。kw*caféさん で開催中の「ものがたり・1」展の企画、お人形とそれにまつわる物語を組み合わせて完成させることになっているわけですが、買ってくださった方しか読めない手紙も付けることになっています。お話をいただいたときは、「むずかしいぞ、これは」と思いましたが、お人形と手紙が繋がって、空想の物語の情景が浮かぶ仕組みを私なりに考え、実際に作り始めたらとても楽しい作業でした。手縫いでチクチク、ビーズも使って。顔も付けたよ。顔がいのち。版画テイストも入れて(消しゴムですが)、手紙を読むとそれが物語に関わっているというちょっとした仕掛けもあります。・・・実際の手紙もこんな風に素直に書けたらいいのに。素直に書けないような性格だから、「作る」という手段を見つけることができたのかも知れないけれど。もう全般的に自信ないし迷ってばかりの私なので、見つかってほんとよかったのだけれど、「素直」もまた大事だと、素直には結構勇気が必要だと、最近特に思うのです。なんだかややこしいまま、別の大切な部分が欠落したまま、歳ばっかとってゆくからかしら。ああ、もう秋ですね。良い月が出てますよ。
ところで、どうしてそんなに下ばかり向いているのかといいますと・・・横浜の「ギャラリーSPACEⅢ」さんで個展をやらせていただくことになりました。10月30日から11月4日、「版画アートラリーかながわ2007」参加企画展です。もうすぐです。これから新作を作るのは難しいのでかなり迷いましたが、横浜での展示は2002年以来、そこから今年の夏までに作った中から作品を選び、見ていただければ・・・と、お引き受けすることにしました。(詳細は後日「お知らせ」に掲載します)摺り増ししないと手元にない作品もあると思うので、さらに作るものがいっぱいですが、なるべくたくさんの作品を見ていただけるようにしたいと思います。
今日は個展の案内はがきの原稿を入稿。地図を載せるスペースが小さくて、どうもうまくいかないので、ギャラリーでいただいた資料を参考に地図の部分だけ手描きしました。縮小して字が読めなくなると困るので原寸で。何度も失敗して書き直したので、今、ものすごく小さい字が書ける手になってます。

ギャラリーからは中華街も山下公園も近いのです。この写真を撮ったときは、まだ迷っていたけれど、10月にもまた来るんだろうな、とも思ってたような・・・。
2007年09月12日
始まりました。
ここのところ下ばかり向いている。作っても作ってもこれから作るものの方がいっぱいある・・・のはいつものことだけれど、制作の期限が集中しているので身動きがとれない。特に先週の金曜日あたりからは一日の大半下を向いたままで、道具や木屑も散らばって、パソコンを開くスペースがひざの上しかない。なので今は本当に身動きがとれない。うむむ。
昨日から「えびす植物園」が始まりました。
2007年08月31日
遠花火

ちっちゃーく写ってます。友達の家の近くから見たのですが、これがまたキリッとした美しい花火で。
今年の夏も終わってゆくねぇ。
ピンクッション

「暑中に涼あり展」に出したピンクッション。私もピンクッションに顔は・・・と思った、思ったんだけど。お客さまも「ここにピン、刺せません・・・」と。
で、今度参加させていただく「えびす植物園」に出すために顔のところのデザインだけ変えて作ろうと思い、色違いで2個刺しゅうして、綿を入れて、口を閉じて、プチンと糸を切った瞬間気づいたんですよ。また顔を付けてしまったことに。
お花の刺しゅうも入っているので、違うデザインのものを作ろうという意識は確かにあったのですが、なんか頭と手がバラバラに動いてたみたい。ああビックリした。夢かと思った。
使いにくいと評判の顔のピンクッションの在庫はだたいま4。結構かわいくできてます。(だからそれがだめなのよ)
そうやって行きつ戻りつしながらも、カレンダーための12点は、なんとかアイデアがまとまり、下絵を版木に転写したところです。これから完成まで、まだまだ先は長いですが、2008年版もお届けできそうです。
10月は昨年に続き三鷹の「ギャラリー犀」さんの小さな額絵展にも参加します。
あ~作るものがいっぱいだ。明日は横浜行きます。
2007年08月15日
枕元文庫1
本日の最高気温、館林、40.2℃。館林といったらお隣さんです。 ・・・ああもう、昨日から全然考えがまとまらないし、アイデアも出ない。暑さのせいにしてはいけないけれど。
もう眠くて眠くてしょうがないという夢を見た。寝てるのに、なんか不思議。
荒井良二さんの絵本はどれも好きだけど、これは文章も好き。特に、今日のいちにち楽団のところ。難しいことはなんにも書いてないかわいらしい短い文章から、「それが全て」なんじゃないかと思うくらい深~いものを感じます。会話になっているのも良い。なんて、ちょっとおおげさかな。でも、「うん、そうだね」って思ってもらえたら嬉しいかも。
amazonの画像が無いけど↑
「ぼくがつぼくにちぼくようび」ってゆうだよ。
2007年08月11日
来迎

あしかがフラワーパークの蓮。さすがお釈迦様の花。独特の「気配」を漂わせています。この日(先週)は風が強く、誰も居ない静かな中で、時折ざざーっと葉っぱが裏返ったりするので、それが余計あたりに充満する感じ。
わ~来る、何か来るよぅ。
売店の多肉植物コーナーにすごいヘンなのがあったけど、我慢しました。
2007年08月03日
多肉、その後
枕元に置いている本のことを「枕頭の書」というのですね。最近読んだ本、2冊続けてこの言葉が出てきました。で、そのうちの一冊が全然面白くなくて、時にはそういうののことも書いたら新しい発見があって面白いかも知れない・・・と思ったけれど、やっぱりその勇気も内容を思い出す気力もないのでやめて、多肉植物の事を書きます。
多肉植物は丈夫で楽チンですが、買ってきたままでなく、いろいろやってみようとすると失敗もあります。そもそも、本にはこう書いてあるけどまあこれでもいいか・・・と適当にやっていることも多いのですが。寄せ植え第1弾は、種類によって、徒長したり、紅葉がすっかりもどって緑になったり、シワシワになったり、シワシワが心配で水やりをしすぎて根腐りしたり、だいぶ形が変わってしまいました。すっかりかわいくなくなっちゃったなあ・・・と思いつつ、私にとってはやっぱりかわいいやつなのです。葉差ししておいたのも、せっかく芽がでたのに雨にあててしまいほぼ全滅、第2弾の葉差しは今のところ最初のよりは希望が持てるけれどどうなることやら・・・。でも、差し穂を取ったほとんどの親株からは新しい芽が出て、ちびっ子がすくすく育っています。これはもうだめかなあと、寄せ植えの鉢から抜いたのを捨てるに忍びなく、別の鉢に適当に差しておいたら、パリッと生き返ったのもあります。その後もたくさんのショボ~ンとしたやつを元気にしているこの鉢、「復活の鉢」と名づけました。今は満員です。私が入る隙間はないのです。

ツクバネ?がぐんぐん伸びてピンクの花を咲かせています。
2007年08月02日
いよいよ花火大会
なんてことない写真、そんなのでもあればあったで「今日も更新しようかな」って気になるもんです。でもって、せっかくだから・・・となんてことない文章までつい書いてしまいます。ブログをやっていると、「なんでこんなことわざわざ・・・」と我に返るのはよくあることですが、これからもぼちぼち続けてみようと思います。
さてと、今週末は大好きな花火。2万発全部見てやる!
先日書いたjatujak noodle(チャトゥチャックヌードル)さんが出すタコスの屋台の隣で、MONDOさんがアクセサリーの販売をするそうです。早めに出掛けて寄ってみよう。屋台の出る場所はMONDOさんのHPにありますよ。
少し前、「ここでもやるよ情報」のライブへちょこっと行ってみたら別の友達から「来月こういうのに出るよ」とまたまた新たな情報が。それも花火の日。確か市内の美術館などもこの日は無料になったような。土曜日は一日中お祭りだ。

仕事もしてください。
2007年07月27日
移動中写真6
なんだかみんな元気がないので、私だって特に元気ってわけではないけれど、ずっとうやむやにしていたお話しに「いいですよ」と返事しそうになる。危ない危ない。もっとちゃんと状況に鑑みてお答えしなければ。鑑みてって、この使い方であってんの?

最後は、朧月御殿。
2007年07月26日
移動中写真5
版画にちょっとしたコメントを付けるというのがあって、「蝶」にしようか、「蝶々」にしようか、「ちょうちょ」にしようか、迷う。
今日は 「足穂」に行きました。私の唯一の行きつけの店。といっても1ヶ月ぶりくらいなので、行きつけと呼んでいいのかどうか。明日も行くつもり。

熱帯雨林歩道に佇むサトちゃんの妹さん。
2007年07月25日
移動中写真4
昨日から取り掛かった摺りが今日の夕方完了。ああ、腰が痛い。
ところで、「うまい棒」は価格を据え置くため、サイズが微妙に変わったりするらしいですね。とうもろこしから作られるバイオエタノールでこんなところに影響が・・・という、ラジオで聴いた話。

路地の赤い実。
2007年07月24日
移動中写真3
・・・というわけにもいかず、ちゃんと「りょうもう号」に乗ったので、昨日彫りあがったのを今から摺ります。うまくいきますように。

ノウゼンカズラの家。 毒があるとかないとか。
2007年07月22日
スパイラルで砂利
ダンダンブエノの「砂利」を見てきました。東京公演の初日。とても面白かった。どの役柄の中にも自分自身を見出せるような部分があって、笑いながらも、この人の気持ちがこんなにも理解できてしまっている・・・と、心の奥のほうがざわつく感じ。(もちろん理解なんてできてないのかも知れないけれど)でもなんか今はまだそれがバラバラで。それでいいのだけれど、これから私なりにじわじわ考えたい。年々少しずつ、エチュードから作られていくって?ということも理解できてくるような気がする。そして益々ダンダンブエノへの思い入れも強くなってゆくのだ。
パンフレットの山西さんのページを読んで、まるで私みたいだ(僭越)・・・と思うのは今回が初めてではない。
スパイラルガーデンには現代美術が展示してあり、その中に、敷き詰められた小石に足跡を残すことで作品になるらしいものが。せっかくなのでザクザクと踏んできました。
入り口には「かまわぬ」の素敵な手ぬぐいが並んでいて、手ぬぐい好きの私は、お芝居の前にじっくり見たはずなのに、お芝居のあとにまた見たら、こんなのさっきあったっけ?とまるで初めて見たようなのがたくさん・・・。また随分と「心ここにあらず」な・・・。
夜、東武線の特急のホームに着いたら、ちょうど「スペーシア」が発車しようとしていて、今まさに扉が閉まろうとする間際に、この電車でいいんですか?という風に男性がひとり飛び乗った。私だって今これに飛び乗ったら鬼怒川温泉まで行けるんだなあと思う。ここ数日、いろんなことを考えすぎたみたい。
さようなら。私はこのまま旅に出ます。
2007年07月20日
移動中写真2

視線を感じる・・・と思ったら。
ゾウさんジョウロは赤が人気なのか、それとも仕入れ数が少ないのか、も、気になるところだ。
2007年07月19日
移動中写真1
もうすぐだなぁと思うと聴きたくなる、いつも終わりのような始まりのようなハンバートハンバートの曲。こういうとき手紙を書いたりすると危ないのだ。
時代移動中写真が金魚の他にも少しありました。

消えかかった文字が、なんだかちょっと怖かった。
2007年07月18日
もう一週間
オーパさんで搬出してからもう一週間!その日は表参道の前に神保町(あちこち大忙しの大野さんの挿絵展)と根津(秋山祐徳太子・美濃瓢吾二人展)に寄りました。まるで違う時代を移動しているよう。雨の根津と蚊取り線香のにおいと美濃さんの絵がよく似合って、頭の中も随分前に遡ります。知り合いになったきっかけを思い起こすと、浅草木馬館とかイカ天とかタモリ倶楽部とか出てきて懐かしい。私はそれを近いような遠いようなところから見ていただけだけれど、そこに美濃さんがいたのだ、飄々と。
・・・そうだ、岡本さんの電車や駅の版画、タモリ倶楽部でやればいいのに。四ツ谷駅全景という大作も作られていて、全景の一部を拡大したものが四ツ谷駅に設置されているそうです。
さて、夏の版画、秋の版画、冬の版画とは、新しい展示の企画があるわけではなく、頒布作品、FPの表紙、年賀状なのですが、いろいろ試しながらなのでサイズは小さいのに結構苦戦。でも、思い出すたびに「東京公演が先だったらなあ・・・」と目頭を押さえずにいられなかった今年のダンダンブエノがもうすぐなので、がんばる。

根津駅は金魚を飼っていた。
2007年07月12日
終了しました。
時期が時期ではありますが、最後もきっちり雨でした。オーパギャラリーさんでのグループ展、「暑中に涼あり 五人の心の窓からふく風は…」は無事終了いたしました。
最終日夕方、笑顔で帰られるお客さまを、他の作家さんやギャラリーの方とともに見送っていたら、なんだかとても幸せな気持ちになりました。皆さま、どうもありがとうございました!これからまたたくさん版画作ります。
「花で睡る」ですが、ギャラリー宛に届いたある方からのお手紙で、「涼味直結。銀座あけぼのの水まんじゅう」になりました。怒らないでくださいね、という前置きがあったのですが、こういうの、とても嬉しいです。
2007年07月08日
花で睡る
今月の一品「花で睡る」は、今回のグループ展の案内はがきに使った版画です。最初は鶏頭の花にしようと思ったのですが、やっぱり空想の花になってしまいました。あぁ、ふわふわの花の上ってどんななんだろう。そういえば「鶏頭の花」って子供の頃は「毛糸の花」だと思ってたっけ。わっ、寝苦しいな、「暑中に涼あり」なのに。
オーパさんには同級生やら知り合いやら、足利の友達も足を運んでくれたそうで嬉しいです。感想の葉書などもいただきました。会場に居られなくて申し訳ないです。
さて、版画のことで何かとお世話になっているパキラさんが、今、多肉の展示販売をされてます。パキラさんの寄せ植え、とっても素敵なんです。いろんな工夫が満載で植物にもそれを手にするお客さまへの心配りも素晴らしくて。オープン2日目で大分品薄になってしまったようですが、追加制作をするそうです。 パキラさんのブログで写真もたくさん見られますよ。ほんと素敵。
2007年07月04日
ここ数日
今月は新しいのを最低7点作る。そのうちのまだ何も浮かんでいない6点のアイデアを練ってます、練ってます、練ってます・・・・・・ハッ!今私寝てたかも。今日中にラフができるだろうか。
先週日曜日は「TAO Ⅳ ルンビニ園アートグループ展」の最終日、地元の「ギャラリーさかにし」さんに行ってきました。刺しゅうの作品に特に心惹かれました。ずっと見ていたい感じ。欲しい。帰り道、布地やら何やらこまごまとした買い物をして、夜は友達のバンドのライブ。「ここでもやるよ」と今後の活動予定をいろいろ教えてもらいました。その後は友達の友達がやっている創作タイ料理のお店「チャトゥチャックヌードル」に。美味しかった!いろんな年齢層のお客様がいましたよ。日替わりワンコイン弁当(電話で注文)なんてのも始めたそうです。みんな頑張ってるなあ。それに楽しそう。寝る前に、早速買ってきた布を裁断。グループ展のグッズ作りで、また手芸熱が上がってしまったんだよぅ。これからしばらくお裁縫箱は封印ですが、すぐに取り掛かれるように準備しておくのも好きだったりするのです。
しかし・・・翌日は昼過ぎから天井がぐるぐる廻ってぐだぐだになってしまいました。ちょっと欲張りすぎたかも。急に活動的になったらこの有様だ。時間になればいつもどおりお腹は空いたし、もう落ち着いてきたので大丈夫ですが。
ずっと気になっていた多肉の鉢をひとつ植え替え。小さくて軽い鉢に植えたまま、茎がどんどん伸びてその先に出ている葉っぱもどんどん増えて頭でっかちで不安定になったそれを、私は何度倒してしまったことか。でも茎は折れることなく、葉っぱ一枚落ちることなく育っています。丈夫。というか根性があるのだ。ど根性だ。さすが一徹と飛雄馬だ。
栃木県足利市伊勢町1ー2ー1両毛ビル1F
電話0284-43-1939
営業時間 12:00〜15:00・18:00〜22:00(土曜24:00)
水曜定休
2007年06月30日
始まりました。

普段ほとんど家に居るのに、2日歩き回ったので、まだ足の裏が熱くてジンジンしてます。昨日無事、初日を迎えることができました。朝からじとじと~っと湿気が多く、皆さんがそろそろオープニングパーティに出掛けようかという時間になって雨。雨男、雨女は誰だ?・・・私だ。
大野さんの人気は相変わらずで、そんなお天気にもかかわらず、お客様が続々と足を運んでくださり、7時近くに雨が上がるまでは全員がギャラリーの中にぎゅうぎゅう詰め。暑かったですね~。皆様、どうもありがとうございました。
昨年はオープニングを欠席したので、久々にお会いできた方もいて、どうしてるかなあと思っていた友人も来てくれて、私だけ家が特に遠いので早めに失礼しましたが、参加できてよかったです。あと私が行けるのは、残念ながらやはり最終日だけになりそうですが、よろしくお願いします。(まりちゃん、いつも宣伝してくれてありがとう!)
「くるくる紙芝居友の会」会長の中本さんがまた面白グッズを持参してました。柄の部分が長~く伸びるフォーク。混んでいてテーブルに近づけないときでも食べ物を確保できる。東急ハンズにあるんだそうです。遠くから上手にかまぼこ刺して食べてらっしゃいました。テーブルに近づけるのに。へんなのー。
一昨年の初日も、じとじと~っとした暑い日でした。奇跡からもう2年です。
2007年06月28日
明日初日
そうそう、今回出したグッズです。刺しゅうものは・・・きんちゃく、ピンクッション、髪をまとめるゴム、マグネット。消しゴム版画ものは・・・マッチ箱入り消しゴムハンコ、シール、おすそわけ袋、暑中見舞いカード、アクセサリー、マグネット。あとは印刷の一筆箋とカードです。手作りのものは色や絵柄を変えました。こうしてみるとたくさんありそうですが、みんなちょっとずつなんです。
今日、搬入作業に行って来ました。暑くて、ギャラリーに着いた時点でバテ気味でしたが、オーナーの素晴らしい段取りと手際の良さにつられて、あっという間に完了しました。16点はちょっと多すぎたかしら・・・。皆さんの作品の雰囲気、昨年と随分変わった気がします。お近くにお出掛けの際は、ぜひお立ち寄りください。私は今のところ、初日の11時〜お昼頃までと夕方5時〜7時、最終日の3時〜5時、時間は多少前後するかと思いますが、ギャラリーに居る予定です。
初日は明日だ!
2007年06月25日
もう一息

グループ展を前にとっ散らかってますが、かわいいものシリーズ。 なっちんがまだ小さい頃、折り紙で作ってくれた一品。幼稚園で教わったとか。この顔を見るたびにほのぼの。そしてちょっと悲しい気持ち。私の好きなかわいいものは、いつもちょっとだけ悲しい。
でもそれはきっと 私の心が悲しくさせているのね~♪
・・・版画の題名がなかなか決められません。付けてはみたものの、次の日になるとなんか違う気がしたり、同時に二つ浮かんだり。迷うってことは、調子が悪いのかも知れない。でも版画を見ているうちにストーリーが展開してしまうせいだとすると、調子が良いのかも知れない。
額装し、こうして揃ってみると、あらら・・・。まったく意識してなかった共通点が見つかって苦笑。でも、それはそれで良し。あともう一息です。
足軽先生のおかげで「歴史ブランニューデイ」が頭をぐるぐるしてます、シシトウを収穫してみたいです。
2007年06月17日
現実復帰

ニッチモさん の消しゴムハンコです。ハンコは4つに分かれていて、一緒でもバラバラでも使えるようにというご依頼で、いただいたモチーフをデザインしてまとめてみました。早速使っていただいているようで嬉しい。
消しゴムは、久々に消しゴム版画専用の「はんけしくん」を使いました。やっぱり彫りやすいです。ハガキサイズなので、ちょっとやってみるだけには大きいかも知れないけれど、これから消しゴムハンコを作ってみようという方は、これを使った方がいいかも知れません。楽しくなって、あっという間に使い切ってしまうかも。
・・・昨日「痩せた?」と訊かれたけれど、そんなことはあるまい。寝る前にポチ食べたりしてる私にかぎって。今日はグループ展に出品する白黒版画2点を摺りました。
2007年06月13日
現実逃避

封を切ってはみたけれど
もう一度閉じた昨日
「ごめんね」と涙ひとつぶ
こうするしかなかった今日
ラララ もう二度と会えないけれど
今 まだ私の中に
甘くせつない思い出に変わる~♪
・・・かわい過ぎるお菓子も考えものですわ。食べたけど。(泣)
ああもう、こんなこと書いてる場合じゃないのにぃ。(泣)
2007年06月12日
むむむ

むむむ、これは困った・・・。
2007年06月11日
無頼の遊戯
群馬県立館林美術館 に行ってきました。「生誕100年鶴岡政男展〜無頼の遊戯〜」。無頼の遊戯ですよ。表の看板でこのサブタイトル?を見たとき、かっこ好すぎてちょっと笑ってしまいました。私が見に行きたいと思うのはこんな人ばかりじゃないか。
鶴岡さんの絵は今までも何点か見たことありましたが、それは鶴岡さんのほんのほんの一部分、まさに目まぐるしい画風の変貌ぶりでした。胸がざわざわするような色づかい。作品に添えられた説明も丁寧。(まずはこういうのを読まないで見るというのもいいのですが)とても見ごたえがありました。パステルで描かれた絵が特に好きでした。
この美術館は建物も周りも広々として、今度来るときはのんびり散策してみようといつも思うのだけれど、今回も絵を見るだけで時間がなくなってしまいました。うまくいかないこともいろいろあって、全く違う気分転換も考えたけれど、結局、美術館で絵を見たことが何よりでした。
2007年05月29日
犬は鎖に
「犬は鎖につなぐべからず〜岸田國士一幕劇コレクション〜」。何か特別なことが起こるわけではないのに面白いとは・・・と興味津々でしたが、いろんな「そこはかとない」ものが漂い、淡々としているようで、すごい密度。美しい言葉のやり取りから、複雑な気持ちのやり取りが伝わってくる、とても素敵なお芝居でした。・・・なぁんて、あまりさらりと書いてしまうのももったいないような。ふわふわと頭の中にとっておきたい気分。すごいな、お芝居を作るって。あ!「家守綺譚」のお芝居を作って欲しいです、この皆さんで。
テレビから渋さ知らズの曲が流れてきたと思ったら「サンテ40」のCMでした。あの曲、耳に残るのよねぇ。まだグルグルしてます。
2007年05月24日
多肉日記5

成長したら根元が空いてきたので、ちょっと置いてみました。アンリ・ルソーな感じ?明子姉ちゃんではありません。空き缶に麻ひもを巻いた鉢を作ったり、針金と木でイスを作ったり。自分も小さくなってイスに腰掛けてみたり。疲れたら、またここに休憩に来よう。
2007年05月22日
多肉日記4

少し前、念願の寄せ植えをしてみました。さし穂で作ったので、お弁当を彩りよく詰めるような感覚です。これは一番いろんな種類を詰め込んだ鉢。幕の内弁当ですな。いくつか作ってみた中には、生姜焼きときんぴらごぼうみたいな地味な鉢もあります。シワシワと元気がなくなってきたのもあって、このままうまく育つのか心配ですが、すぐに根が出る虹の玉、朧月、ブロンズ姫などは成長が始まっています。なんとたくましいことよ。
2007年05月17日
富太郎さん

結局、FPジャーナルの表紙や頒布作品も含め彫った板は11枚になり、表紙の版画を最優先に、摺りに入りました。この表紙用版画だけは何があってもできていないとな。早め早めに。来月はグループ展と頒布会があるから、もっと早く準備した方がいいな。なんだか「早め亭」みたいだな。
先週末、地元で毎年行われている「緑化まつり」に行ってみました。目当てはもちろん「多肉植物」。小さな女の子が、ぷくぷくの葉っぱを不思議そうにそ~っと触っていたのがかわいかったです。触りたくなるよね、わかるわかる。残念ながら少ししかありませんでしたが、また買ってしまいました。隣にいたお客さんに、「それ、増えるよ~」と声を掛けられたからつい・・・。買うたびに言い訳することもないのですが。真剣に選んでいたら「かしわせさん」と声を掛けられ、振り向いたらいつもここを見てくれているイラストレーターのいしいさんだったので、そのときの私の状況が説明不要で通じて、ちょっとおもしろ恥ずかしい気分でした。そのあとは広瀬さんが個展をやられている石井画廊さんへ。広瀬さん、ギャラリーの石井さんといろいろお話できて楽しかったです。作りたいと思っているものはどんどん形にしないとだめですね。広瀬さんの個展は今度の日曜日、20日までです。
写真は花が咲いた朧月。朧月の花はそう珍しくないですが、「ここから来るか」ってとこから茎が出てくるので、やっぱり私にはヘンテコちゃんです。
そして最近気になる人、それは牧野富太郎。ラジオで「植物を愛した男~没後50年 植物学者・牧野富太郎の世界~」というのをやっていて、とても面白かったので。山本一力さんといとうせいこうさんのお話でさらに興味深く、交流のあった方々のお話はみな味わい深く。真面目なお話なのに笑ってしまった。あまりにすごいと、感心を通り越して笑ってしまうものです。
2007年05月06日
澄生さん

5月4日、「今日、みどりの日は・・・」とテレビから聞こえてきてドキッとしました。もちろん私の作ったカレンダーも4月29日は「昭和の日」、5月4日は「みどりの日」になっているに決まってるんだけれど。何度見直してもまた確認せずにはいられない、心配性の私です。
それとは全く関係ないのですが、カレンダーのことでメールをいただいたのがきっかけで、先日、素敵なお店に行くことができました。「ばんな寺」の北にある、「美香月庵」さんです。食材にも調味料にも心が配られたやさしいメニュー。涼しい風が通る蔵の2階で、とてもゆったりとした気持ちで食事をすることができました。カレンダーはお店で使っていただけるそうで、とても嬉しいです。
そのあとは龍泉寺ほほえみ美術館の「若冲と應擧」へ。本堂に展示されているので、仏像や天蓋、曼荼羅などにも惹かれつつ見て参りました。伊藤若冲、円山應擧、池大雅、谷文晁、小杉放庵、小川芋銭、下村観山、横山大観・・・まだまだたくさん続きます。有名な人ばっかりだ。「なんでも鑑定団」という声があちこちから聞こえてきておりました。ガラスに覆われることなく、絹の布目までわかるくらい近くで見ることができる作品がたくさんあり、風景の絵の中いる小さな人物の素朴な表情を見るのが好きな私はぐ~っと近づいて、いいお顔、面白顔、たくさん見つけました。あとは余白。余白絶妙。川上澄生の版画もありました。多分、澄生自身が表紙を作り、糸で綴じた手作りの本。私は澄生さんのそういうところが好きです。最初に出合った版画が川上澄生だったから、私は見るだけでなく、作ってみようと思えたのではないかと思います。ありがとう、澄生さん。
境内の藤が満開で、とてもいいにおいでした。
2007年05月05日
多肉日記3

ブロンズ姫は「あばれやすい」と本に書いてありました。園芸の世界ではあちこちに乱れるのをあばれるというのか。健気でおてんばな姫に訂正です。これは日陰で水もたっぷり与えられた姫を救うため、近くのホームセンターで買ってきて(安くなっていたので)、さし穂や葉ざしをしたあと残ったやつ。地面と平行にあばれていた部分を垂直に植え替えておきました。自分の伸びるべき方向が急に変わって戸惑ったかも知れませんが、残した葉っぱのところから新しい芽が出てムクムクと成長し、面白い形になりました。むむ、これはまるで夜空を見上げる一徹と飛雄馬。では照明を落として、そうだ、明子も入れてっと。あは、相当どうでもいいことを考えとるね私は。
近くの公園で、子供達がやらかいバットとボールで野球ごっこみたいのをしていたのですよ。特に気にも掛けず通り過ぎたのですが、「次行くぞ!大リーグボール3号!」という声が聞こえてきて、思わず振り返ってしまいました。巨人の星は永久に不滅なのですね。昔のアニメって、飛雄馬が目をメラメラさせて振りかぶったまま、丈と力石のクロスカウンターが入ったまま、一週間待たなければならなかったけれど、それで想像力や忍耐力が少しは養われたってこと、ないかなあ。
2007年05月01日
多肉日記2

また多肉のことを書きます。左の写真は「虹の玉」。この写真は大分前に撮ったので紅葉しています。緑だったのが秋から徐々に赤くなり、暖かくなるとまた緑色になるのです。うまく育てれば赤を多く残したまま、また秋を迎えることもできるようです。(全身がこんな怪獣か怪人がいませんでしたっけ、名前が思い出せないのですが)右は路地などに群生しているのも見かける「朧月」。今は小さなかわいらしい花が咲いてます。両方とも葉ざしが容易で、これもちびっ子が増えてますが、やっぱりなかなか大きくならないのです。朧月は、何者の仕業なのか、かじられたように葉がちぎれていたことがあって、ちぎれた破片も近くに落ちていました。味はもうひとつのようです。あとは「月兎耳」「火祭」「新玉つづり」「星の王子」「南十字星」「黄麗」名前がわからないのも(ちゃんと調べてないだけ)いくつかあります。この辺で手に入りやすいものの中から、増やしやすく、かわいくて色や形が重ならないものを選んでいるのですが、植物とも思えないような多肉植物もいっぱいあります。寄せ植えの写真を載せられる日は来るでしょうか。でもって個展のとき会場にさりげなく添えたりして。その前に展示する版画を作らなければならないわけですが・・・。多肉植物の版画もいつか作るかも知れないけれど、実際に触れているときは、そういうこととはまったく違うことを考えているので、それがいいのです。
広瀬孝志さんが足利で個展を開催されます。フラワーパークの藤も見事だけれど、広瀬さんの藤も満開、素晴らしいです!
2007年04月30日
行けたり行けなかったり
「美の巨人たち」は視聴者プレゼントも見逃せない。応募したことはないけれど、毎回「おっ!いいな」と思います。他にも「美の壺」とか「新日曜美術館」とか、じっくり見たい番組ですが、録画するとかえってなかなか見られないし、じ〜っと見てるといつの間にか眠っている。そして決まって最後の方で目が覚める。手を動かしていればいいのだけれど、そうすると大事な場面を見逃す。テレビの前に座ったまま、あまり手元を見ないでできる作業は何かないだろうか。さやえんどうのスジを取るようなの。
さて先日、川下直広トリオのライブに行きました。足利「屋根裏」。去年皆さんが来られたのは夏だったかな。川下直広(sax.)、不破大輔(b.)、岡村太(dr.)。地元のマツ(per.)も加わって、素晴らしくかっちょいい演奏でした。もう10年くらい前になりますか、足利に「オペラコミック」があった頃は、今回の皆さんをはじめとして、いろんなかっちょいい演奏を聴くことができて、私も誰にも頼まれないのにポスターなどせっせと作り、お店に貼ってもらったりしたものです。ジャズとかまったく詳しくないのですが、うねうねドカドカぶぼ〜ギュイ〜ンみたいなのになんか惹かれてしまうのです。今度機会があったらせめてライブの前にここでお知らせしよっと。BECCANさんも来られてたので、ライブの詳細はそちらを見ていただこうと思ったのですが、素晴らしい演奏とお酒に酔いしれ過ぎていたみたい・・・でもちゃんと写真を撮ってライブの次の日に更新していてさすがです。
行けなかったのは上野広小路亭。近くて遠く、遠くて近い、もしかして行けたんじゃないかと思わせるこの距離がせつない。「今回も反省点ばかり」などと聞くと、うまくいったのと同じくらい行けばよかったと思ってしまいます。まだ2回しか見てないのに。
さあ、次の新作5点も版木両面使用で7枚になりました。彫りは彫りの集中力が必要ですが、摺りとは違い途中でも手が離せるので、散歩くらいはしたいです。
どうやらMちゃんのことを書いたのがMちゃんにばれたようだ。
2007年04月25日
なんとか完成
スパムトラバが異常に多いので、どうしたものかとずっと考えていたのですが、結局トラバの受付を全部外すことにしました。今までトラバを送ってくださった皆さま、どうもありがとうございました。さらに、原因はわからないのですが他にも影響が出てしまっていたようで、らせん堂全体にここ数日お見苦しい箇所があったかと思います。申し訳ありませんでした。広報部長にも大分面倒を掛けてしまった。ごめんなさいね。身体大事にしてください。
今回の新作5点の摺りは特にいろいろ迷って、いつもだったら遅くても9時頃には方向が定まってくるところを日付が変わっても定まらず・・・というものばかりでした。「なっちゃん」飲みました。私は疲れるとなぜか無性にオレンジジュースが飲みたくなるのです。
なんとか出来上がったので、昨日は作業を休むことにして昼間から出掛けてみると・・・山がきれいだ〜!いつの間にこんなに緑に!そうだよなあ。もうすぐ5月だもの。そして、久々に会ったかわいいMちゃんは前歯の差し歯が取れてこれから歯医者に行くと。かわいい子は歯が無くてもかわいいのでした。多肉の様子も見ながら、明日からまた次の新作5点に取り掛かります。あとニッチモさんのハンコのデザインも。具体的なモチーフがありつつも自由でいいとは、合作みたいで楽しいです。
2007年04月24日
多肉日記1

静かになりました。選挙カーが通るたびに「あんなことあったな~、こんなこともあったっけな~」と外で働いていたときのことが走馬灯のように頭に浮かんでは消え、消えては浮かび、たくさんの人のことが思い出されて、車が通り過ぎても頭の中がしばらく賑やかでしかたなかったのです。
そうそう選挙で思い出しましたが、「あなた、ギター持って投票に来たことあるよね」と言われたことが。「人違いではないか」とお答えしたのですが、相手の方が「絶対あなただ」と言うので、まるで覚えはないのだけれどそう言われると、100%自分ではないとも言い切れないような気がしたものです。なんか今、渡り鳥みたいな映像が浮かんでしまいました。「そうだ、選挙に行かねば」と帰って来る、自由と社会性を併せ持つ渡り鳥。
こんなことを書こうと思っていたのではないのです。多肉植物です。何年か前、いとうせいこうさんの「ボタニカルライフ」を読みベランダ園芸に心動かされ、「趣味の園芸」で柳生真吾さんの多肉植物の寄せ植えに心惹かれ、育てるならこれがいい・・・と思いながら長いことただただ本だけを見て空想していたのですが、昨年から徐々に増えてます。水も肥料も少ない方がよく、気をつけるのはよく日に当てることくらい。でも、買った当初は気になって何かと世話を焼いてみたいではありませんか。それなのに水やりもできずただただ見てるだけなんてと思い、憧れの寄せ植えを目指して、とにかく積極的に増やそうと葉ざしをしておきました。これ「ブロンズ姫」といいます。なかなか大きくなりません。おやゆび姫です。このままでもミニチュアみたいでかわいいけれど、今までが成長の季節ではなかったので、きっとこれから大きくなると思われます。でもほったらかしにしてるだけなのに、花びらのような葉っぱ一枚からここまでになったと思うと、健気な姫です。
2007年04月12日
今年度もやってます。
先日、久々に彫刻刀で流血しました。小学生の頃痛い思いをしたというお客様に「切れ味の良くない彫刻刀の方が無駄な力が入って危ないんですよ」などとお話ししたりすることあるのですが、切れ味の良い彫刻刀は切れるわ。あーびっくりした。それにしてもどうしたことか・・・もう3点くらいは新作ができていてもいいのにな。とりあえず作品5点を固めて版木は両面使用で7枚。やっと彫り終わりました。で、これを摺る前に「FPジャーナル」の表紙用版画に取り掛かったところです。3年目となります今年度も引き続き担当させていただいてます。(こちら)月刊ですので、月が変わったら見てみてくださいね。図書館の雑誌のコーナーに置いてあるの、最近気づいたのですが、なんだか知り合いの人にばったり会ったような気分でした。
さてそんな中、「空飛ぶ雲の上団子郎一座・キネマ作戦」以来のシアターアプルで「レミゼラブ・ル」を見てきました。電車の窓から見える桜は、東京に近づくにつれ、だんだん茶色になり、緑になり、東京はそんなに遠くはないけれどやっぱり近くもなく、いろんな見たいものをあきらめてばかりですが、あきらめなくてよかったです。折りしも4月8日、花祭り。お釈迦様のお導きだったのか。ちがうなこれは。ひとりで見たから分かち合える人もなく、何か書きたいのだけれどむずかし〜。頭の中ではボレロが鳴り始めています。ポカンとしてしまったり、気持ち悪かったり、悲しくなったり、じ〜んとしたり、恐ろしかったり、考えさせられたり、「レ・ミゼラブル」だったり。それが様々な種類の笑いを誘いながら次々に来て、バラバラなようでいて繋がっていて。人は誰でも結構いろんなおかしなことをいつも何かしら考えたり想像したりしていて、でもそれを目に見えるものにするのとしないのとでは大変な差だ、というようなことを最近友達と話したばかりですが、また凄いものを形にしてくれたものです。そしてあの声であの笑顔で歌も上手くて、でもかなりきわどい、というか、きわどさひとしおな、最後まであんな人だったのに突き放して見ることができない、素晴らしい廣川さんのジャン・バルジャンでした。
2007年03月30日
消しゴムハンコ
かつてない賑わいの3月の「らせん堂」です。皆さまありがとうございます。パキラさんが私の消しゴムハンコを記事にしてくださいました。どんな作りになっているのかも私の写真より100倍伝わります。さすがですね〜。偶然同じ日に、ハンドメイドをしているお友達のニッチモさん もハンコ関係の記事を書いてくれました。どんなアイデアが届くのか楽しみ。
作ったものを使っていただくというありがたさをしみじみ想う、桜咲く春の一日です。
2007年03月22日
ふわとろ
お知らせが遅くなりましたが、 taishihoさんが宇都宮で個展を開催中です。自然をモチーフにした作品の数々。どれも美しく、そして幻想的です。
私はというと、空想温泉から無事戻り、浮かんだアイデアを版画の下絵に起こす作業をしています。どんな風に完成するのか見たいなあ・・・なんて思いながら、鉛筆で大まかに何点でも描けるだけ描き、その中で一番見たいものから、その先の作業を進める、ここ数年はそんな風にやってます。でも、ふわふわで固まらないままの、作りにくそ〜なものほど見たいんです。ああ。でも今、頭に浮かんだのは、コンビニのとろとろの杏仁豆腐のことです。ああ・・・。
2007年03月18日
ミューズさんに行ってきました。

昨日、前橋のアートギャラリーミューズさんへ行ってきました。「小さな展覧会」なのですが・・・ギャラリーの壁の殆んどが私の版画でうまっているではありませんか。どの方向から写真を撮っても私の版画がたくさん写ります。古い作品の前では、それを作った頃を思い出し、う~ん・・・言葉にするのは難しいですが、思うところも多かったです。あの頃はあったけれど今は無い、あの頃は無かったけれど今はある、あの頃あってずっとある、そんなことかな。そしてなぜか、これ、私のこの手が作ってるんだよなあ・・・なんて。ギャラリーの方からお客さまの言葉をいろいろ伺い、そのひとつひとつから、私の作ったものを大切にしていただいているのが伝わって、ありがたい気持ちでいっぱいです。何枚もの版画を作っても、それがあるとき、たくさんの中から選んでいただいた大切な一枚になるのですね。気持ちを込めて丁寧に、この手でこれからも作っていきたいです。
帰りは園芸店でまたヘンテコを仕入れ、夜は足利に戻り、一緒に行ってくれた友達(私より早く甚様と知り合ったらしいよ)と久々にゆっくりご飯を食べました。こちらもお友達(と言っていいかしら?)がやっている「マーケット112」。どれも全部美味しかった!
さあ、また作ろう作ろう。でも・・・温泉もいいな~。
2007年03月15日
あきら展終了しました。

ITO-YAの7階まで階段で一気に昇ったら卒倒しそうになりました。やや貧血気味な上に、花粉症でマスクをしていたのが余計いけなかったみたいです。そして見てきた、ジャニーズJr.。芦原すなお氏原作、大林宣彦監督で映画にもなった青春デンデケデケデケの舞台です。この人たちはこの舞台で、実際に目に見えるような成長を毎日してるんだろうなあ。まぶしい~。寺内先生の役どころは、小説、映画、舞台と微妙に変わるのだけれど、どれも印象的。今回も楽しくて、ちょっと変わっていて、大切なことを丁寧にたくさん伝えていました。隣の席の女の子たちが、岡下君が何かするたびに何度でもため息混じりに「かわいい~」とつぶやくので(確かにかわいい)、寺内先生が出てきたら私も「すてき~」とつぶやいてみたかったけれど、もちろんそんなことはしないで心でつぶやく。でもこんな機会はそうそうないので最後のライブでは一緒にノリノリに。青春デンデケデケデケと聞くと、内容とはまったく関係ないのだけれど決まってよみがえる、懐かしくてほろ苦い古い思い出、これからはこの日見たデンデケの方を一番に思い出すだろうな。
それから一路、柏市のギャラリーあきらさんへ。ギャラリーへ入ったらすぐに、私の作ったグッズを身につけてくださっているお客さまが声を掛けてくれて嬉しかったです。地元の作家である大野さん、中津川さんには特にお世話になりました。紙のことや摺りのこと、他にもいろいろお話できて、やっぱり行ってよかったです。なんだか素直に、私も頑張ろう!と思えた一日でした。あきら展は無事終わり、戻ったダンボールは少し軽くなっていました。皆さまどうもありがとうございました。
ここのところあまりにも集中力がなくなっているので、この日は新作のアイデアを11個出そうと決めて電車に乗ってみました。なんとか往路7個、復路4個。これに今までつらつら考えていた19個を加えて30個。30個から30点の新作ができるわけではなく、まだふわふわで形になるのかもわからないけれど、新しい入り口にはたどり着いた気がします。これからまたひとつひとつやってみます。
ところで、上野東照宮に一緒に行った友達とは別の友達から「甚五郎のおかみさんなんて100年早いんだよ!あたいの方がずーっと前から知ってるんだ」とのメールが。ライバルが出現するとは。話を止める人が誰もいないのである。
2007年03月09日
上野日記

またお雛様の写真を一番上に出したままにしてしまった。しまわないと、一応ね。
さてと。
もう先々週の金曜日になるのかぁ。友人も出品している仮面展をオーパギャラリーさんで見てから、雨の表参道を散策。風雨になると予想されていた時刻には雨はすっかり止んでいて、講談師の神田松鯉さんが新聞に連載している「旅行けば江戸気分」を見て気になっていた、左甚五郎作の水呑み竜を見るために上野東照宮に向かいました。この龍、かつては不忍池に水を飲みに行っていたらしいです。甚五郎さんの作ったものは、みんな命が宿ってしまう。かっこいいな棟梁。もう甚五郎様とお呼びしたい。いっそ甚様にしようか。左利きなのかと思っていたら、講談には、腕前を妬まれて右腕を切り落とされたという話があるそうですね。(ひえ~)上野公園は、まだ静かに力をためているたくさんの桜に混ざって早咲きの桜がぽつぽつ。公園内の美術館には何度か足を運んでいますが、東照宮は初めてです。立派な石灯籠に囲まれた参道に入り、唐門にたどり着くと、そこに見事な龍が。中に入ると(ここからは拝観料200円が必要です)拝殿や透塀、門の裏側、いたるところに彫刻があります。とにかく同じものがないので、ひとつひとつ見ていくと、そのひとつひとつが凝っている。日光東照宮の彫刻は極彩色、こちらは色が少ないと思ったら、国の予算がなくて透塀などが下地の漆塗りの状態で留めてあるのだとか。でもその状態がまた、木を彫ったものであることを生々しく伝えて、鑿や小槌を振るう音が聴こえて来るようです。当時どのような工程で作業が進められたのかはわかりませんが、花を彫るのが得意、動物が得意、水の表現が得意、斬新な構図を生み出すのが得意なんて、いろんな得意分野を持った大勢の職人さんが力を合わせ、また競い合って、技も発想もより素晴らしいものになっていったのではないかと思います。そして甚五郎のおかみさんの私(前世)は、見よう見まねで小さいものをこしらえて、かんざしや帯留めなんかに仕立てていたのです。甚様には内緒で。一緒にいた友達は私のことを、おかみさんではなく弟子だったと思う、と言ってましたが、非常に光栄なようなちょっと悲しいような。おかみさんじゃあいけないのかい?この話にはまだまだ続きがあり、波乱の展開も待っているのですがあまりにもバカバカしいので止めておきます。甚五郎さんが出てくるとなぜか想像が膨らみ過ぎます。いつものことか。
次の目的地は上野広小路亭。こちらはひとりの人から、今、まさに生々しく作られていくものを目の前で見る面白さがありました。時々ふと自分も作っているような気持ちになるのは、自分の頭の中でも人物像や場面を作っているからなのでしょうか。同じものはもう二度と作れないし見ることもできない。なんて儚くてスリリング。足利に戻り渡良瀬川を越えたら、なんだか夢を見ていたような気分になりました。見たこともない場所、場面がくるくる変わって、なんでこの人が?という人が次々出てきて、でも自分は自分のままでそこにいて、目が覚めてもはっきり思い出せる夢を見ることがあるけれど、そんな楽しい夢。
国際こども図書館は今回駆け足だったので、後でまたゆっくり行こうと思います。館内にあるカフェテリアにも興味津々なのです。クリームソーダ260円、ホットケーキ270円とかね。
ほぼ日テレビガイド 、相変わらずくだらないなあもう。面白い。
写真は将軍ではなく、たった今、ぬ~んと顔を出したような東照宮の鯰さんです。
2007年03月03日
2か所で展示があります。

ひなまつりです。ずっと前に作った「猫豆びな」、マッチ箱の半分くらいの大きさです。収納楽々、紛失注意。きょうの料理では「お花ずし」を作ってました。切り口が花や顔になっている海苔巻き、前々から一度作ってみたいと思っているのです。後で細く伸ばす飴よりはイメージどおりできそうな気がするし、へなちょこになったらなったで笑えるかも。みんなで作ったら楽しそう。高校の調理実習で太巻きずし作ったとき、「これ、誰がつくったのっ!」と先生が。怒られるのかと思ったらすごく褒められました。(ただ力任せにぎゅうぎゅう巻いただけ)厳しい先生だったので、今でも憶えています。・・・そんなこともあって、多分、お花ずしもそこそこいけるんじゃないかと。「お弁当作ってきたの~」と言って包みを開いたら似顔絵お花ずし。怖い?
さて今日から、毎年参加させていただいている千葉県柏市のギャラリーあきらさんでのグループ展、「あきら展」が始まりました。そして急遽5日から、群馬県前橋市のアートギャラリーミューズさんが「小さな展覧会」という個展をやってくださることになりました。ギャラリー全体を使うのではないけれど、私のように小さなものが多い人の作品を紹介する、新しい企画だそうです。ミューズさんには何年か前から少しずつ作品を委託していて、今回はその中からギャラリーのかたが選んで展示してくださいます。どんなものが並ぶのか。10年前の作品も預けたままです。古いものばかりではなんなので、近作を少し摺り増ししました。グッズも、あきらさんへ送るものミューズさんへ送るもの、それぞれ追加で作りました。ギャラリーに送るにあたり、なるべくコンパクトかつ安全にダンボールに収めようと毎回苦心しますが、空間把握能力が向上したのか今回はキッチリ。(ほんとは何度もやり直し)無事に両方のギャラリーに発送できました。戻ってきたときはガラガラスキスキになっていると良いのですが。
2007年02月22日
開花

オブツーサさん、こんな小さな花を咲かせました。この茎はどこまで伸びるのでしょうか。鉢の直径は6センチです。この前、上からバサッと物を落としてしまい慌てましたが、恐る恐る見てみると何もなかったようにピヨ~ンともとに戻りました。形状記憶型ですか。
さて私はといえば・・・ああ、やることがいっぱいです。粘土を丸めたり、ポンちゃんに綿をギュウギュウ詰めたり、お皿に絵を描いたり、もちろん版画もやってます。ここ数日は摺りです。疲れたので、ちょっとそらみみを書いてみたり、忙しいときほど丁寧に!と、自分に言い聞かせてみたりしています。オブツーサさんの蕾が開く前に、他の植物の写真も順々に載せようと思っていたのに・・・今月もあまり更新できませんでした。明日は雨のようですが都会でパワーを充電し、帰ったらまた作ります。
2007年02月09日
ヘンテコ

トゲトゲサボテンの隣にあったやつです。ハオルチア属オブツーサ。いろんな種類があるようです。半透明で、つうっと一本だけ出た茎の先に蕾がついてます。
とても眠いです。まだ夜の8時です。これから彫りをやります。思い起こせば、兼業のときは彫刻刀を持ったまま眠ってしまうこともありました。それで驚いたことに、ハッと目覚めたら目の前に見たこともない不思議なものが彫れているのです。うそに決まってます。だったら面白いのになという話です。
2007年02月05日
浅草百景
浅草松屋のギャラリーで「長谷川清の浅草百景」というのを偶然見ました。10時になったばかりで、まだ急いで行くところもないしな〜なんてフラフラしていたら・・・あんなところにギャラリーがあるなんて知らなかった。台車に荷物を積んだ人や店員さんが足早に通り抜けて行きます。色鉛筆で風景をスケッチというので、サラッとしたものを勝手に想像していたら、濃密で色があふれていてどことなくユーモラス。とても好きな感じで何度もグルグルしてしまいました。どれか1枚買おうかと思ったくらい。買えばよかったかも。検索してみたら何も情報が得られませんでしたが、またどこかで見られるでしょうか・・・。いただいてきたハガキによると、「路上立ち描き」でその場で仕上げるのがモットーだそうです。心にとどめておけば、いつかばったり会えるかも知れませんね。
2007年02月03日
チョコ
ちょっと他のことをやりながら見た「きょうの料理」、古田新太さんが作っているみたいに聴こえてしょうがありませんでした。陳健一さんだけど。
マッチの搬出に行った月曜日、美術館はどこも休館だし特に行くところもないなあと思っていたのですが、そういえばと気になっていたお店をハシゴして、荷物は重くお財布は軽くなりました。明治製菓がやっている京橋の「100%チョコレートカフェ」にも行ってみました。(そういうとこにもたまには行くのよ)店内で飲んだフロマージュショコラも、買って帰ったコロネも美味しかったです。チョコは56種類。意外と年配の男性のお客さんが多く、「今日は1から15番まで」なんて大人な買い方をしておりました。私はあれこれ迷い、これは間違いないだろうというのより、黒胡椒とかレモンソルトとか、味の想像がつきにくいのを選んでみました。こちらはまだ食べてません。この日は思いがけず楽しい絵を見ることができたり、かわいい本も見つけたのでその辺のこともまた書こうかなと思います。
1月が終わるのをやけに早く感じるのは、お正月が別にあって、そのあと普通の1月が来るような感覚があるのかも知れません。俳句歳時記も春・夏・秋・新年・冬に分かれてたりするし。本当に短い2月も、またあっという間に終わるに違いないです。ああ、なかなか集中できません。節分からまた頑張ります。
2007年02月01日
マッチ展終了

声の高い参謀タイプの人が好きなのりぼうです。石鹸会社の社長さんが柱をバーンと叩いたとき、もの凄いハイトーンシャウトが雷みたいにドーンと落ちてきたのを思い出します。もしかしてそれで私、こんな風になっちゃったのかしら?どんどろはんじゃあ!
さて、マッチ展は無事終わりました。ご来場いただきました皆さま、どうもありがとうございました。会期中は行けなかったのですが、月曜日に搬出に行ってきました。早めの時間に着いたので、まだ来られていない皆さんのマッチを見ることができました。実は送る前に写真を撮っておいたのですが載せる機会を逸しました。今さらとも思いましたが、これからも折に触れて作っていこうと思うので「今回はこんな感じ」ということで。「使い方の例」とシール入で、箱には刺しゅうしたフエルトや古い着物地を貼ってみました。ご自分ではんこを作る参考にと、お買い上げくださった方もいらっしゃいました。ありがたいです。いつか作品を見せてくださいね。
心の中でどんどん大きくなっていることをどうにもしようがないときはどうすればいいのだろう・・・9月の海はクラゲの海~♪なんてモヤモヤ考えたり歌ったりしている間にもやることはいろいろあって、うっかり彫るとこを間違え、色と色の間に隙間ができてしまいました・・・ず~ん。摺ってみるまで全然気づかなんだよ。どんどん大きくなってしまうなぁと思いながらいらない隙間を作る暖冬の一月。でもこの真っ白な空間、別の作品に取り入れてみたら面白いかも。
園芸コーナーでヘンテコな鉢植えに手を伸ばしたら隣のサボテンのトゲが指に刺さって思いのほか痛かったです。ま~たぼんやりしてぇ・・・と思うかもしれませんが鉢がキチキチに置いてあったんですよ。ここはあった方がいいよね、隙間。見るだけにしようと思ったのに、こんな痛い思いをして手にとったのだからしょうがないと思う、と無理やりな理由をつけてその198円のヘンテコちゃんは今ここに。また増えてしまった。池袋の西武の屋上にはヘンテコがたくさんあるらしいですね。さすがに冬は品薄かも知れないから、暖かくなったら行ってみようと思います。
寝る前にじっくり少しずつ読んでいた「家守綺譚」を読み終えました。漂うユーモア、こういうのを「そこはかとなく」というのかな。登場人物が(人物でないものも)みんな魅力的。余韻を残しつつ、でもちゃんと終わる。私もこのお話の中に入って、庭を眺めたり、竹林や湖のそばを歩いたりしてみたいなあ。すぐに行けるところもまた増えてしまった。
2006年12月31日
タワシちゃん

サラリーマンNEOのクリスマススペシャルに小松政夫さんが。小学生のとき見た夢、今でも憶えています。そこにも小松さんは出演されてました。小松さんを見るたびに私はあの夢の一場面を思い出すのです。どんな夢かは書きませんけど。サラリーマン繋がりですが、先日、モロ師岡さんのサラリーマン落語を見に行きました。今回は劇団ダンダンブエノに参加している酒井さんが弟子として初めて出演されるとのことで、今年一緒にダンダンブエノを見に行った友達を誘って「お江戸上野広小路亭」に向かいました。スリッパに履き替えるだけでちょっとドキドキ。モロさんの8歳の娘さんの、たからものばこの話が妙にツボにはまってしまいました。開けると相当ひどい目に合うらしい。でも気になってこっそり開けてみたらいろんな消しゴムが5個入っていたと。これか???みたいな。(私も消しゴム大好きよ)で、その何分か後にはすごく悪い人になって笑わせてくれるモロさん。酒井さんの落語も(モロさんの作った「天狗裁き」)とても面白かったです。酒井さんの新たな挑戦のおかげで、楽しい時間を過ごすことができました。上野広小路だと最終の特急に間に合います。みんな行ったらいいのに。次回は酒井さんだけでなく、数年前から落語にも取り組んでいる風間杜夫さんが出演されるとか。それにモロさんか。すごいメンバーだな。
さてさて、年賀状は出したのだけど、掃除がどうもはかどりません。積み重なった山から、とりあえず保留・・・とまた別の山を作る日々。モノが捨てられないのです。ちょっと出掛けたついでにいそいそとアクリル毛糸なんて買ってるし。(タワシ作ろうと思って)しかもたくさん。早く掃除を終わらせて年明けの仕事も進めておかなければ。毎年恒例となったオーパギャラリーさんのマッチ展は1月12日から始まります。今回も消しゴムはんこ入りマッチを出す予定です。以前個展をやらせていただいた静岡の画楽舎さん、古いものもいろいろ扱っているのですが、閉店になった喫茶店のマッチを大量に譲っていただいたので、今年はとにかく箱がたくさんあります。中身はいくら作っても大丈夫なのです。まま、これはいいとして・・・頭の中をグルグルしているのは今までと違った雰囲気を持った新しい版画のアイデアを12点出すこと。ん~どうしよう、どうしよう、どうしよう。何も進まずタワシばかりが増えてゆく。誰か私を止めて~。よせばいいのに顔まで付けてしまった。汚れたらかわいそうで、使いにくいことこの上ないです。
それでは、今年も本当にありがとうございました。新しい作品を見ていただけるよう、来年も制作に励みます。
皆さま、良い年をお迎えください。
2006年12月13日
ありがとうございました。

「ひだまり」さんでの展示が終わり、もう1週間たってしまいました。お越しいただいた皆さま、励ましや感想をくださった皆さま、告知や展示に協力していただいた皆さま、お店の皆さま、どうもありがとうございました!お座敷での展示は初めてでしたが、ゆったりした気分で寛げて、思わず話が弾んでしまう感じでした。お客様ともお店の方とも今まで以上に親しくなれたような気がします。私はいつもの表紙のお仕事や年賀状のお仕事、カレンダーの発送や配達をする日々に戻り、「ひだまり」さんではもう別の方が展示されています。月日はどんどん流れてゆきますが、皆さまのおかげで大事な思い出がまたひとつ増えました。
写真は前にも載せたことのあるフエルトブローチ。この子がポンちゃんです。今回の人気者でした。(あとカッパのかわぞう君も)とにかく綿をぎゅうぎゅうに詰めるのです。手芸綿っていくらでも入るから不思議・・・っていくらでもは入らないのだけど、こんなには無理だろうと思うとその2倍は確実に入ります。ポンちゃんは夏の「広島平和猫展」でもお買い上げいただいてます。やっぱり来てるね。西から来てる。
2006年11月28日
寄り道

車の中からチラッと見えた黄色があまりにも鮮やかだったのでちょっと寄ってみましたよ、ばんな寺。今年も見事に色づいてました。「大いちょう」の後ろの方も何やらいい感じなので近づいてみると、これがまた色とりどりで美しい!ピンク色まであるのです。しゃがみ込んで見上げるとただただ色に囲まれて、別の世界へ迷い込んでしまったような気分です。
2006年11月27日
お座敷の方へどうぞ

たくさんの中で特に行きたかった展覧会は、そごう美術館の鈴木信太郎(図録は入手)、ちひろ美術館の茂田井武。両方とも終わってしまいました。長い期間やってたのに、だめだなぁ私。
昨日は「ひだまり」さんに行きました。夕方帰ろうと思ったのですが、ちょうど友達が来てくれて、土日限定のグラタンも食べたかったので食事をして帰りました。パスタも美味しいけど、グラタンも美味しいです。会場の写真を撮ってきました。パスタ屋さんにある畳のお部屋に展示しているのです。自分の中だけで今回の展示タイトルをつけました。「版画宴会」。グッズも少し減っています。フエルトブローチの「ポンちゃん」は全部売れていました。来てるのか、ポンちゃん。(3個しか出してないけど)小さいツリーも飾ってみました。オーナメントは消しゴムはんこシールのついたチョコです。
2006年11月21日
とにかく、作ってました。
私のこと憶えているでしょうか。だいぶ、そらみみの更新が滞ってしまいました。朝目覚めたら天井にトンボがいたり、肩に蛾が止まっていたりした秋。なにかのお告げですか。「ブーン」っていってた。「ブーン」て。いろんなことが重なって、これをこっちに持ってきてこれをここへ入れて、とスケジュール帳の矢印が錯綜しています。皆さんからの展覧会の案内はがきも続々と届き、美術館もあちこちで魅力的な企画展をやってますが今のところどこにも行けません。好きな人の書いた文章が無性に読みたいです。ちょっと元気がなくなって、今は少し復活。実際に作品を見たり、いろいろお話を聴くことができたらきっともっと力が湧いてくるに違いないのだけれど。私は少し調子に乗ってる(調子づいてる)くらいがちょうどいいのかも。
さて、9月は何年ぶりかで蔵書票を作り、「作品集」の中の 「蔵書票」のページを久々に更新しました。(一番下にある「風の旅」を追加)一版一色摺りで、裏から手彩色しています。「シャクナゲを入れてください」というご依頼であとは自由でしたが、今年作った版画にはよく旅人が登場しています。自分の分身のようでもあり(分身はどこにでも行けるのよ)、「今頃どこでどうしているのかしら・・・」といろいろ想像しながらこの人の帰りを待っているような気もします。小さいもの好きなので蔵書票の制作は性に合っているかも知れません。10月は、三鷹の「ギャラリー犀」さんで行われた「小さな額絵の大展覧会」というグループ展にも参加しました。小さな小さな作品に皆さん工夫を凝らした額装で勉強になりました。10月は記念品や結婚式の引き出物なども作らせていただきました。大切なことに私の作ったものを選んでいただけたこと、とても嬉しかったです。前回書いた「当分は白黒版画作ります」とは来年のカレンダーの原画のことですが、今回はいつもより細かい彫りの部分が多く、目の前にたまってゆく木屑がまるで粉のようでした。小麦粉と混ぜてクッキーをこしらえました。星の形が7個、ハートの形が8個。端っこを集めて丸めて雪だるまの形が2個できました。これを一口食べたらなんと・・・なんて考えるとこれもまた何か面白いお話ができそうです。かわいい話にも怖い話にもなります。この木屑には想いがこもってますから。そういえば、長くつ下のピッピがクッキーの生地を床で伸ばすのは衝撃的だったな、と、目をショボショボさせながら夜更けにふとラジオのスイッチを入れたら、あがた森魚さんが歌う「大寒町」が流れてきました。せつない心の中に広がる銀河。(銀河にもわりといつでも行けるのよ)ラジオは、久々に聴いてみたいなあと気になっていた曲や子供の頃によく耳にした歌謡曲がふいに流れてきたりします。そうすると、懐かしいというよりどこか新鮮な気持ちになるのです。そういえば昔のデザインや色づかいとかも「新鮮」と表現されることが多いですね。・・・9月からどうしていたのかを書こうと思ったのに話が逸れてきました。調子が出てきたのか?今月は地元足利のパスタの店「ひだまり」さんで個展です。昨日、無事搬入してきました。スペースがあれば・・・と念のため持っていった旧作も、せっかくだからと結局全部展示してきました。グッズはいつもの感じですが、並べてみたら結構ありました。今日火曜日はお店の定休日。明日22日の水曜日から始まります。今回の案内はがきは、お店で作っていただいたものと、自分で作ったものがあるのですが、自分で作った方に脱字発見。うにゃ~。あまり差しさわりのないところだったけれど・・・どうして気づかないのだ。そしてどうして今気づくのだ。カレンダーは大丈夫だろうな・・・。これからはカレンダーの販促活動を兼ねて少し外に出ようと思います。「ひだまり」さんにも時々顔を出します。
2006年08月30日
再起動
太陽系のことを話し合う会議なんて壮大過ぎて喜劇になりそう。でもなぜか町内会とかの話し合いとも似ているような・・・。どこかの星でも同じような会議をしていて「地球は定義に合わないから無くしてしまいましょう」なんてショートショートもありそうだな、と冥王星の記事を読んであれこれ思う夏の終わりです。
8月は締め切りがいろいろあったのですが、忙しいのが少し落ち着いたので、ここ数日は友達と話したり、ふわっふわに削ったカキ氷を食べたり、音楽を聴きに行ったり、絵やお芝居を見に行ったり、「ベランダー」もどきなことをしていました。自主制作のものは自分で決めた期限からずるずると後退しておりますが、思えば今年は年頭からなんだかんだと忙しかったので、しばし彫刻刀をしまい、代わりに鋏やカッターやお裁縫箱を取り出すようなこともせず過ごしました。
お芝居(「小鹿物語」)面白かったです。面白ければ面白いぼど、やるせない気持ちになる。でもこうして時間が経って思い出すのは楽しい場面の方が断然多く、「すごいな〜」と思いながらたくさん笑いました。音楽や絵やベランダ園芸のことはいつか別の機会に。これから当分は白黒版画作ります。集中力、そろそろ戻って来てくれないと困ります。これ書くだけで大分てこずりました。
2006年08月12日
再構築

なんだかやけに忙しい今日この頃です。 いろんなことが思うようにはかどらず、心配事もあって、おまけにパソコンの調子も悪くなり、「どわ~~っ」という気分でしたが、先週は花火大会、花火大好きな私は今年も間近でしっかり見てきました。2万発といえば隅田川の花火大会と一緒です。ちょうど良い風が煙をどんどん流して、真っ暗な空を背景にした、それはもう美しい花火を満喫しました。まだ少しだけ明るい空に上がる最初の方の花火もきれいなんです。お月様も出ていました。そんなこんなで今は少し冷静さをとりもどし頭の中とスケジュールを再構築、毎日版画を作っています。
「カワイイもの好きな人々。」 、「ほぼ日」の中で一番好きかも知れません。今回も「ふふっ」となりました。関係ありませんが、小さい子は「ひよこ」のことを「ぴよこ」と言ってしまうのです。 カワイイです。
2006年07月18日
馬里邑さん郡山へ
ホームページのトップに版画を載せてもらっている作家の馬里邑れいさんが20日に郡山へ講演に行かれるそうです。お近くの方はぜひ!
私はというと、猫関係の催し物に参加させていただくのは久々で、今までの作品の中から猫が登場しているのを摺り増ししたり、新しいのを作ったり、全速力でやってます。広島へはたぶん行けないけれど、今ここにあるものが遠くのお客様とも出合ってくれるのだと思うと力が湧いてきます。消しゴムはんこグッズ、刺しゅうグッズもギリギリまで粘って作ってみようと思います。
2006年07月15日
終わりは始まり

オーパさんでのグループ展は12日に無事終了しました。駅からの道のりを歩くだけで汗だくになるムシムシとした暑さの中、皆さまどうもありがとうございました。
グループ展は個展とは違った楽しさがあります。ギャラリーにいる間、他の作家さんの作品の前を何度もぐるぐるしましたが、見るたびに新しい発見があり、グッズのラッピングやファイルの作り方などもとても勉強になりました。またいつか皆さんとご一緒できるといいな。写真は私の展示コーナーです。搬出直前に特別にお願いして岡本さんの写真も撮らせてもらったのですが、結局載せて良いかちゃんと了解を得なかった詰めも甘く押しも弱い私・・・。いろんな駅の風景を白黒版画で表現されているのですが、小さく登場している人物ひとりひとりにもドラマを感じます。「摺り」の難しさについてもいろいろお話しすることができました。やっぱり版画は「摺り」なのです。 最終日の最後の最後に「何年ぶり?」というくらい久々の友達にも会えました。 版画はこれからもずっと続けていきますので、 お会いできなかった方とも、またいつかお会いできる日を楽しみにしています。ダンダンブエノの公演も終わり、グループ展も終わり、終わりが重なってなんだか寂しい気分ですが、ひとつひとつの出来事をしっかり心に留めて、また次ぎに進んで行くしかありません。作りたいもの、たくさんあります。これからの2週間はとにかく猫じゃけぇ。
2006年07月06日
12日に行きます。

2日の日曜日の朝、「今日なら行けるかも」と思い立ち、オーパギャラリーさんに行って来ました。雨も風も強い不安定お天気でしたが何はともあれ行けて良かったです。後は12日、最終日なので5時までですが2時頃には行っていたいと思います。あ〜ギャラリーで写真撮ってこなかったよ、神社にあった七夕飾りは撮ったのに・・・と思っていたらMONDOのまりちゃんが撮ってきてHPに載せてくれました。いつもありがとう。
改めて七夕伝説を読んでみたら、織姫は機を織る才能がありすぎたのね、それはそれで幸せなことかも・・・なんて思い、ロマンチックが止まってしまいました。星のことを考えていたら思い出したCM、メーテルの中にもよからぬモノがあるのね。バ〜バ〜言ってる鉄郎がなんか妙に可笑しくて、つい見入っていまいます。
2006年06月30日
刺しゅう

オーパさんでの展示が始まりました。作品の方は主に宇都宮の個展に出品した中から15点選びました。あとはファイルが1冊。こちらは作品をスキャンしてプリンタ出力したものですが、2000年くらいからの作品を60点ほど見ていただけるようになっています。グッズは新しいのが少しだけ増えました。最近凝っている「刺しゅうもの」もちょっとだけあります。(写真右はマグネット、左はフエルトブローチ) 刺しゅう、流行ってるみたいですね。「刺しゅうカフェ」とかよく耳にします。私は小学生の頃からやってたような記憶があるのですが、使っている技術は今もその頃と変わって・・・ないかも。フエルトで作ったマスコット、カバンに提げたりしませんでしたか?お裁縫も大きいものは全然だめで、チマチマチクチクが大好き。心が落ち着きます。いろいろ事情がありまして、今回はギャラリーに行ける日がいつになるか直前までわからないのですが、お近くにお出掛けの際はぜひぜひお立ち寄りください。パーティ、盛り上がったかな。
2006年06月10日
搬出しました。
今日は「ギャラリーはなみち」さんに作品を引き取りに行ってきました。持ち帰った作品も皆さまの目に触れて、出来たてホヤホヤの搬入のときとは違うものになった気がします。私の頭の中は今いろんなことでいっぱいなのですが、作品を一気に作った分、創作に関するスペースは少し空ができたかも知れません。新しいものを注入し、それをまた徐々に膨らませていきたいと思います。
・・・地元に手芸屋さんがなくなってしまったと思いきや、昨日おっきいのがオープンしたらしいではありませんか。そんな世情に疎い私を、どうかこれからもよろしくお願いします。
2006年06月05日
ありがとうございました!

個展無事終了です。平日もこの週末もたくさんの方が見に来てくれました。そしてやはり「この前も来ました」や「また来ます」とおっしゃるお客様が多いのでした、はなみちさんは。会期中、足を運んでくださった皆さま、何かと宣伝、協力、応援をしてくれた皆さま、気にしつつも都合のつかなかった皆さま、励ましや感想のメールも、本当にどうもありがとうございました。まだ搬出してないので、9日くらいまでなら見ていただけるかも知れません。まとまった数の作品を並べられる機会は当分先になると思いますし、もし「これからでも」という方がいらっしゃいましたら「ギャラリーはなみち」さんに電話で確認してみてください。番号は028-635-5020です。
さて、絵本の充実している宇都宮の喜久屋書店が入っているラパーク長崎屋に今月からユザワヤもオープンしました。足利には大きな手芸店が無くなってしまったので益々楽しみです。今回は時間がありませんでしたが後でゆっくり行ってみようと思います。手芸屋さんて必要なものを買うだけじゃないんですよね。はぎれコーナーに変な布があったり、最近はこんな粘土もあるのかとかこんな接着剤があるのかとか。ならばこんなの出来るんじゃないかといろんなアイデアが浮かんで、それも楽しいのです。刺繍糸なんかもほんとにみんな色がきれいで、日本画の絵の具みたいにちょっとだけ違う色がたくさん並んでいて。くすんだ色も合わせる色によってすごく素敵で、色というのは本当に組み合わせ次第だなあと思います。・・・だから多色摺りは時々迷路に迷い込んじゃうんですよねぇ。思わぬところにたどり着くのも面白いけれど。
今月の一品「夕方劇場」と先月の「雨あがり」の2点を今回の個展の案内ハガキに使いました。並べてみると、帽子の人は同一人物?と、また新たなストーリーが浮かんできます。そんなわけで私は明日からまた作ります。皆さまからいただいたお言葉のひとつひとつ、作品の前でじっと立ち止まって見てくださっている後ろ姿、全てがこれからの力になりました。どうもありがとうございました!
2006年06月01日
試作

結局手作りグッズの新商品はあまりできませんでした。試作は何点かしたのですが、版画を作っていることが活かされたものではないなぁと。それもときには有りかな?と思うのですが。引きつづきアイデアを練ってみようと思います。でも今回は、一筆箋、ポストカード、手拭い、手拭い巾着、マグネット、シール、メモ帳、ぽち袋、しおり、アクセサリー、マッチ箱入り消しゴムはんこ、豆本(消しゴム版画シールミニミニコレクション)と、今までの展示の中では一番種類が多くなりました。消しゴム版画をもとにしたものがほとんどで、新しい絵柄や形を変えたものを少し増やしました。グッズも追々写真で紹介しようと思っているのですが、版画見に行ったら他にもなんかいろいろあったよ、みたいのもいいかなと。(面倒くさがり)今回は試作品に日の目を見せてあげることにしよう、ということで写真はヘンテコアクセサリー。小さいとかわいいのだけれど結構デカイ。でもユラユラゆれると案外かわいい。
下野新聞文芸面のカット、私の担当は今週で終わりましたが、掲載になった「そらみみ雑貨店シリーズ」は今後も作るかもしれません。(ちなみに「そらみみ雑貨店」は架空のお店です)
個展の会期中くらい何も作らないでいたいところですが、6月30日からオーパギャラリーさんでグループ展が始まるので準備に取りかかっています。今月は花見の会の頒布もあります。週末にはなみちさんに行くまで、またいつもの日々です。
2006年05月28日
2日目

宇都宮までは電車で1時間半くらい、大抵空いているのでゆったり座って、本を読んだり、景色をぼんやり眺めたり、アイデアをメモったりするのにちょうどいい感じです。向かい合いで4人掛けの車両の電車に当たると頭の中で「世界の車窓から」の音楽が流れ、どこかへ旅に出掛ける気分になれます。で、たどり着いたとこに自分のものがたくさん並んでいるという不思議。
昨日今日の宇都宮は街中のあちこちからジャズ、ブルース、フラメンコなどの生演奏が聞こえてきて賑わっていました。はなみちさんへも遠方から足利から市内から、殆どとぎれることなくお客様が来てくださいました。お名前はよく知っているけれどお会いするのは初めて、でもずっと前からの知り合いのようにお話が通じたりするのも楽しいです。「もう一度来ます」と言ってお帰りになるお客様が多いことにも気づきました。皆さんきっと、はなみちさんに足を運ぶことに親しんでらっしゃるのですね。私も家にいるみたいにくつろいでいます。
先日取材にきていただいた下野新聞さん、記事が今日掲載になりました。「ギャラリーはなみち」さんとtaishihoさんもブログで紹介してくださいました。
私はまた今度の土日(1時過ぎ)に行きます。 写真は試し押し用の消しゴムはんこです。ぜひ押して帰ってください。「ぬりえ」もできます。小さいですけど。
2006年05月27日
初日

本日無事初日を迎えることができました。個展はトータルで13回目、初日雨は結構多いのですがそんな中、2年前のときも来てくださった方や知り合いの版画家さん、友達も幼なじみも早速見に来てくれて嬉しかったです。版画を作るのは好きだけれど大変だなと思うときもあって、でも「そうだった、私楽しいことしてるんだった」と改めて気づかせてもらえました。
版画をいっぱい並べて、グッズのコーナーや、消しゴムはんこを試し押しできるコーナーも作りました。堅苦しい感じはまったくないので、皆さま気軽に遊びに来てくださいね。見ていただけるだけで本当に嬉しいのです。私は明日の日曜日も午後1時までには入る予定です。
2006年05月22日
まばちこ
ばんな寺で光合成をしてからもう一週間か、早いな。と思っていたら金曜日に「ものもらい」で右目がパッチリ開かなくなりました。ここに来てまたまたペースダウン。いろんなところから疲れのサインが出ているような気もするし、単なる季節の変わり目の症状のような気もします。変わり目?そう、木曜の夜、なんか目がくっきり二重になっていると思ったら、朝になって瞼がすごい膨らんでいて恐ろしい顔に。この顔で初日を迎えるのはアカンやろ、と速攻で眼科に行き今は大分良くなりました。予定の版画はとりあえず全部できたし、 FPジャーナルの7月号の表紙も無事送ったので、はなみちさんで皆さまにお会いできる日を楽しみに、後は手作りグッズのアイデアをできるとこまで形にしてみます。今テーブルに出ているのはお裁縫箱です。
2006年05月13日
ベタな休憩

「下野新聞に出てるね」と今日初めて声を掛けていただきました。あと3週、私の版画が続きます。 今日は案内ハガキを持って何カ所か巡ったり、足りない材料や絵の具を買ったり。途中、ばんな寺で休憩しました。外は緑だなぁと思ってはいたのですが、思った以上に季節は緑、ああマブシイ。活力をもらうというより、吸い取られるような勢いです。水飲み場で水を止めようとしたら、これまたもの凄い勢いで水が空へ向かってびゅ〜んと。あれってどうして反対に回してしまうんだろう。まわりに人が居るのも恥ずかしいけれど、静かでだあれもいない中、ひとりでヒエ〜ッとなっている姿も間抜けなものです。今テーブルの上は消しゴム版画シールでいっぱい。これから豆本になったりオマケになったりします。
2006年05月09日
模索
ドッと疲れたと書いた頃からどうも体調がもうひとつ。ここまできたら全速力でいきたいのはやまやまなのですが少しスピードを緩めて、個展の案内ハガキの宛名書きや会場に置くファイルの整備、出来上がった作品の額装などなどをやっていました。夜は早めに布団に入り、でも新しい手作りグッズのアイデアなどが浮かんでは消え、消えてはまた浮かび、試作品を作ったりもしています。昨日またひとつ、ヘンテコアクセサリーが出来てしまいました。・・・なんだか昔のドライブインとかで売ってそうです。この際小さく「Utsunomiya」なんて入れてしまうのはどうだろう。(却下)作品のタイトルを決めるのにもあーでもないこーでもないとなぜかいつもより時間がかかります。なんかしっくりこないちょっとだけ違う言葉がいつの間にかノートにぎっしり。でも、このなんかしっくりこない言葉がしっくりきそうな版画のイメージが新たに浮かびそうだったり・・・。早めに搬入する予定なので個展まであと実質2週間てところでしょうか。とにかくやれるとこまでやってみます。
ムーンライダーズのカセットテープを見つけ出す。曲の途中で別の場所にフワッと連れて行かれるような一瞬があるのが素敵。
2006年04月26日
カット掲載
下野新聞毎週月曜日の文芸面のカット、一昨日1回目が掲載されました。真ん中へんにドーンと大きく載っていてちょっとビックリ。月替わりで作者が交替しますが、こんな機会はそうそうないので、個展の時期に合わせ一番始めにしていただきました。掲載は白黒ですが原画は2色摺りで、初夏の雑貨屋さんシリーズです。個展にも出品します。
「FPジャーナル」の表紙も早いもので今月4月で一年がたちました。初めての表紙のお仕事で、最初の月の版画を摺るときにとても緊張しながら版木の上に紙を置いたのを思い出します。来月からも引きつづき担当させていただきますので、月が変わったら見てみてくださいね。
さあ、一気にいこう!と思ったのですが、なんだかドッと疲れたので、少しペースダウンすることにしました。つい二足のわらじ時代のことを思い、もっと出来そうな気がしてしまうのだけど・・・確実に体力落ちとるね。あまり消耗しない作業を先にやることにします。
呆気にとられる感じがなんともいえないNHKのサラリーマンNEO。柏木健作氏はこれからどんな挑戦をしてゆくのだろう。
2006年04月25日
第2弾「 mondy 」
まりちゃんのお店「MONDO」と「Howdy’s&Cafe」のコラボ「mondy」が3月に商工会議所であった「びっくり市」に続き、「足利まつり」にも参加するそうです。4月29日、足利市立美術館前の広場に素敵なアクセサリーや美味しいスイーツのお店を出します。 詳しくはこちらからどうぞ。
美術館の「イギリスの美しい本」展も面白そうですよ。
2006年04月22日
ゆるキャラ
昨日は作業がはかどり、ふと思い出してテレビをつけると「ゆるキャラ日本一決定戦」が始まっていました。どんな状況でもみんなニコニコ顔なのが可笑しい。(そしてちょっとせつない)コメントがまたみなさんさすがに冴えてらっしゃる。50メートル走では涙を拭き拭きお腹を抱えてしまいました。広島代表、稲の妖精「い〜ねくん」最高です。何度もしぼみそうになりながら健闘してました。決勝ラウンドの相撲では木村庄之助さんまで登場。やっぱり最後はゆるいものが制するって・・・スギッチ、確かに脱げそうになってた。
彫ってあるものは今日で一応全部摺れました。明日からはまた彫りに入ります。
2006年04月20日
ダンダンブエノ
すっかりファンになってしまった「劇団ダンダンブエノ」、今年の公演もすごく楽しみです。今までお芝居を見る機会があまりなかったという人もきっと楽しめると思います。チケットの一般発売は今週土曜日の22日から。青山円形劇場は全部がそれぞれに良い席だし、おすすめです。詳しくは こちらから。どうぞどうぞ。
劇場の最寄り駅は表参道。表参道といえばオーパギャラリー。もう何度も行っている私ですが、エチカやヒルズのことを訊かれても何もわかりません。(ダンダンブエノのことなら何でも訊いて!という意気込みはある)この機会に散策して、おすすめがあったら私に教えてください。
22日はハンバートハンバートのライブもあるのかぁ。昨年のダンダンブエノの公演で曲が流れたのですが、とても素敵でした。その少し前にラジオでやっていたライブ、最近また聴いてます。そして摺っています、摺っています。昨日は額縁とマットを注文してきました。これから出来るであろうと思われる分も入れて。絵の具も買ってきました。黄緑の季節に黄緑の絵の具を買って家にこもる私です。
2006年04月16日
山笑ふ

織姫山の桜の背景は、南を向くと街、北を向くと山です。昼間の桜も見なければと先週1時間くらい市内を巡りました。この急がねばという気ぜわしい感じもまた桜の魅力です。すぐに載せようと思ったのですが、もう随分前のことのよう。こげ茶色に白を混ぜたようだった山もあっと言う間に薄い緑、これからぐんぐん色が変わって一回り大きくなります。
さて、私はとにかく摺ってます、摺ってます。 失敗かと思っても、1版を加えることで劇的に復活して、偶然の産物かと思いきや、出来上がってみるともうこれ以外ないとも思えたり・・・。ちょっと疲れました。会期の直前にバタバタしないようにスケジュールを組んで、なおかつところどころに予備の日も入れたりしている小心者の私なのですが、結局予備の日も失敗を取り返すために使ってしまうし、作品を作る以外の作業も何かとあるのでいつも最後までバタバタに・・・今回もそんな予感が。まあそんなものですよね、何かをやるということは。
7月にはオーパギャラリーさんでグループ展があります。昨年、また同じ頃にできるといいねとお話ししていたのですが、同じメンバー5人で今年も企画していただきました。そちらも少しずつ動き始めています。
2006年04月05日
地球寄ってく?

「ピコットさん・・・」木版画絵本なのですね。うらやましそうな私に友達が「もう1個だけ買ってピコットさんだったらあげるから」と。そしたら見事にピコットさんだったと。えらい!桜の写真を撮ったら未確認飛行物体まで写ってしまいました。(防犯灯ではなく、そのすぐ右上)お花見の帰り、友達につき合って久々に楽器屋さんに行ったら、閉じていた扉がちょっとだけ開いたような気分。過去ではなく未来の扉。
摺っています摺っています。まだまだ桜も見たいです。
2006年03月28日
そらみみ週間7 豆本
友達が、グリコのおまけが豆本だよ、と教えてくれたので早速買いました。今回は全部で12種類。入っていたのは「サラリーマン生態図鑑」。4月からレギュラー化されるサラリーマンNEOを楽しみにしているのたけど。あなたハムレット読んだのならこれも読んでおきなさいなということか?図鑑を見なくても20年くらい本物を見てきたので大丈夫なのである。 私も「ピコットさんのすてきなふく」がよかったよぅ。私の豆本は今のところ「消しゴム版画シールミニミニコレクション」だけですが、ヘンテコな物語の豆本も作ってみたいです。
ではでは、そらみみ週間は今日で終わりです。これからはまた普段のペースになりますが、これからもよろしくお願いします。
彫り上がった板が大分たまってきました。摺らねば摺らねば。
個展をやらせていただく「ギャラリーはなみち」さんがtaishihoさんの勧めでブログを始められたそうです。お二人とも話題が豊富で楽しいですよ。
2006年03月27日
そらみみ週間6 ハゲレット
この前見たお芝居、上演前の客席で役者さん達が席の案内やパンフレットの販売をしながら、笑わせたり歌ったりして盛り上げてくれて、それがまるで「天動説の絵本」から出てきたような人達なのでした。 私が大人になってから初めて買った絵本。久々に手にとってしみじみしています。で、そのお芝居が「ハゲレット」、なんである。初めてタイトルを聞いたときは、切り札を最初に出してしまっていいのか!と思いましたが、チケットを買うとき、何のお芝居に行くの?と聞かれたとき、「ハゲレット」という名前を、耳に、言葉にする度に漂う空気、そして頭をよぎるチラシのハムレットの姿。お芝居が始まり、足を置く位置に迷っているハムレットに、私はもうずっと前からこの人を知っている気がして、スッと近藤さんのハムレットの世界に入ってしまったようです。(THE有頂天ホテルでは付け耳もさることながら、眉毛も印象的でした)準備万端、昨年ハムレットを読んでおいたのですが、お話は殆どハムレットそのもの。そこが面白くて、でも、一方では例えば父親の亡霊との対面なんて想像をはるかに超えるもので、それも楽しかったです。
2006年03月26日
そらみみ週間5 東へ西へ
昨日の美の巨人たち、肉眼ではあそこまで長谷川潔の銅版そのものに近づけません。良いものを見せていただきました。
少し前の新日曜美術館でやっていた今井繁三郎という人も気になっているのです。今まで知りませんでした。山形にある美術館にいつか行ってみたいです。画集は完売、でも問い合わせがたくさんあって、作品集を新たに作るようです。せっかくだから賢治のふるさとの花巻にも行こう。一緒に遠出できるような友達はそうそういないのですが、その友達に電話で「見たよ、見聞録」と言われました。見聞録、なんて壮大な響き。そらみみとのギャップが甚だしいけれど、北はまだちょっと寒いから東へ思いを馳せるのもいいね。空想見聞録。そうそう空想百寺巡礼というのもあった。まずは西です。見仏です。
ところでこの前、ラジオを録音したふる〜いカセットテープが見つかったのですが、陽水さんがいろんなことしゃべっています。わ!34歳だって。ということは私は10代。そしたらそしたらさっきオールドのコマーシャルで「いや〜、あっと言う間だったね」なんて笑ってました、陽水さん。あと一週間もすれば桜も満開ですね。桜大好き。
2006年03月25日
そらみみ週間4 宮澤賢治
版画を見てくださった方から、たまにですが「宮澤賢治、好きですか?」と訊かれることがあります。「雰囲気は好きですが、いろいろ読んだことはないんです」なんて答えていますが、なんだかとても気になるときがあって、そのときはいつも図書館で同じ本を借りるのです。写真がたくさん載っている本。でも今回は昔買った文庫本を奥の方から見つけ出しました。(表紙が丸木俊さん、挿画は赤羽末吉さんで素敵なのです。そして私が20年以上前に自分で作った蔵書票が貼ってありました。当時はこんなことをして自分なりに版画を作ることを楽しんでいたんだなあ。それにしてもヘタじゃのう・・・)新たに詩集も買いました。難解な文章も多いのですが、今までよりもう少し近づけるような気がします。なんというか、挿絵を描くつもりでじっくり読んでみたい気分です。「雪渡り」で、キツネ達の幻燈会に誘われた兄妹に二番目のお兄さんが「お前たち行くんならお餅を持っていっておやりよ」というところがなぜかとても好きです。キツネの作った黍団子を兄妹が食べようかどうか迷っているとき、キツネ達が「食うだろうか。ね、食うだろうか」とヒソヒソザワザワしてる感じも。
2006年03月24日
そらみみ週間3 古川龍生

はなみちさんを後にして、日頃の運動不足解消のため、横を何台も通過していくバスを見送りながら歩いて歩いてたどり着いた栃木県立美術館の「古川龍生展」も素晴らしかったです。木版画なのですがそれぞれの作品によって、というかひとつの作品の中でも、繊細で大胆で素朴で洗練されていて思いつきのようで計算されているようで・・・わけわかんなくて申し訳ないのですが、とにかく見ていて楽しいし飽きないのです。人物の表情も暖かい。(絵の中に温水洋一さん発見!誰かに教えたかったよぅ)作品を売ることはせず摺ったものは殆ど1部、多くても2,3部。小山市出身なのでありがたいことに栃木県の美術館に寄贈されたのですね。図録によると古川さんは版を彫るのが好きで、摺るのは好きではない、億劫だなんて言っている。でもそれは試し摺りを何度もした上で思い通りの1枚を作る億劫。そうでなければあんなに隅々まで神経が行き届いた作品は出来ません。図録は栃木県立美術館所蔵作品の作品集みたいになっていて厚さは約6ミリと薄く、ひとつひとつの図版も小さい。でも点数はたくさん載っています。帰りの電車の中でも見て、夜も見て、今も毎日見ています。
2006年03月23日
そらみみ週間2 宇都宮へ

先日、5月に個展をやらせていただく宇都宮の「ギャラリーはなみち」さんに行って来ました。近くに北関東一の品揃え、絵本・児童書も充実の喜久屋書店があるので早めに出掛けたのですが、絵本・児童書だけでアッと言う間に2時間経過、人気作家はそれぞれのコーナーがあり、出版されている殆どの本が揃っていると思われます。絵本関係の雑誌のバックナンバーや外国の絵本、絵本の人気キャラクターグッズもありました。 ネットは便利ですが、絵本はやはりじっくり手にとって買いたいものです。
はなみちさんでは広瀬孝志さんの個展開催中で、素敵な作品を見せていただきました。桜の作品もたくさんあり、ギャラリーは一足早く桜満開でした。
はなみちさんで帰りがけに「楽しみにしてますよ」と。何かを「楽しみにしてます」って、言うのも言われるのも嬉しいですね。今日は案内ハガキ用の作品を選びました。個展は5月27日から6月4日まで、これからまだまだ作ります。写真は2004年のはなみちさんでの個展。1階と3階とその途中の階段にも展示スペースがあるのです。
2006年03月22日
そらみみ週間1 謎の三人組

東照宮大改修に携わった彫り物大工さんはどんな毎日をどんな気持ちで過ごしていたのでしょう。職人さんそれぞれが技術を持って一カ所に集まって来ているのだから、いろんなドラマがあったでしょうね。もし厳しい日々だったとしても、きっとそれだけではなかったように思います。地元に帰ったらお土産話だけで人気者だったりして・・・と、つらつら考え始めたら、おかみさんや行かなかった職人さんまでどんどん登場してきます。再放送しているタイガー&ドラゴンのせいかしら。それとも見仏記のせいかしら。
今月の一品は「お気に入り」です。これからあちこちで花が咲いて、猫にもとっておきのお散歩コースがあるのかもしれません。
写真は残り毛糸で作った謎の三人組です。
2006年03月21日
3万件
アクセス数がいつのまにか3万を越えていました。皆さまどうもありがとうございます。いまだに不慣れな私の質問、要望にいつも迅速な対応をしてくれる広報部長にも感謝です。
新たな企画が頭をよぎったのですが、ただいま新しい画像の更新が難しい状況なので、それじゃあせめてここをこれから一週間毎日更新してみようかな、と思ったり思わなかったりしています。
2006年03月07日
左利き

「新日曜美術館」、長谷川潔でしたね。私は何年か前、庭園美術館の展覧会に行きましたが、美術館の雰囲気と作品がすごく合っていて、ひときわ印象に残っています。横浜美術館の展示もきっと素晴らしいでしょうねぇ。(先程気づきましたが、今回の図録は玲風書房から出ているので美術館でなくても入手可能かと。)
「美の巨人たち」は日光東照宮の眠り猫で有名な左甚五郎でした。日光といえば同じ県内ですし、遠足で行ったり何かの帰りに寄ったりと親しみのある土地なのですが、案外時間を掛けてじっくり見る機会がないというか、いつも団体行動というか。家光が行った東照宮大改修には延べ400万人以上がかかわり、彫り物大工だけで39万人が参加したとか。なんちゅうことを!とも思いますが、いつか建築物や彫刻のひとつひとつをじっくり見たいものです。(面白顔を探せ!)甚五郎作といわれる彫刻は全国至る所に残っているようですがとにかく謎が多いらしい・・・いったい誰なのか。左利きっていうのがまた伝説的です。落語にも登場しますね。甚五郎が宿屋でねずみを彫るやつとか。甚五郎煎餅はおいしいです。食べ終わったあとも空き箱(缶)がけっこういろんなところで重宝に使われているのを見かけます。
3月に入ったら制作のピッチが大分下がってしまいました。今日からまた頑張ります。
2006年03月02日
消しゴム版画付きチョコ

今回のパーティ用消しゴム版画付きチョコは四角にしました。「あきら展」に向け、作品の梱包をしたりグッズの袋詰めをしたり値札を付けたり・・・こういうのは案外気分転換になります。私、オープニングには行けないのですが・・・期間中行けるかな、行けるといいな。
先日、市内にある「ギャラリー時」さんに行ってきました。以前、恵比寿のギャラリーのグループ展でご一緒させていただいた木版画家の今井俊さんの個展です。 いつかもっとたくさん作品が見たい!と思っていたのですが、まさかこんな近くで個展があるとは。皆さまもお時間ありましたらぜひ。(足利市本城1丁目1588-7 0284-42-3770 4日まで)足利高校の裏の道を山の方に行くと案内の看板が見えてきます。
私の今後の展示の予定はというと、今のところ5月(宇都宮市)と11月(足利市)に個展、他にグループ展が何件かあります。時期が来ましたら詳細を「お知らせ」に掲載します。
今日は日曜日の夜、矢野アッコちゃんと清水ミッちゃんがやっていたラジオを聴きました。2台のピアノの前で2時間40分(でも最初の20分くらい忘れていて録音できなかった・・・)、矢野さんとその周辺の方々の曲やエピソードがいろいろ聴けて面白かったです。清水さんのモノマネに矢野さん大ウケ。曲も私の好きなのばかりでした。「ひとりぼっちはやめた」を久々に聴いたら、なんだか目の奥の方がポワ〜ン。なんでだろ。CDを出してきてそればかり繰り返し聴きながら作業をしていたのでおぼえました。ちなみに私が矢野さんのアルバムの中で一番たくさん聴いたのは「Super Folk Song」です。
現在、また摺りの作業に入っています。
2006年02月18日
表紙
友達にメールしようしようと思ってしそびれています。「見仏記4買った?」
本屋さんで手にとって、そのままあちこち見て回って、レジに持って行って、家に帰って、夜になって、初めて中身をパラパラってしたことに気づく。「見仏記購入に迷い無し」。でもなかなか読む時間が無いので、電車で読んだら「プハッ」。外で読むのは危険だわ。そうそう昨日やっていたエアトリノも最初は「何これ?」と思ったけれどジワジワきて最後の方はかなり面白かった。いとうさんと勝俣さんのコメントにいつもやられます。
結局昨日は摺るのをやめてFPジャーナル4月号の表紙原稿を発送した後、そのままちらっと本屋さんをのぞく。週刊新潮が創刊50周年記念で六郎さんの表紙でした。別冊の創刊号完全復刻版では六郎さんが表紙絵を引き受けた時のエピソードなども載っていました。アイデアが浮かべば描くのは凄く早かったそうで、いつも3点くらいの中から選んでいたとか。週刊なのに・・・すごい。ずらりと並ぶ平積みの本を眺めていたら、いつしか題名や作者よりも表紙のデザインを見ていました。劇場でもらうチラシなどもかなり気になります。文章やストーリーのあるものと組み合わせる版画もいつか作ってみたいです。って、あんまり気分転換にならなかったな。いっそ遠くへ行きたい気分です。できれば名古屋か仙台あたり。
これからはまたしばらく彫りの作業に入ります。
2006年02月17日
アンデルセン
先週からずっと摺っているのでまた「摺り」のことをぐちぐち書いてしまいそうです。成果はというと・・・一進一退・・・いや三歩進んで二歩下がるかな。完成作品は徐々にだけど増えている、はずです。明日も摺ります。 明日はどっちだ。
さて、昨年2005年はアンデルセン生誕200年ということで、いろんな雑誌で取り上げられたり催し物が開かれたりしていました。テレビで「雪の女王」をやっていたのなんかもそうだったのですね。ず〜っと昔の「アンデルセン物語」、ズッコの声がルパンと同じだと気づいた時、子供の私はなんだかよくわからないけれど凄いなあと思ったものです。ズッコの歌、懐かしいなぁ。懐かしいといえば「まんが日本昔ばなし」、今見ると背景の描き方の面白さなどにも目がいきます。「ほかほかごはんっ」て歌ってる子、おっちゃんになったろうなあ。小学生の頃の幸せな土曜日ごと思い出します・・・なんだっけ?そうそう、アンデルセンの切り絵を見たことありますか?これがもうなんともいいのです。ちょっと安規の版画を思い出すような、繊細で大胆でかわいらしくて怖い切り絵です。折り畳んでハサミで切るようですが、アンデルセンは手先が起用でお話しを聞かせながら手を動かし、最後に広げてみせてみんなをあっと驚かせたりしていたとか。いいなそれ!私も切り絵を練習して個展の時などにチョキチョキやってみたいです。私の場合、会話に詰まったときとかね。おもむろにハサミを取り出して。・・・みんなをあっと驚かせる腕前になってからにしないと、ただの驚かせる人になっちゃうな。私はこの開いてビックリタイプの切り絵がどうも好きみたいです。(そういえば版画もめくってビックリなところが)切り絵を見てから、あまりにも有名であまりにも知らなかったアンデルセンに俄然興味がわいています。役者をめざして挫折したり何度も失恋したり。旅にもよく出ていて、旅慣れてるのかと思いきや、火事にあったときのための避難用ロープまで持って出掛けるほどの心配性だったとか。何かが、どこかが不器用な感じです。手先は器用なのに・・・。
私は今月の始め、一年をかけて巡回してきたアンデルセンの展覧会の最後の会場である東京の印刷博物館に行ってきました。お目当ての切り絵は残念ながら4点しかなかったのですが、実物を見ることができました。あとは古い本がたくさん。最近日本で出版された絵本の原画などもありました。そしてこの印刷博物館なのですが、版画に興味のある方にはお勧めの博物館です。メゾチントやリトグラフなど、言葉で説明するのは難しいですが、版画の様々な技法が映像でわかるようになっています。もちろん浮世絵などの木版も。版や道具の実物はもちろん、ピッとボタンを押せば、製作工程の映像を見たいものだけ自分のペースで見ることができます。その他にも美しい活字など、印刷に関するものがたくさんありました。
メゾチントといえば、横浜美術館で長谷川潔展やってます。もともとのコレクションにプラスして、昨年新たに寄贈された1000点あまりの作品や資料の中からの選りすぐりを展示しているらしいです。ここのミュージアムショップはネットでお買物が出来ます。図録がネットで買えるととても助かりますね。そして横浜といえば、そごう美術館では谷内六郎展をやってます。六郎さんの絵も好きなのです。たまには横浜まで足をのばすのもいいかも・・・今回は無理かなあ。でもこんなに長くなってしまうなんて、やっぱり明日は摺るのを止めて少し外の空気を吸った方がいいかも知れません。
2006年02月02日
グッと来た。
2月です。先延ばしにできないことが何かと立て込んでいます。なるべく正確な言葉をみつけてちゃんと書いてみたいなぁなんて思うことがいろいろあると、かえって更新がままならなくなります。昨日もグッと来るもの見ちゃったんですよ。 事実も、それを伝えようとすることも、そしてそれを表現しようとする力も凄まじい。人ってすごいな。またひとつ、目に見えない宝物が心の中に増えました。・・・と、ここで終わりにしようと思ったのですが、増えてゆくだけだと苦しくなってしまう気がする。何か別のものに形を変えて吐き出すことが、私のやるべきことなのかなあとも思います。とてもむずかしいけれど。・・・と、ここで終わりにしようと思ったのですが、やっぱりもうホント素敵だったなあと、夢から覚めたばかりのような気持ちで、昨日とは打って変わった空をただただ見上げるしかない私なのでした。
2006年01月22日
こんなの出してます。

毎年恒例のオーパさんでのマッチ展は既に5回目、私は1回目から参加させていただいてますが、皆さん毎回工夫を凝らし、年々バージョンアップされているように思います。とてもバラエティーに富んだマッチ箱がたくさん並んでいました。写真は私が今回出した消しゴム版画(ハンコ)入りマッチ箱です。刺繍のラベルも作ってみました。(奥の2つ)ハンコの絵は全部違います。(22日現在、残り3個)
消しゴムのハンコが作れるととっても便利です。木版画ブログピープルのバナーもハンコなんですよ。紫の紙に紺色のインクで押しました。この前はクラフト紙にポンポン押して包装紙を作り、友達への誕生日プレゼントを包みました。布やガラスに押せるインクもあります。カッターで彫れるし、場所もとらないし、ちらからないからコタツでできるし、ただの四角でも三角でも、押してみるとな〜んか味わいが出るんですよ。この前「おしゃれ工房」でもやってましたから1月号のテキストに載っていると思います。この写真の消しゴムは赤いですが白い方が作業しやすいかも。かわいいし大きさが丁度よくて使っていますが、これは香りもついていてずっと彫っていると酔います。子供の頃、公園で初めて出合ったクチナシの花の香りに感動し、ウットリしていたらだんだん気持ち悪くなってきて、しょんぼり家に帰ったのをいつも思い出してしまいます。旅路の果てまでついてくるんです。消しゴム彫りにみんながハマったら商売上がったりなんですが、ホント楽しく作れて使って楽しいので皆さんにお勧めしたいです。
2006年01月18日
「また、あした。」

同じようにやっても同じようにいかない。もう何度も言ってますが、摺るのはホント難しいです。紙が乾かないように暖房を止めて、湿らせた紙を常に触っている手はかじかんで、心の言葉は思わず「純くん」になります。「でもそこが面白いところだったりもするわけで、だから版画をやっているわけで・・・」富良野は版画を展示販売していただいていた時期があり、思い出のある場所です。
さて、 写真は活き街工房で開催中の(月〜水は休館)色紙展の様子です。信条にしている言葉をとのことでしたが、もちろん版画にしました。色紙に直接バレンで摺るのは無理なので、別の紙に摺ったものを貼って、言葉も一応小さく入れました。夕日の版画なので題名も兼ねて「また、あした。」信条ではないけれど、そう言い合えたり思えたりするのは素敵なことなんじゃないかと思います。
マッチ展を開催中のオーパギャラリーさんからはメールが届きました。東急ケーブルテレビで展示の様子が紹介されるそうです。1月20日(金)17:00〜17:30(再放送は20:00、22:00、0:00、6:00、8:30) 9チャンネル「いっつ365」のおでかけ情報局コーナーです。ご覧になれる方はぜひ。連日大盛況だとか。私も期間中に出掛けてみる予定です。
2006年01月15日
いつもの日々に
1月も半分過ぎるとお正月が随分前のことに感じます。年末年始はコロンボ、相棒、古畑、コロンボ・・・。この前の水谷さんの徹子の部屋には笑った〜。とっても親しい感じでとってもギクシャクしてる。この面白さは何?そして三谷さん、報道ステーションのあの思い切りマヌケな終わり方は何?お茶、吹き出すかと思いました。危なかった〜。
きっと映画本編の映像がたくさん出てくるに違いない、見ないようにしよう・・・と思っていたのに、あちこちのテレビで三谷さんを見てしまいました。 文章や言葉で接するのはいろいろ想像できて楽しみも増すのだけれど。白塗りのあの人も、付け耳のあの人も、あの人もあの人も・・・見なかったことにしよう。爆笑問題の太田さん、大学当時からずっと三谷さんに対していだいている複雑な感情を、本人を前に腹立たしくて仕方がないという感じでガンガン話して、それでやっぱり今回の映画も面白くて、そのことがまた非常に面白くない様子が面白かったです。そして三谷さんの話しの中の「面白いか面白くないかでしか選択ができない」という言葉、「これしかできない」という言葉にみんなが納得してしまうのはなんだかかっこいいなあ。
さてこの年末年始で、頭の中にモヤモヤしていた個展に向けての作品のイメージを取りあえず柔らかめに固め、年明け最初に「なんだか慎重だな」と思いながら手にした彫刻刀も木くずに埋もれてきました。最初に浮かんだときの鮮度も大事にしつつ、ここからひとつひとつを目に見える形にしていきます。作業はまだまだ「これから大変だわ〜」と思うことの方が多い段階ですが、エネルギーを版画に注いでいるときが一番安心できるようです。取りあえず前には進んでいる感じ。こうしていろいろ書くということも「さあ行こう」という気分なのかなあと思います。
広報部長が「木版画ブログピープル」を作ってくれました。(いつもありがとね)木版画に関することをブログに書いたらトラバってやつをぜひぜひ。
2006年01月01日
「犬の名は」

明けましておめでとうございます。みんなが健康で幸せな毎日を送れますように。 今年もよろしくお願いします。
毎年たくさん年賀状のデザインをしますが、自分の年賀状はシンプルなのです。でも一応全部手摺りしてます。年賀状素材集「和の趣」に出てくる犬の名はチビとシロ、これは「はる」です。お正月なのでおめかししています。眉毛を書いたのは私ではありません。彫ったのは私です。
年明け直後の午前0時過ぎ、今年も花火が上がりました。空気が澄んでいたのでしょう。夜中の真っ暗な空にパッと広がった火の玉(?)のひとつひとつがそれはもうクッキリしてキラキラして・・・あんな風に美しい花火を見たのは初めてです。花火のすぐ横にはオリオン座。なんだか今年も良いことがありそうです。
梨木香歩さんの「沼地のある森を抜けて」が面白いと聞いて、読んだら好きな雰囲気だったので、もう一冊読んでみようかと「家守奇譚」を借りました。私は現実の中に普通に非現実的な不思議が入り込んでくるような話が好きなのですが、そんな中で犬のゴローは普通に犬なのにとてもいい感じで出てきます。手元に置いておきたいお気に入りの一冊になりましたが、部屋が版木その他でギュウギュウなので早く文庫になって欲しいです。本の中の犬といえば、いしいしんじさんの「ぶらんこ乗り」に出てくる「指の音」という犬も印象的でした。体に落書きのある犬。私は以前テレビで、胴に4WDと書かれた犬の写真を見たことがあります。
子どもがカンガルーの着ぐるみを着て出てくるシステムキッチンのコマーシャルが好きで、お腹のポケットからお玉とか調味料みたいのとかバナナとか出すのですが、これは川上弘美さんを思い出します。なんとなく。川上さんの小説だと「台所」に言葉のわかる本物のカンガルーが居そうです。
新年早々なんだか話の収拾がつきませんが、今年も頭にフワフワ浮かんでいるものを捕まえてひとつひとつ形にしていきたいと思います。
2005年12月30日
新しい出合いと長いつき合い
今年出合ったものといえば「演劇」です。お芝居を見たからできた版画もありました。見に行けたものは少ないですが、お芝居というのはひとつ見ると見たいものが次から次へとできてしまうのですね。役者さんのブログがまた!大変なこともあるに違いないのですがみなさん本当に楽しそうで。ひとり一人が持っているもの作ったものをみんなでよりよい形に作り上げていくことや、それを分かち合えるのがすごく羨ましくなります。単純に打ち上げとかも「いいな〜」と。昔はそれと似たようなこともあったので、あの時はあの時でいろいろあったけど楽しかったなぁ・・・なんて思い出したりして。そして私にも作ったものを見てくださる方々がいることに改めて感謝したくなるのです。作ったのはひとりでも、その出来上がりが終わりではないのだとしみじみ思います。版画を作っていてよかったと心から思えて、今年も私は幸せでした。
2005年12月18日
思い込むのも大事
なかなか木版の新作に集中できないので、年明けにあるマッチラベル・マッチ箱アート展に向け、消しゴムを彫ることにしました。昨年思いのほか好評だったので、良い気分でどしどし出来ていきます。細かいことというのは続けていると自然に訓練されるのか、どんどん細かく出来るようになるみたいです。消しゴム版画も昔はもっと大雑把にしか彫れませんでした。お米に字を書いたことはないけれど書く自分を想像すると・・・うん、書けるな、魑魅魍魎とかでなければ。
この前図書館で借りた「世界文学全集」、この中に読んでみたいお話しがひとつあって(こういうお話しだったのか!)でも他のも面白そうで困りました。 こんな分厚い二段組の本・・・。年が明けてしまいます。昔からあるものに今こうして出合ったのも何かの縁かもと思うと、このまま返却できないような気もしてきましたが。もしや新作のヒントがこの中にあるのでは!なんて。
すごく嬉しいことがあって(多分)、なんだかテンションが上がっています。でも誰かに言いふらしたいことほどしまい込んで、ひとりでニヤニヤしちゃうんだな。それなら何も言わなければいいのに、ちょっとだけ言いたいのだな、私は。
2005年12月14日
徹夜明け?
「ご無沙汰を詫びつつ渡すカレンダー」(のりぼう心の俳句)
年に一度しか顔を出さなくても「七夕だねぇ」なんて笑ってもらえて救われます。知り合いのお店にも毎年カレンダーを待っていてくれる、お店の常連のお客さまがいらっしゃるそうで、嬉しいです。なかなか直接お礼を言う機会がありませんが、どうもありがとうございます。
先日また久しぶりの人と会うことができました。「徹夜明けの漫画家のよう」と言われました。そんなに辛くはないでのですが・・・どんよりしてたんでしょうか。そしてまた「あの頃は大変だったねぇ・・・」と昔話や近況報告で盛り上がりました。この前書いた「あの頃」と今回の「あの頃」は同じ頃です。前の前の職場でみんな一緒だったのです。
今日は「MONDO」のまりちゃんに会えました。 私は細かい作業が好きなのでアクセサリーなども自分で作ったりして、買うことはあまりないのですが、まりちゃんの作るアクセサリーは衝動的に買ってしまいました。ホームページをのぞくとどんどん新しいのが出来ていてビックリします。 (カレンダーの紹介までしてくれてありがとうございます!) またいろいろお話しできるといいなぁ。なんだか元気が出てきました。
ここのところ個人の方から頼まれた年賀状を作ったり、年明け早々のグループ展の準備などをしていました。そして新作。チラチラしていた個展のことをこれからは頭の中心に持っていこうと思います。
2005年12月12日
Happy Birthday

う〜手がつべたい。氷のような女です。 また貼り絵を作ってみました。もうすぐクリスマス、でもHappy Birthdayなの。なんか手が勝手に動いてしまってね。えへへ。
FPジャーナルの表紙はイルミネーションのイメージです。 今月の一品もロマンチックなのにしました。 この二人、前回の「さむいよる」の小瓶を見上げていたりして。そしたらこの小さいお二人さんにまた別のドラマが生まれますね。二人の間の微妙な距離が・・・この人達まだ知り合ってないのかも。お、円形劇場か?・・・と、作ったときは考えもしなかった空想は続くのでした。
2005年カレンダーの「出会い」は最後のページがクリスマス。 2006年の「約束」も最後はクリスマスっぽいのですが、これ、悲しい結末にもできるらしいです。自由に想像を膨らませていただけて作者冥利につきます。ちなみに私の中ではこの二人、約束はしてないのです。 もみの木の丘にたどり着いたらまたビックリ!気の合う二人、今度は約束するのでしょうか・・・今はそんなおはなしが浮かんでいます。一方は魔法が使えるからなぁ・・・波乱もあるかも。
2005年12月01日
なんだかんだで
12月だって! どうしようどうしよう。パラダイス山元さんも大忙しだ。
今日は「カレンダー、受け取りに行きます」と連絡をいただき、また懐かしい人に会いました。こうして思い出してもらえるのも版画をやっているおかげです。「あの頃は大変だったねぇ・・・」という話しをぽつぽつと始めたのですが、お互いに「あ、鼻水が・・・」「う、よだれが・・・」なんて、苦しいくらいただただ笑えて笑えてしょうがないのでした。歳月が、当事者だったのに当事者でないような気持ちにしてくれたのでしょう。この感覚はそう、みんなが真面目で真剣過ぎるゆえに笑えるお芝居を見ているのに似ています。
2005年11月29日
そしてまた上を向く

唸るのをやめて、今日はカレンダーの営業に。なかなか会う機会のなかった人とお互い元気でまた会えて、たくさんの皆さんに「楽しみにしてるよ」と励まされ親切にしていただきました。どうもありがとうございます。
帰りにまた鑁阿寺に寄ってみると、大銀杏は見事に黄色くなっていました。風が強く、落ちた葉で地面も真っ黄色です。・・・空、青いねぇ。私のカバンには、よく木クズが入っていたりしますが、今日は小さい葉っぱが紛れ込んでいました。
2005年11月24日
「手づくり消しゴム版画シールミニミニコレクション」

1冊6頁しかないのにたいそうな商品名をつけてしまいました。 28日まで千倉町の「海猫堂」さんで開催中のミニ本・豆本展は、12月には東京の中野ブロードウエイ内にあるタコシェさん、1月には倉敷の蟲文庫さんにも巡回します。ちょっぴり売れているもよう。うれしいです。
いっつも忘れてしまう私なんですが、なげやりな説明をしてしまったので今回は送る前に写真を撮ってあったのでした。すごく小さなクリアファイルにシールが入っている感じです。3種類、表裏の表紙が見えるように並べてみました。(指が太いんじゃないのよぅ)かさばらないので手帳のポッケに入れておいて、ちょっとした機会に使ってもらえるといいな、なんて思います。切手を1枚ずつ入れてもきれいなんです。
もともと封筒とか便箋とか使えるものを作ることから版画を始めた私なので、こういうのを考えるのは楽しいです。額に入れた作品を展示する以外のいろんな企画に誘っていただけるようになって、アイデアがどんどん浮かぶときも、うんうん唸るときもあるけれど、やっぱり作ることが好きです。そして現在、唸っています・・・。
2005年11月21日
日曜日も大盛況

ココファームワイナリーのことをテレビでやっていたのに・・・。またひとつ、通り過ぎて行ってしまった。いや、いつもどおりサザエさんを見ていて忘れただけなんだけれども。
そば祭りは日曜日も大盛況でした。テクテク歩いていたらJRの駅前あたりからもうお蕎麦のにおいが。並ぶの嫌いなのですが、一番長い列が出来ているテントのところに並びましたとも。とても美味しかったです。写真は取りあえず雰囲気だけですが。蕎麦猪口はいろんなのが、版画は同じのがダダダッと並んでいます。(なんか蕎麦猪口への愛が足りないような写真になってしまいごめんなさい)展示コーナーは、皆さんで植え付け、お花見、収穫をしている写真(もうお祭りは始まっていたのです)実から粉になる過程(実物)石挽きや手入れされた名人の道具の数々(美しい)など、お祭りをより良いものにしようという皆さんの気持ちも伝わってきました。
2005年11月19日
そして、そば祭り当日
「蕎麦の花」の版画を頼まれて以来、なんと一度も依頼人さんと直接お話しする機会がなかったのです。お祭り当日の今日、やっとお話しをすることができました。版画はというと・・・「あった!」ご本人の蕎麦猪口コレクションと一緒に展示していただいてました。写真撮ってくればよかったのですが。時間がなくてお蕎麦も食べてないのです。会場は大盛況で皆さん美味しいとおっしゃってました。私が蕎麦の花の版画を作っているというのをこのページで見た・・・とお話ししていたお客様もいらしたとか。ありがたいです。見てくれてる人、7人くらいかと思っていました。「でもそのうちのひとりかも〜、な〜んて」なんて思っていたら、ほんとにそうだったみたいなのが今わかり笑ってしまいました。そば祭りは明日もやってます。太平記館の東「とうこうコミュニティセンター」で10時半から3時までです。明日も行けたらお蕎麦を食べて写真も撮ってきます。
足利学校さままつり、恵比寿講、ココファームワイナリーの収穫祭もあって、何やら賑わっている感じの今週末です。
2005年11月16日
さむい夜こんな夜

鑁阿寺も随分季節が進んできました。写真は本堂の東側の木、大銀杏の方はまだほとんど緑で、ほんのすこ〜しだけ黄色を混ぜた感じでした。
今月の一品「さむいよる」はちょっと古いですが、2002年に日本橋のギャラリートモスさんで個展をやらせていただいたとき案内はがきに使ったものです。一品に出してなかったので載せました。窓の外から入ってきているのか窓の外に出て行っているのか、それがなんなのか、定かではありませんが、とにかくしーんとしたさむい夜、小瓶の中には見るたびに色の変わる魔法の粉、これから何かが起こるような気もするし、ただただ静かに夜がふけていくだけのような気もします。 最近、友人からもらったボサノバのCDを聴いているのですが、 ボサノバっていろんな季節に似合うんですね。こんな夜に聴くのもいいかも。
2005年11月14日
そらみみのそらは空のそら

作業して考え事して作業してぼんやりして・・・いろんなものが通り過ぎて行ってしまいます。いかんいかん。で、おもいきり上を向いてみました。海のような低い雲の中に、太陽がみるみるうちに沈んでいきます。振り返ると東の空もまだ柔らかい色をしています。白くかすれた月が随分明るくなったと思ったら、宵の明星も瞬いているのでした。 以前「夜のはじまり」という作品を作りましたが、この曖昧なひとときはなんとも魅力的です。また何か作ってみたいと思います。って、やっぱり作るのね。(作るのよ)
今月、花見の会の皆さまにお送りした頒布作品の題名は「秋の日」。辞書を引くと「秋の一日、秋の太陽」と出ています。
2005年11月01日
小山田二郎、再び。
昨日すごく良いことがあって。夢じゃないとわかっていても「夢?」なんてわざと思ってみたり。落ち着いてよくよく考えて確認してもやっぱり夢じゃない。でも、友達にメールしなければ!と思ったその後の記憶がないのです。夢でした。まったく、凝ったことしてくれるの〜、脳。
また小山田二郎展に行ってしまいました。東京ステーションギャラリーから高崎市美術館へ巡回しているのです。(3日まで)ステーションギャラリーは一人でしたが今回は前橋市在住の友人と一緒。場所が変わっただけでも新鮮でしたが、二人で見るとついツッこんだりボケたりしてしまい、意外な部分に気づかされるのでとても面白かったです。図録は宝物。うふふ。
そうそう、「(足利は)山や川が近くていい」とはこの友人の言葉です。前橋は私には少し懐かしい感じがするところなのですが、市内から見える赤城山は雄大で裾野の美しい遠くの山。足利はというと、窓から「昨日より花が開いたみたい」「葉っぱが色づいたみたい」とわかるような山がポコポコとあって、確かに身近で何やら親しい感じがします。遠くには遠くの良さがありますが、近くを知ってしまうとちょっと寂しいかも知れません。
行きたい展覧会はまだまだたくさんあるのですが、やることが少々立て込んできました。もう一生本物を見る機会ないかも知れないから、なんとかしたいなぁ。
2005年10月25日
ちいさいもの好きな人々。
「都会は何でもあって楽しいけど、足利もいいなぁ。」
電車からホームに降りた瞬間、草のにおいがしたんですよねぇ。駅から見える景色も見慣れたものだけど、川も山も近くてなかなかですよ。うん。
さて、来年のカレンダーは先日入稿できました。カレンダー販売のご案内は11月の初旬に皆さまへ送らせていただく予定です。ホームページでの販売は12月になってからになると思います。毎年遅くなり申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。今年もオマケを用意します。
ここ数日はお誘いいただいた来月の「豆本展」にむけ、また細かい作業をしておりました。この30センチ四方くらいのスペースでできる作業がホント楽しくてねぇ・・・。豆本というと、青山にある美しい豆本のお店や、「本の宝石」と呼ばれる武井武雄さんの刊本を思い出すのですが、私の今回の目標は「見て使って楽しい豆本」です。ち〜さい消しゴム版画(ハンコ)をいっぱい作り、これをおなじみのシールにしてですね、う〜ん、えっと、とにかくなんか本みたいに仕立ててみたのさ。そして現在はというと、蕎麦の花と花見の会の頒布作品などなどに取りかかっておりますよ。
書店には年賀状素材集が並んでいます。すごいたくさん並んでいます。どれにしようか迷ったとき、できたら思い出してください、私のこと。
2005年10月22日
江戸日記3
お芝居の後に寄ったのはハウスオブシセイドウ(銀座)の「アールブリュット展」。美術学校・画廊・美術館などからなる美術界の外にあって、美術教育とは無縁の人々が内的衝動に駆られて自発的に作る美的所産物・・・という難しい説明がパンフレットにありますが、作品の印象も言葉にするのは難しい。作者の潜在的な意識が形になっているのかも知れませんが、ただただ圧倒されます。昔から芸術文化の支援にも力を注いでいる企業ですが、1階、2階が展示室になっていて、2階にはライブラリーもあり、ゆったりと自由に閲覧できます。こちらも入館無料です。
実は2階にも展示室があることに途中で気づきまして、時間を掛けてじっくり1階を見ていたので、帰りの電車を一本遅らせることに・・・。「相棒」の録画予約がちゃんと出来ているか心配がよぎりましたが大丈夫でした。この日のテレビ朝日は相棒祭り、先月あたりからテレビで水谷豊さんをよく見かけるので(「男たちの旅路」まで!)頭の中はずっと「英雄ポロネーズ」です。お芝居で大谷亮介さんを見たばかりの私の目はついつい「トリオ・ザ・捜一」の三浦刑事に。私には大谷さん祭りでもありました。ちなみに私は角田課長と鑑識の米沢さんが好きですが、特に角田課長はVIPです。なぜってなぜってランララ〜。(話すと長くなるのでね)「歌わせたい男たち」は地方公演もありますよ。明日日曜日は深夜24時55分からBS2で劇団ダンダンブエノの「礎」の放送もあります。
2005年10月19日
江戸日記2
なんだか更新しそびれてしまいましたですよ。お芝居の前に行ったのは飯田橋にある日中友好会館の「中国民間年画展」です。「年画」とは、春節(旧正月)に平和や幸せを願って、各家庭の門や部屋に飾る吉祥版画です。毎年買い換えるもので、古い方は燃やすのだとか。版画燃やしちゃうの〜と思いましたが、きっと「まゆ玉」などと同じ感覚のものなのですね。今は印刷のものが多いそうです。
色は赤、黄、緑などとても鮮やか。名もない普通の人達が作っていたようで、各地で個性があり、素朴なもの、浮世絵に影響を与えたといわれるような繊細なものなど、いずれもおめでたいものを題材にして、人物も動物も味わい深いお顔をしています。(よく見ると「大丈夫ですか?」と声を掛けたくなるような面白顔もチラホラ、というかつい面白顔を探してしまうクセが)版木や用具の展示もあり、特にバレンの形は様々で、日本のような平たくて丸いものはありませんでした。
自由に摺りが体験できるコーナーもあり、何枚摺ったのか想像つかないくらい摩滅した版木に筆で墨汁をつけ、拍子木を太く短くしたような形のバレンで3枚ほど摺らせていただきました。墨汁の水分が蒸発して少し濃くなっていたようです。これから行かれる方、なんかドロドロしてやりにくいなと思ったらお水を足してもらってください。(余計なお世話)入館無料です。それにしても、せっかく気分転換に遊びに来たというのに、何枚でも摺っていたい気分なのです。前世は中国で年画作ってたのかも知れません。
ここでは以前「煎紙(切り紙)展」を見たこともあります。やはり春節などの行事や儀式に使うもので、主に農村の女性がみんな器用にハサミを使って作るのです。花嫁修業のひとつだとか。折り畳んだ紙を切るの、子どもの頃やりましたよね。紙を広げるときのワクワクを思い出したら作りたくなりました。
2005年10月15日
江戸日記1
またお芝居に行ってきました。私は割と小さい頃から何かを作っている人やその作業を見るのが好きで、お芝居を見るのもちょっと似たところがあるように思います。いろんな過程を経て徐々に形が浮かび上がっていくのを目の前で見せてもらっている感じです。
今回は永井愛さん作演出の「歌わせたい男たち」、歌わせたいのは「君が代」です。笑っているのに目はうるうる。すごいなぁ・・・。
陽気が良くなったので、せっかくだからとお芝居の前後にも寄るところを決めて、歩きやすい靴で出掛けましたが、大江戸線は乗るだけで少々くたびれます。出口まで延々とあまりにも人に会わないので、妖怪ゆめもぐらが出るんじゃないかとドキドキでしたよ。
2005年10月06日
一から出直し
今日、新聞の連載小説の中に「イカ天」という言葉が出てきました。最近よく見かける気がするのです。懐かしい感じでみんなが思い出す頃なんでしょうか。盛り上がりましたもんねぇ。足利にはイカ天キングがいましたし。
さて、カレンダーも数字の部分に入りました。実はこれ、版木を彫るわけではなく、0から9までの数字や曜日などが消しゴムに彫ってあって、これにスタンプインクをつけて押していくという作業です。(アナログ〜)これはこれでまた別の種類の集中力が必要で、集中のあまりというか、まるで集中できてないというか、「31、32、33・・・」と心の中で唱えながらどこまでも押しているときがあって、「どわーっ!また1日からやり直し・・・とほほ」なんてことに。(ほんとに「とほほ」だな)さすがにそれはすぐに気がつきますが、間違いの落とし穴は思わぬところにあるものです。会議の資料など、何度上からシールを貼って直したことか。何回も見直してるのに、どうゆうわけか全部出来上がってから気づくのね。展覧会の図録も結構な割合で正誤表が挟まっているときがあります。天地が逆だったりするとちょっと笑えるけれど。
昨日は彫り上がった絵の部分を摺りました。お天気悪い日のほうが、摺りには良いような気がします。
2005年10月01日
蕎麦の花

約束かぁ。約束なしでまた会うのはとても難しいです。
先月見たお芝居は「エドモンド」でした。主演の八嶋智人さんの日記を見つけたので後の方から読んでみたら、今年の春頃、明治庵にお蕎麦を食べに来ていました。(へぇ〜)
足利は水が良いのでお蕎麦のおいしい店が多いといわれています。今年は11月に「足利そば祭り」というのもあり(足利尊氏公生誕700年記念事業のひとつ)参加される方から蕎麦の花の版画を頼まれました。バラやヒマワリだったら、ちょっと空想が入っても・・・なんて思うのですが、小さな白い花を蕎麦の花だとわかるように彫るのはむずかしそうです。花だけをクローズアップしてしまうと蕎麦の花らしさが出ないし・・・。頭の中のイメージでは、細い茎の先にちいさく咲いた花が初秋の風に揺れているのです。木版にするには省略が必要ですが、省略するには観察しなければ・・・と、先日蕎麦畑に行ってみました。
「うわっ、ちいさっ!!」イメージしていた以上にちいさな花。空想妄想の版画ばかりの私に出来るだろうか・・・と思いつつ、この新しい扉を開くのが楽しみでもあります。
今日は久々にケーキを食べました。誕生日なのです。ほとんど下を向いたまま今日も終わってゆきます。
2005年09月30日
うつむきがちな日々
2006年カレンダー「しずかなおはなし2・約束」、毎日彫っております。絵を描くように自由に彫れるとなると、どこで終わりにしていいのかわからなくなったりして「白黒版画を作るの、そんなに久しぶりだったのかしら」という感じ。1枚目を彫るのに、やけに時間が掛かりました。でもその割に黒いところが多いな。(彫れば彫るほど白いところが多くなるわけですが)考えている時間が長いということでしょうか。その間私は彫刻刀を握ったままジーッとうつむいてたってことでしょうか。怖いです。
「木版画を彫る」というと、版木に着きそうなくらい顔を近づけてザックザック、メリメリッ、グワーッと彫る棟方志功の姿が浮かびます。津軽三味線の音色も聞こえてきます。
現在11枚目に取りかかったところですが、なんだか頭がクラクラしてきました。下ばかり向いているせいかも知れません。表紙を含めて13枚のつもりでしたが、どうも12月で話が終わらない雰囲気なので、裏表紙にも絵を入れて14枚にします。
2005年09月23日
ギャラリーに行ってみよう
作品を扱っていただいている群馬県前橋市のアートギャラリーミューズさんに何点か追加を送りました。摺り増しがはかどらなくて、当初自分で予定していた点数より少なくなってしまいましたが、今までの作品の中から約30点、カレンダーの原画約30点です。「柏瀬の版画が見たい」とお話しすれば出して見せてくれます。
ミューズさんには常時いろんな方の作品が展示されています。(企画展のときも有り)ギャラリー・画廊というのは最初、入るのに少し勇気がいるかも知れませんが、見るだけでももちろん大丈夫ですし、お話しを聞かせてもらうのも楽しいものです。気に入った作品に偶然出会って、それが案外買いやすい値段だったりすることもあるんですよ。 ぜひ足を運んでみてください。
6月からオーパさんに置いてもらっていた小物は先月で引き揚げました。どうもありがとうございました。嬉しいエピソードもあって、北海道から遊びに来られた方が道に迷って偶然オーパさんを見つけ、お土産にと、何点かお買い上げくださったそうです。
私は気になるあちこちに寄り道しながら、やっとカレンダーの彫りに入りました。でもこの寄り道が案外、突然のひらめきに役立っているのかも知れません。
図書館で借りた別冊太陽の熊谷守一、名残惜しいけど見たくなったらまた借りよう。節約、節約。
25日の新日曜美術館は松田正平です。
2005年09月14日
2005年09月11日
白黒版画
お芝居見てきました。どこでも特等席の円形舞台ですが、主役の役者さんの表情が特によく見られる席だったかも。最初に暗転する直前の振り返った表情はゾクッとするくらいだったし、明るくなった直後の沈黙の時間は能面に向き合っているよう。静かな中で不安をかき立てられる感じ。 感情移入できる内容ではないのだけれど、この最初の表情でグッと心をつかまれ、お客さんはたくさんいるのに、たったひとりで見ている、見てしまっている、そんな気がしました。
さて、2005年カレンダー「しずかなおはなし・出会い」。今月は、ずっとおだんごにしていたお姫様の髪の毛がぐわ〜っと伸びてお花が咲いています。
カレンダーの原画はハガキサイズの白黒作品なのですが、ここのところずっと多色版画を作っていたので、今ちょうどとても白黒版画を作りたい気分です。多色作品は色ごとに版木を作るので、それだけではなんだかわからない形を彫ったりすることもあるわけですが、白黒作品は彫りながら目の前に絵が出来上がっていく感じで、それぞれに難しさと面白さがあり、版木に向き合う気分がちょっと違うのです。表紙を含めて13点、これからスケッチをもとに下絵を作り、版木に転写して一気に彫ります。転写した下絵どおりに彫らないところも多々ですが、その辺の自由さも白黒ならではです。原画が出来たら数字の部分を作って、何度も見直してから印刷屋さんへ。「今年も作りました」のお知らせチラシを皆さんに発送して、おまけを作って、印刷が上がったら1枚ずつ確認しながら袋詰めをして皆さんのもとへ。もう半分くらい出来た気分て・・・誰ですか、そんなこと言ったのは。
でもよかった。毎年楽しみにしてくださる方がいると思うとすごく励みになるのです。出会った人、見たもの、読んだ本、特別なことがあった日、いつもと同じ日・・・たぶん、いろんな情景や気持ちの断片をつなぎ合わせた「しずかなおはなし」がまたひとつ出来そうです。 題名は・・・「約束」にしようかな。
昨日からFPジャーナル11月号の表紙にも取りかかりました。こちらも常に季節先取りなので、一年がより早く感じられます。思えば、去年は秋にも個展をやって、一昨年は毎日仕事に行ってたわけで・・・。
もっともっと作れるはずです。しまっていこー!一人だけど。
2005年09月07日
その日が来た?
7月中にアイデアをまとめて、8月には原画が出来上がっているはずのカレンダーなのです・・・。アイデアさえまとまれば、もう半分くらいは出来た気分になれるのですが、まとまりかけては白紙に戻すことの繰り返し。でも、せっかく進めてきたことを誰に何の断りもなく白紙に戻せるって楽ちんだな、なんて言ってる場合ではない!
ひと月ずつ、うんうん唸って考えるような時は大抵だめで、結局ある日突然10点くらいが次々浮かんで、膨らませたりひねったりして、ああこれで今年もいける!となるのですが、やっとその日がやって来たみたいです。 目の前のぐちゃぐちゃなスケッチを数えてみたら12点を超えている。よかったぁ・・・。
2005年09月03日
夢で会えたら
先々週借りた本の返却日だったので再び図書館へ。一目散に手ぶらで帰ろうと思っていたのに、また借りてしまいました。いつ読むつもりなんだろ。ああ・・・。
この前友達に中島らもさんの本を借りたら、その日の夢の主演は松尾貴史さんでした。
借りただけで素敵な夢が見られるかも知れないなら、まあいいか。
2005年09月02日
季節感

版画の道具以外は再び封印、でも粘土乾燥中です。 なんだかこれも部屋の中で年末のような風情を醸し出しておりますが、干支グッズを仕込んでいるわけではありません。 豆雛を作るのです。お正月を過ぎて、もう春です。 おまけに何かが飛んでいます。目が痒いです。
2005年08月26日
おしゃれ工房な日々

愛知万博が連日賑わっているようです。先週、目標の1500万人を突破したとか。その万博に先立ち、昨年名古屋の松坂屋本店で行われた「ニャン博」に出品した招き猫を紹介します。招き猫型の白い張り子に絵を描くという企画でした。ひなたで撮影したのでわかりにくいですが黒猫です。(こういう画像も出していけばいいのね)
どなたがお買い上げくださったのかわからないのですよ。お礼も言えなくてすみません。
今頃どうしてるかなぁ・・・元気でいい仕事してるかニャア。(脱力)
心残りのないように、手芸のお道具箱各種の封印もみんな解いてしまいました。結局何かしら作ってないと落ち着かないのです。
さあ!版画に戻りますよ。
2005年08月25日
カミキリムシな日々

やっぱりどこか出掛けよう、と思ったら台風です。私の夏は8月6日で終わったかも。お仕事などで外出される方はくれぐれもお気をつけください。
彫刻刀をしまったのにカッターやハサミが出ています。前回のオーパさんでのグループ展で「カミキリムシ」というあだ名をいただきました。本に熱中する人を「あの人は本の虫だから」などと言うように、「あの人はカミキリムシだから」と言ってもらうのも悪くないなと思う、確かに年中紙を切っている私です。
紙の厚みで少し浮き上がる感じが好きで、色画用紙の貼り絵をたまに作ります。アートのサイトのはずですが、画像の更新があまりにも少な過ぎるのではないかということで載せることにしました。出来たてホヤホヤの、一足早い「らせん堂」からの秋の便りです。
消しゴムのハンコもちょっとだけ使いました。やっぱり彫り物を添えないと。余白恐怖症の症状も出ておりますね。
2005年08月24日
テンペルタットル彗星
今日たまたまテレビで科学博物館のことをやっていました。すごい賑わい。すごいIT化。ミュージアムショップの品揃えが余計に気になるところです。
図書館で借りてきた、いしいしんじさんの「プラネタリウムのふたご」を読んだら泣けて泣けて・・・どんどん涙もろくなっていく私。読んでいくうちにテンペルのことが好きになってしまってたみたい。
今ここに居る人の物語から、今ここに居ない人の気配を常に感じる。
その人とは会えない。そして、いつでも会える。
2005年08月22日
結局のところ

いろんな人の近況を知る。ああ、なんだかみんな相変わらず「元気なろくでなし」の感じです。
・・・まだまだ暑い日が続きます。台風も近づいているようです。少し落ち着いてホッとするとぐずぐずになります。
東京都美術館でやっている「ルーブル美術館所蔵 古代エジプト展」はルーブルとの契約で会場を20℃に保っているのだとか。お近くの方はどうでしょう?ちょっと涼し過ぎかな。
同じ上野公園にある国立博物館は昨年9月に本館がリニューアルされ、選りすぐりを一定の期間で展示替えしながら1点だけ置く「国宝室」というのがあるそうです。見る方も一人だったらすごい贅沢。
そうそう、やはり上野公園にある科学博物館は夏休みでも何でもない平日だと、剥製に囲まれて展示室に一人、なんてこともあるのです。ミュージアムショップには、昭和の雰囲気満載の恐竜ポストカードとか、傾ける角度によっていろんな昆虫の幼虫と成虫が交互に浮き上がる定規とか(幼虫がズラッと並ぶのはいかがなものかと・・・写真は恐竜が動くやつです)変なものがいろいろ売ってました。今でもあるのでしょうか。(こちらは昨年11月に新館オープン)
静かな水辺、滝の近く、涼しい風の吹く山の上などの自然、水族館でマヌケ顔の魚を探すのとかもいいな。
仕事とそれ以外の時間の境目がどんどん曖昧になっている気がするので、彫刻刀をしまって、出掛ける場所をいろいろ考えてみたのですが、多分、どこにも行きません。
2005年08月19日
雪だるまさん
緊張と狼狽のあまり、いつもすっとんきょうな言い間違いをしてしまう伊藤淳史くん、今日も熱演でした。
さて、年賀状のお仕事第2弾が終了しました。木版をベースに、切り貼り、消しゴム版画なども併用して8点作りました。第1弾は4点。それぞれ秋に発売されるCD-ROM付の年賀状素材集に掲載される予定です。(詳細がわかりしだい「お知らせ」いたします)
今回もやっぱりまた雪だるまを彫ってしまいました。雪だるまが好きなのです。場所があればグッズを収集したいくらいです。この辺に雪が降るのは年に2,3回ですが、子供の頃は雪が降ると必ず雪だるまを作っていました。
そして忘れられないのは「魔法使いサリー」に出てきた雪だるまさん。火事の中に飛び込んで行くんですよ。あ〜もう、今思い出しても泣けてくる。
2005年08月15日
鍛錬
8月も中旬、暑くても7月とは明らかに違う空気が流れています。
今週は諸々の締切があって先週から摺りモード、特に今回はいつもと違う紙を使って、それがもうガッツリ力を入れないと絵の具がよく摺り取れないので、身体の節々が痛くて右腕がだるい。昨日ソフトボール大会だった?みたいな疲れ方です。
10万くらいするバレンがあるんですよ。きっと使い心地抜群なんだろうな。タウリン1000mgより高級バレンか・・・。
私が最も敬愛する木版画家の清宮質文さんは、版画を作るために毎日腕立て伏せをして鍛えていたとか。
ファイトだ!
2005年08月07日
花火に似た花
好きな花のお話しがあとひとつ残っていました。縁が紫のトルコギキョウ。なに色でもきれいだなぁと思うわけですが、凛としてるのに危うい雰囲気が空想の扉を開かせます。
そうそう、あとフェンネルとかディルみたいな形の花が好きです。小さい打ち上げ花火みたい。私もうホント花火大好きなんです! 昨日の花火もきれいだったなぁ。
昼間は東京に行ってなかなかのハードスケジュールだったけれど、ドキドキして、良いものがいっぱい見られて、とても素敵な一日になりました。今日からまたひとつひとつ頑張ろう!
今年も平和の尊さをしみじみ想う8月です。
2005年08月05日
「じゅんの恩返し」
「ほぼ日刊イトイ新聞」の「じゅんの恩返し」、昨日33個目の恩返しは松本清張でした。
私が清張さんを読んだのは中高生の頃。みうらさんのお話しに、笑ったりしんみりさせられたりして、今また無性に読んでみたくなりました。小倉に行く機会があったら松本清張記念館にも行かないと!
2005年08月02日
もう少々お待ちください。
暑いですね~。後藤アナの駄洒落は、相手のお料理の先生を少々困らせつつ、冷ややかさを増す時がありますが、今週はケンタロウさんだから和気あいあいとした空気が流れておりますね。おいしそう。
なんだかやることがどんどん後に押しています。暑い中、年末のようなせわしなさに加え、視界には年賀状っぽいものがチラチラ。(オーストラリア在住か)
次期「花見の会」の皆さま、第1回頒布作品は今週末か来週早々には発送いたします。もう少々お待ちくださいませ。
2005年07月27日
切り札じゃなくて守護神
少し前ですが、過日の15年ぶりの方々がお食事会を開いてくださいました。私が版画を作っていることを全く知らなかったということは・・・まさに音信不通状態だったわけですねぇ。久しぶり過ぎて何を話したらいいのか心配でしたが、「私、なんだかすごくしゃべってるなぁ」と。女子はつまらんことをよく憶えてるもんです。すごく仲の良い人だけが知っている私のツッコミ気質を15年ぶりの人に発揮できるなんて。人生最大の緊張でドキドキを使い果たした効果がこんなところにも・・・。体質改善されたのだろうか。
すっかり時がもどった感じでしたが、おじさんおばさん同志、アドレスの交換とかにやたら手間取って・・・携帯で写真撮るだけでも「あれ?」「あれ?」って。(私の携帯にはカメラさえ付いてないのだけれど)
そういえばこの前、友達に「江夏投入!みたいな感じでさ」と例えたら、「江夏はやめときなよ」と言われました。はいはい、せめて「佐々木」ね。でもちゃんと通じてるじゃん。
今月はいつになく、たくさんの人にお会いすることができましたが、後半は孤独な私に戻って毎日彫っておりました。そして明日からはまた恐ろしい「摺り」です。台風一過で暑くなりそうなので、気合を入れて頑張ります。
新たな年賀状のお仕事もいただき、冬気分再び・・・と、思ったけれど、「おしゃれな女性」がターゲットのようなので今回はあまり季節にこだわらないデザインを練ってみることにしよう。
必要なのは若い女性の気分。得意だ。
先程、ディスカバリーが飛び立ちました。
2005年07月25日
ものがたり
今月の一品は「ものがたり」です。以前も書きましたが、題名はシンプルでイメージが広がるものが理想です。最初からついているものと、後からつけるものとあるのですが、これは後です。「ものがたり」と思いついたとき、イメージを広げることができるような気がしました。
「ものがたり」のイスを例えば部屋に置いてあるイスだとすると、夕食の後、いつもおばあちゃんが座ってお話しを聴かせてくれるイスとか。お姉ちゃんは怖い話が大好きで、弟はちょっと怖がりなのかも。「ものがたり」そのものがお話しの世界で、姉弟が魔法でイスに変えられてしまったとか。(そういえばイスと身体がつながってるぞ)誰が座ったら魔法がとけるのか。一人芝居の舞台のイスだとすると、自分が座ることも誰かが座っている事にもできます。何か別の「物」にも生命のあるものにだってできるし、そこにあるのにないことにもできたり、いろんなストーリーが生まれます。やっとたどり着いて座ろうと思ったらこういう壁紙だったとか。「これは私の心のイスです。このイスにはいつもあなたしか座りに来ないのです」なんて告白してサーッと引かれたりして。(空想から妄想へ?妄想くらい幸せにしてあげればいいのに)きりがありません。
ちょっと説明過剰みたいになりましたが、ここ数日で、たまたま作品と題名との関わりについて何度か聞かれる機会があったものですから。
作品ひとつひとつが、長い長い物語の挿絵のようなものなのかも知れません。トップページの「ひとつの作品の完成は入口。扉を開いて空想を膨らませると、また新しい入口が待っています」・・・ですね。そして、作品を見て、私自身が気づかなかった新しい扉を見つけていただけるとき、そんなときはすごく嬉しいのです。
2005年07月18日
きれいだったよん。
海の日です。梅雨も明けたもようです。
普段あまりパソコンを長時間使うことはないのですが、作品ファイル制作のため昨日から急遽、作品のスキャン・プリント大会を繰り広げております。慣れないことをやっているせいか、スキャナの場所が悪いのか、なんだか妙な疲れが・・・。
午後は足利ミュージックアカデミーの受講生、講師の皆さんによる演奏会に出掛けました。(仕事でよく使っていた市民会館の別館ホール、なんだか懐かしい匂い)
友達二人のピアノを弾く姿を久々に見ました。(きれいだった~)ピアノ、バイオリン、フルート、サキソフォーン、ソプラノによる、クラシックからポピュラーまで幅広いプログラムで、透明に澄んだ音や声が私には新鮮で心地よかったです。「見上げてごらん夜の星を」にジ~ン。今更だけどいい曲だな。
私の版画にはたくさん星が出て来ますが、満天の星というものを実際には見たことがないのです。長年の憧れなのですが、天の川が見えるくらいの星空をいつか見てみたいなぁ。できれば海辺で。やっぱり水平線のすぐ上が、いきなりドバーッっと星なんですかねぇ・・・。
2005年07月16日
木土水でくるくる
オーパさんに行く前に最初に寄ったのは、越谷市蒲生での「くるくる紙芝居展」です。都庁などにも展示されて活動の場がどんどん広がっているくるくる紙芝居、会長は手塚治虫賞を受賞され、少年ジャンプに連載されていた「ドリーム仮面」の作者で詩人でもある中本繁さんです。
中本さんとは4,5年前、恵比寿のギャラリーで初めてお会いしたのですが、以来東京での展示には必ず来ていただいて、昨秋の個展ではくるくる紙芝居で会場を盛り上げてくださいました。いつもとても素敵な感想を言っていただけるのですが、UFOキャッチャーで取ったよくわからないものもくださいます。オープニングパーティには、ネオンの付いたマイグラスを持参されます。ロマンチストですね~。(なにせドリーム仮面ですから)
中本さんに会うと、いつでも出来るときにのんびりやってくれればいいですからと言われ、みんなくるくる会員になってしまうのです。なので私も会員なのですが、今のところ何もできてなくて、今回は皆さんの作品を見に行ってみたしだいです。私もくるくるを生かしたお話しを考えて、何か作ってみよう。のんびりと。
会場の「木土水(もくどすい)」さんはカフェギャラリーというのでしょうか、自然の素材を生かしたとても素敵なところでした。2階がギャラリーなのですが、3階(テラス付)まであって、1階から3階、気に入った場所に移動してどこでお茶を飲んでもいいのです。手炒珈琲や手作りお菓子、パンもありました。作家さんの手作りグッズも店内のいろんなところに置いてあって、隅々まで神経がゆき届いているのにすごく自由で、居心地の良い空間でした。またぜひ行ってみたいです。
蒲生駅って、足利から行くと止まらないのですよ。新越谷で各駅に乗り換えてくださいね。一駅です。
2005年07月15日
終了しました。
ひときわ印象深い展覧会となった「暑中に涼あり、五人の心の窓から吹く風は・・・」が13日に終了しました。皆さま本当にどうもありがとうございました。(グッズは引きつづきショップの方で販売していただけることになりました)
五人というのは丁度良い人数かも知れません。他の作家さんや、その作家さんのお友達ともお話しができて、輪がまたひとつ広がりました。夕方は、みんなで会場を片づけて真っ白い壁になったギャラリーで、反省会という名の懇談会。短かったですが、楽しい時間を過ごせました。みんないい人だ~。
実は五人全員が揃うのはこの日が初めてで、大野さん曰く、「なんだかこれから始まるみたいだね」。(初日に戻りたいなぁ・・・)
この前7月に入ったと思ったら、もう半分終わってしまいました。今日はこれから宇都宮の情報誌の方が取材に来られます。
2005年07月11日
失敗は成功のもと
「摺り」は、なかなか思うようにいかないことが多い作業です。作家さんに聞いてみると「版画は彫りより摺りだ」と皆さんおっしゃいます。大作を作られる方は何日がかりにもなり、その間の集中力の持続は並々ならぬものがあると思われます。
私のような小品でも朝から準備をして夜遅くまでかかってしまうので、うまくいかないと、かなりモヤモヤした気分で眠りにつくことになります。最近は「さっきの版、色を変えてもう一度重ねてみよう」とか「同じ色でここだけ摺り方を変えてみよう」とか、考え考えなので余計に時間がかかります。絵の具の濃さや力の入れ具合など微妙なところで、いい感じになったり失敗したり。それにこの季節は気温が高くてとにかく乾きやすい。湿らせた紙はすぐ収縮してしまうし、板に乗せた絵の具も素早く伸ばさないといけないし、丁度よい感じに溶いた絵の具もすぐに濃くなってしまいます。 昨日はまったくイメージ通りにいかなくてお手上げでした。もう、用意した紙、全滅です。世に出せる仕上がり一枚も無し。ぬわ~っ!
・・・少し時間をおいて頭を冷やしたいところですが、失敗の記憶が新しいうちにまたやってみた方がいいのです。時間をおくとまた失敗したところから始まってしまいそうで。兼業の時は、モヤモヤを次のまとまった時間がとれる日まで持ち越さなければならなかったので、毎日作業が出来るっていいなとつくづく思います。 おかげで今日はなんとかうまくいきました。
こんな風になってしまった・・・ということでも、それをあえて生かせる場所が見つかれば表現の幅を広げることもできるのです。昨日の失敗も決して無駄ではなかったと思いたい。
さあこの調子で、明日は2版なのに考えているうちに11回摺りになってしまったあれを摺り増ししよう。最初から11回だと思ってやればそんなに心配はいらないはず。
明後日はあそことあそこに寄って、夕方はオーパさんで搬出です。詳細は後日。今月も結構忙しいみたいです。
2005年07月09日
次はカレンダー
ずっと以前、どうしても聴きたい曲があって買った、1枚だけ持っているスピッツのCDを聴いてしまいました。何?この切ない気分。
さて、年賀状のお仕事が無事終わりました。まだ梅雨も明けていないのに、頭の中にしんしんと雪を降らせました。この、夏に冬のことをやらなければならない感じ、けっこう好きなんです。「版画で仕事してる」って実感があって。(締切をちょっぴり延ばしてもらったけど)
次はカレンダーかぁ・・・こちらはまだ白紙の状態。自主制作だと期限が「だいたい」だから、なかなかアイデアがまとまりません。なので、アイデアだけでも必ず今月中に固めます。と、ここに記してみます。
2005年07月08日
締切迫る!
「花見の会」、ホームページでの募集締切まであと2日となりました。この頒布会はどんな作品が届くかわからないというリスクがありますので、他の同じような大きさの作品に比べ価格を低く設定しておりますが、作るときの気持ちはもちろん一緒です。おかげさまで毎回少しずつ会員の方の数も増え、今回は今までで一番お申し込みをいただき、現定部数にも大分近づいてまいりました。締切を過ぎてしまうと、いつものように「まだ大丈夫ですよー」と言えないかも知れません。(万が一、もしかして、もしかしたら)なのでなので、なんというか、よろしくお願いします!
2005年07月07日
「木版画を作ってみたい方はぜひ」
こんな私でも「教えたりはしてないのですか?」とお問い合わせをいただくことがあります。技法に関しては私自身、作家の方にあれこれ質問して参考になったことがたくさんあるので、私もなるべくお話ししたいとは思っているのですが、「教室」となると、あまりにも自己流なので、かえって生徒さんを遠回りさせてしまいます。
そこで、まことに僭越ですが、この前ちらっと書いた版画の教室のことを紹介させていただくことにしました。
教室を担当される木版画家の広瀬孝志さんは、星襄一氏に師事され、ご本人も大作から小品まで、大胆かつ繊細な素晴らしい作品を作られる方です。きっと、とても自由でゆるやかに、お互いに学び合う感じで教えていただけると思います。ご興味のある方は、広瀬孝志さんのホームページから、ぜひメールで直接お問い合わせしてみてくださいね。
2005年07月06日
遠花火
制作中としてあった「花見の会」6期最後の頒布作品の画像を、先日追加しました。どこで上がっているのでしょう。音が聞こえないくらい静かな花火です。(大好きな木版画家「清宮質文」の作品の中にも「遠花火」というのがあるんですよ)
「淋しさ、懐かしさ、不思議さを感じました」とか「好き!」とか 、次回7期との橋渡しの時期というのもあると思うのですが、今回は特にいろいろなお言葉をいただいています。昨日は頒布作品を玄関に飾ってくださっている画像を送っていただきました。
とても嬉しいです。みなさん、ありがとうございます。
2005年07月05日
なつかしい~
ひょんな事から、15年振り!くらいの方と電話でお話をする機会がありました。私のこと憶えていてくれてありがとうございます。あの頃の私は何を一番にしていたかな~と思い出してみたら・・・バ、バンド!?わたくし、まだ金曜日の奇跡をボワ~っと引きずっています。ハァ~。なんでも版画に出来るってもんじゃないね。版画じゃなくて曲作っちゃう?歌っちゃう?調子乗ってる?
昨日は知り合いの作家さんから、ギャラリーをオープンしたというハガキをいただいたり、別の作家さんからは版画の教室を開くというメールもいただきました。ここ何日か、いろんな事が押し寄せて来るように周りが動いている気がします。みなさん、それぞれの世界でどんどん前に進んでらっしゃる。私も頑張ろう! やっぱり版画作ります。
2005年07月02日
奇跡
かつて空白の3ヶ月間の事を一回にまとめて書いた私が、同じ日に2回書いています。でも奇跡とはこのことではありません。
昨日はオーパさんでの「暑中に涼あり、五人の心の窓から吹く風は・・・」の初日でした。去年まで兼業版画家だったこともあり、なかなか夜のオープニングパーティに参加する機会がなかったのでドキドキでしたが、作家の方や編集・出版に携わる方といろいろなお話しができて、自分がこれから目指したい形がより明確になったように思います。
でも・・・皆さんとリラックスして話せたのは、たぶんパーティの前に起こった奇跡のような出来事でドキドキを使い果たしたからだと思うんです。
夢のようなお客様がふたり。もう私の心の窓から吹く風は竜巻ですよ!嬉しくて嬉しくて、気絶するかと思いました。
なんか最後に「また」って声が聞こえたような気がするんです。そらみみだったのかも知れないけど。また、いつか会えるといいなぁ・・・なんて思いながら版画でも作ってみるかぁ。版画しかできないけど。
おすすめ展覧会情報(5)
昨日、東京ステーションギャラリーで開催中の小山田二郎展に行ってきました。もう何年も前、栃木県立美術館で初めて出会ったのですが、凄かったです、今回も!
絵の隅々まで見逃せません。きっと紙やキャンバスの外まで気持ちが続いているのだと思います。館内のキャプションに「塗り重ねるほど透明になっていく・・・」というようなことが書いてありました。(なんて素敵な表現なんでしょう)
細かいことを書いている時間がありません。ステーションギャラリーでは3日までなので、今日と明日しかないのです。 秋には高崎市美術館に巡回します。 ぜひぜひ実物を見に行ってください!
2005年06月30日
3年あじさい組
紫陽花は今までにも、何度か版画にしたりハンコにしたりしていますが、小学生の頃から好きだったみたいです。自分で描いた小さな紫陽花の絵を名札に貼っていたのを思い出しました。絵全体を上からぴっちりセロテープで覆い、濡れても大丈夫なように工夫したところが気に入っていました。
気づいた友達が「私も!」というので、いろんな小さい絵を描いてみんなで貼っていたら、名札の字が見づらいから止めなさいと先生に言われました。あはは、まったくその通りです。
それにしても、やってることが今もあんまり変わらない・・・と、オーパさんに送る手作りグッズを見てしみじみ思う私。
さて、明日から7月。海猫堂さんにTシャツが並び、オーパギャラリーさんに五人の風が吹きますよ~。
2005年06月28日
桜に続きまして・・・


以前、好きな花のひとつ、桜のことを書きましたが、今月の一品が変わる前に今度は「あじさい」です。小さくてまだ緑の部分が多く、少しだけ色の入った紫陽花が特に好きです。あとは、まん中にオパールが集まったようなガクアジサイ。
散り際が見事な桜に比べ、紫陽花は土に植わったままカンカン照りの中、茶色のドライフラワーみたいになっている時がありますが、なんだか見てはいけないものを見てしまったような気がして、またしてもそこで空想の扉が開き、紫陽花の精の声を聞いてしまう私です。まあ、今はそれが仕事なので良かった・・・かな。
今月の「FPジャーナル」の表紙も紫陽花なのです。こちらももうじき来月の表紙に変わってしまいます。ぜひ毎月見てみてくださいね。
2005年06月26日
結局「ハトと私」の話
思いがけず多忙な6月を送っております。 長い事務職経験で多少は培われたであろう段取力を総動員して、なんとか乗り切ろうではないか!という中、どうしても見たいものがあって、昨日は一日出掛けてしまいました。良いものに出会うとヤル気倍増!見て良かった~!
でもあまりにも頭がボワ~としてしまったので、しばし夕方の涼しい風に吹かれようと電車の時間まで浅草寺へ。やっぱり若者が多くなったかもなぁ・・・などと思っていると、目の前にハトが一匹、キョトンと私を見ています。ハトは今まで何度か題材にしているので、地元のお寺でも観察したことがあるのですが、こんなにじ~っと動かないハトは初めてで、この際だから改めて私もじ~っと観察。「この角度だとまんまるだなぁ」「首んとこ、色が複雑」・・・涼しい風に吹かれ見つめ合うハトと私。ちょっと魔が差して、「食べられるんだっけ?」と心の中で思った瞬間、トトトッと3歩あとずさって顔をそらし、そしてトボトボと下手にハケるキミ、いい間してるわ。で、また頭がボワ~。
まったく、なんのこっちゃって話しになってきましたが、たまにはこういうのもいいかな。何を見てきたのか肝心なことが書いてないけど。
無理に言葉にしないで気持ちをボワ~とさせたまま素直に作ってみたら、何か今までと違う作品ができるかも知れない・・・ような気がするので。それを自分で楽しみにしたいと思います。
2005年05月31日
ありがとうございました。
個展は無事終了いたしました。なんだかこれから始まるんじゃないかと思うくらいアッと言う間でした。ご来場いただいた皆さま、応援、協力してくださった皆さま、どうもありがとうございました。期間が短くて都合がつかなかった皆さま、申し訳ありません。これからまた「今月の一品」などで作品を観ていただけるようにしたいと思います。そしてまた展示の機会を作れるよう、たくさん作ります。
さて、これからまたいろいろな企画展に向け忙しくなります。ホッとする時間はありませんが、アッと言う間だったから、ホッとしなくてもいっか。頑張ります!
2005年05月28日
おみやげ

個展、無事始まりました。そしてもうすぐ終わります。
体験コーナーの「りんごちゃん木版画」「りんごちゃんスタンプ」「ひまわりさんスタンプ」など。ほんと、ちっさい。
2005年05月21日
すばらしい
なんだかテレビの話しなんかして随分余裕がある感じですが、書こう書こうと思っているうちにどんどん終わっていってしまいそうなので。
「王様のレストラン」の再放送が先週から始まっています。本放送の時、今まで観てきたドラマの中で一番!と思ったけれど、あれから10年も経っているのに、やっぱり一番かも、と思いました。オープニングからエンディングまで全てが完璧です。何度観ても最後、ムッシュ稲毛と一緒に泣いてしまうのですが、久々に観たら1回目からウルッときて、毎回ウルッ。それに範朝さん・・・あ、でもそれはまた別の話。
2005年05月20日
自由自在
教育テレビの「知るを楽しむ」、月曜夜の佐々木信也さんのお話しが面白いです。懐かしい名前や興味深いお話しがたくさん出てきます。今週は「隠れた名将 藤田元司」でした。今、巨人ファンが観たら泣いちゃうかも。そういえば、佐々木さんのうしろの画面が4分割されていた頃のプロ野球ニュース、懐かしいなあ。
月曜のこの番組の前の趣味悠々「樹脂粘土クラフトてのひらで咲く小さな花」もいい感じ。最近、樹脂粘土という素材に興味がわいているので観てみたのですが、なにか自由自在で面白いものが出来そうな予感。でも、今は買いません。粘土。たぶん。(ウズウズ)
2005年05月18日
気分転換?
友人の編み物が、なかなかはかどらないらしいので預かってきました。2週間ほど前です。冬の間、一度も毛糸に触れなかったので「おしゃれ工房な私」がウズウズしていたのです。マフラーなので使うのは今度の冬、少しずつ編むと気分転換にもちょうどいいと思った・・・のですが・・・少しじゃ止まらんとです。
確かに友人は言いました。「この時期、渡さない方が・・・」さすが、わかってらっしゃる。
2005年05月17日
いつのまに・・・
今月の一品「いつのまに」、個展の案内ハガキに使いました。まったく、いつのまにか花が咲いていたり、緑がワサワサしていたり、大相撲が夏場所だったり、個展の日が近づいていたり・・・慌ただしく月日が過ぎてゆきます。今回は「活き街工房α」を運営する足利工業大学がパソコンで案内ハガキを作ってくださり大変助かりましたが、宛名は相変わらず手書きしてしまいました・・・。足利周辺の方を中心にご案内させていただきましたが、もし「うちにも送って」という方がいらっしゃいましたらご一報お願いいたします。展示期間が短くて申し訳ないのですが、この施設は6月いっぱいで閉鎖になるそうで、なるべくたくさんの方に利用していただこうと、現在いろんな方が週がわりで次々に展示しています。
前回2003年もこちらをお借りしましたが、その時は私の彫った板を使った「摺り」の体験コーナーを設け、ご自分で摺った作品をお持ち帰りいただきました。今回はバージョンアップさせて、多色摺りの方法がわかる摺り体験コーナーの用意を進めています。多色摺りに関するご質問をいただくことが多く、「言葉だけで説明するよりも」と思ったしだいです。でもこのコーナー、前回の経験から、会場が混んで来るとなかなか難しいのです。・・・そこで今回は更に、消しゴム版画(ハンコ)を作りました。シール用紙に記念スタンプのように押して、お持ち帰りいただけるように考えています。これはスタンプインクをつけてポンと押すだけなので簡単です。木版画もハンコも小さな小さな、ささやかなものですが、せっかくなので、何かおみやげを持って帰っていただきたいと思いまして。
ご覧いただくのが2003年以来の方はオール新作、昨秋のオーパさんでの個展以降も20点近く作りました。私は4日間、毎日会場に居ます。ぜひお出掛けください。よろしくお願いいたします。あ、グッズも出します。
2005年05月04日
久々に作品集に追加
といっても2003年カレンダーの絵なのです。カレンダーをお買い上げいただいている皆さまは見飽きてるかなぁと思って、出しそびれていたら今になってしまいました。2003年は植物と何かの組み合わせということで考えたのでした。随分前のような気がします。5月の個展が終わったら(今月じゃん!)そろそろ2006年のアイデアを練らないとなぁ・・・。カレンダーを作るようになってから、今が何年なのかコンガラガッテよく間違えてしまいます。カレンダーを売っているくせに間違えてしまいます。
2005年05月02日
おすすめ展覧会情報(4)
久々のおすすめは「福井良之助孔版画展」です。福井良之助のことは全く知りませんでした。孔版画(ガリ版…謄写版)という技法もよくわかりません。実は、「いいぞ~」と私もすすめられたので出掛けてみました。
じ~っと観ていたくなる絵です。様々な形が浮かんできます。花、果物、魚、風景・・・一見さりげないものばかりなのに、ひとつ進んで戻ってみると、また違う部分が目に入ってきます。画面の切りとり方も絶妙です。技法は実物を観ても想像できませんでした。なんだかうまく説明できなくてもどかしいですが、自分の部屋に飾るならこういう作品にしたいなあと思いました。こんな風に心動かされる作品に出会えたのは久しぶりです。孔版画はたくさん刷ることができず、多くはアメリカに渡ってしまっているとのこと。まとめて観ることができる貴重なこの機会を逃してはいけません。私が行ったとき(4月21日)は図録がまだ出来てませんでした。(今回展示しているものだけでなく全作品目録として作成中)予約はできましたが、その辺は確認されてからの方がいいかもしれません。高崎市美術館、初めてでしたが、こぢんまりとした私の好きな感じの美術館でした。美術館前の西口パーキングの上の方の階に車を止めると、山の上の観音様も見えますよ。
「福井良之助孔版画展」2005年4月19日(火)~5月22日(日)
高崎市美術館
JR高崎駅西口から徒歩3分
*版画芸術最新号(127号)第2特集と裏表紙にも掲載されています。
佐倉市美術館から始まり、高崎を経て岩手県立美術館にも巡回します。
2005年04月30日
ムーミンはトロールです。

「ムーミンパペットアニメーション」をご存じでしょうか?DVDボックス、買ってしまいました。帯には「原作者トーヴェ・ヤンソンが自ら企画に参加、監修も手がけ、最も気に入っていたといわれるムーミンの映像作品」と書いてあります。画質は良いと言えないし、動きもぎこちないのですが、それがまた味わい深くて。スナフキンが旅立つとき、ムーミンの目から透明な涙が一粒こぼれました。背景もきれいで、特に夜の、青く、ぼあ~っとした感じには見とれてしまいます。私は昔からムーミン谷にはすぐに行けるのですが(心の旅)、こんなきれいなところもまだまだあったのねぇ・・・。花粉症の人(人?)いるのかなぁ・・・。
20日から毎週水曜日、BSフジで始まっているみたいです。うちは地上波しか見られないので油断してしまいました。
渡良瀬川の春の花火。毎年恒例になったみたいですね。今年もふらっと観てきました。わたくし、ただいま件のマメを作りながら「摺りモード」に入っております。摺りは彫りの10倍くらいの集中力が必要なので、何か凄く消耗している感じの日々・・・良い気分転換になりました。
2005年04月24日
そして「美の巨人たち」

谷中安規の「美の巨人たち」、盛りだくさんな内容で、なんだかいつもより時間が長く感じられました。また作品の実物が観たくなってしまった・・・。
神宮前のオーパギャラリーさんの前の道から、青山通りに向かって撮った写真です。いろんな時代の景色が混在していて好きな道なのですが、昨日は朧月のおまけ付でした。
2005年04月22日
今週の「美の巨人たち」
土曜日の夜10時からテレビ東京でやっている「美の巨人たち」、今週23日は私の大好きな木版画家の谷中安規です。
この番組は1点の作品にスポットをあてるのですが、どんな演出で見せていただけるのでしょう・・・楽しみです。
2005年04月17日
花筏(はないかだ)

山の色も変わってきました。薄い緑がきれいです。
今月の一品、「らくがき」ばかりでもなんなので、今月は多色
作品にしました。花吹雪でもいいのですが花筏です。池やお堀
の一面に浮かんだ桜の花びらのことを考えながら作りました。
何事にも好き嫌いが明確ではない方なのですが、好きな花は3
つあります。紫陽花、白くて縁だけ紫のトルコギキョウ、そし
て桜です。影のある美しさというか。多分、ちょっとだけ哀し
かったり恐い感じがするものに弱いのです。そういえば、今ま
で「美しい」とか「素晴らしい」とか「素敵」とか言って紹介
してきたものは全部そんな気がします。
明け方、朝、昼、夕方、夜、夜中。桜ほど表情が違って見える
花はないと思います。夜桜見物で賑わう中、これから真夜中に
なって誰ひとりいなくなっても、この桜はこのままここに咲い
ているのだと思い、情景を想像すると、ゾクゾクしてしまいま
す。怪しいことが起きても何の不思議もない気がします。
そしてあっという間に桜の精は、「また来年お会いしましょう
。ウフフフフフ~」なんて、ここより北の山の上にひっそりと
咲く桜のところへ行ってしまうのです。
2005年04月15日
下も向いてみる

2005年04月11日
千歳と隅田


2005年04月08日
グツグツ、サクサク、バシバシッの日々
空白の3ヶ月のことを少し具体的に・・・と思ったら、パソコンのアダプタから火花がバシバシッ!あービックリした!!新しいのに取り替えました。思わぬ出費です。もういいやと思ったのですが、途中まで書いたのでやっぱり載せます。
さて、個展の残務、カレンダーの発送、お待ちいただいていた頼まれものの制作など、諸々の忙しさが一段落した年末から、「今しかない」と数日にわたり平成の大掃除を決行・・・というか、掃除に限らず、版画にも限らず、今まで手を付けられなかったいろんなこと、いろんなものを整理しました。作業は年明けも続き、あまり変わり映えはしないものの、現状が把握しやすくなり、いろんなものに手や目が届くようになっただけでも大分良くなった気がします。作業スペースもほんの少しだけ広くなり、定期的に制作している頒布会の作品づくりも新鮮な気分でした。表層雪崩から発掘された本に目を通したり、グッズ制作のため、布や、消しゴム、粘土なども触っていました。2月の中頃になんとなく良いことがあって、頑張ろう!と気合を入れ直したら、翌日に新しい版画のお仕事が決まりました。益々頑張ろう!というわけで、地元での個展をどんなものにしようかなぁとモヤモヤ浮かんでいただけのアイデアをグツグツ煮込みました。出品する新作の目標点数も決めイメージを練って、 現在、下絵を転写した版木の山を前に毎日サクサク彫っています。そしてセーターの袖口に木屑を付けたまま、くしゃみをしつつ、近所へ買い出しに行ったりもして、そらみみも更新だぁ!と意気込んだら火花バシバシッ!という感じなのでありました。
あ~、せっかくブログにしてくれたのに3か月間を一回で・・・なんて大雑把なんでしょう。すまぬ、広報部長。
2005年03月30日
ごちそうさまでした。
ミューズさんのオープニングパーティーは凄いらしい・・・とは聞いていたのですが。冷たい物は冷たく暖かい物は暖かく次々と出てくるお料理、それが全てスタッフの皆さんやスタッフのご家族の手作り、お酒の種類も数えきれないくらいでした。
大野さんはさすがに大人気。あちこちからお声が掛かる大忙しの中、テーブルに並ぶ大好物のジャガイモを気にしつつ、私達やギャラリー全体への目配り気配りも欠かさない大野さんなのでした。消しゴム版画付きチョコも好評で嬉しかったです。
会期は4月10日まで、 グッズ販売も引き続きしていますよ。
2005年03月25日
前橋で始まります。

柏市から巡回した「大野隆司とその仲間たち展」が前橋で始まります。初日の明日26日、3時からオープニングパーティーがありますので、ぜひお出掛けください。
写真はパーティー差し入れ用の「消しゴム版画付きチョコ」です。市販のチョコに消しゴム版画を貼っただけなのですが。
このチョコって、ちょっと銀紙がむけてるのあるんだよね~。味見。
2005年03月15日
空白の3ヶ月
またまたすっかりご無沙汰してしまいました。ブログになったのを報告した以外は、11月の個展以降なんにも書いてないのです。いったいのりぼうは何をしているのだろう・・・と別に誰も思っていないかも知れませんが、私は相変わらずやっております。
そういえば、このすぐ上の一言コーナー(そらみみ茶房トップページ)でさえ更新してなかった。実はここにも名前があるんですよ。「今日の切れ味」といいます。そうです。毎日何か書こうと思ったんです。
研がないと切れませんね。
2005年02月03日
ブログって何?
前々から広報部長に勧められていたのですが、いよいようちもブログです。自分でやったわけではありません。今も自分がこのシステムを理解できているのか不安です。見た目はそんなに変わったわけではないのですが、この「見た目変わらず」が、意外と大変で。私はあーだこーだ言っただけで、全てをやってくれた広報部長が大変だったわけなのですが。でも一番大変だったのは私への説明かも。(感謝!)
新しい気分で更新頻度もアップ!といきたいところですが、たぶんそんなにかわらないのではないかと・・・。まずは版画を作らねばなりませんので。いろいろ行き届かないところもあるかと思いますが、これからも時々覗いてみてください。
2005年01月30日
ブログのテストです。

梅のほころび
2004年11月30日
個展無事終了です。

懐かしい友人と再会できたり、お名前は良く知っているのにお会いするのは初めてという方とお話しできたり、忙しいスケジュールをぬって訪ねてくださったり、遠くから足を運んでいただいたり、ご近所の方が何度か来てくださったり、お客様に大道芸やクルクル回る紙芝居を披露していただいたり、とても楽しい時間を過ごすことができました。皆様本当にありがとうございました。
今回の写真は最終日の夕方、今度はギャラリーの中からまたまたガラス越しに外の風景を撮りました。モノクロ版画がガラスに映っています。一番右に写っている作品の上にある微かな小さな光は丸いお月様ですよ。この写真も題名をつけるとしたら「月夜にさがす」かな?まだまだ探し続けないと。そして私は今日も版画を彫るのです。これからも頑張ります。
カレンダーの発送準備も進めています。お待たせして申し訳ありません。
さて、オーパさんでは12月10日から恒例の「オリジナル燐寸ラベル&マッチ箱アート展」があります。はい、参加しますとも!
2004年11月22日
個展、あと2日です。

ギャラリーの外からガラス越しに撮りました。
23,24日、あと2日です。
2004年11月13日
「月夜にさがす」
また案内ハガキの宛名を手書きしてしまいました・・・。「まだ来てないんだけど」「ぜひ送ってください」という方がいらっしゃいましたらご一報願います。申し訳ありません。
今回初めて個展にタイトルを付けてみました。「月夜にさがす」。今月11月の一品を題名ごとそのまま案内ハガキに使いました。相変わらず作品に出てくるのが月とか星とかばかりですし、夜の方が頭が冴える(比較的)ので、総体的なタイトルにしてもいいかも、なんて思いまして。ちょっと気取ってみました。
内容を少し詳しく説明させていただきますと、「2004年作の約20点」とは20点を少し超えるくらいで、内、5月の「ギャラリーはなみち」さんに出したものが7点あります。その他、2005年カレンダーの原画はもちろん今回が初めてとなります。「今までの中から約30点」は見慣れた作品も多いと思いますが、オーパさんでの個展は初めてなので、なるべくたくさんの方に観ていただきたいと思い、出すことにしました。もう少し増えるかもしれません。グッズはおなじみのものが中心ですが、もし時間があったら手作り系 に挑戦したいと思っています。思っていますが、だめかもしれません。なんだか混乱しているので、この期に及んで行き当たりばったりなことを言っています。
ギャラリーの近くには素敵なお店もたくさんあるので、ぜひお出掛けください。(他力本願)私は20、23、24日に会場に居る予定です。
2004年10月01日
「チーム・らくがき」
またひとつ歳をとってしまいました。でもこれからを考えると今現在が一番若いのです。(うけうり)今日は清々しい良いお天気だったな~。
さて今月の一品、過去の作品からごちゃまぜに選んで載せてきましたが、できることならできたてホヤホヤの「今月の一品のための版画」を載せたいな・・・と思っていました。これからしばらくは落書きみたいにできた小さなホヤホヤの「チーム・らくがき」を中心に、今までのような作品も織り交ぜながら掲載していく予定です。
2004年09月02日
そうだ 浅草、寄ろう。

雲の形が北斎の「凱風快晴」(赤富士)みたいです。五重塔のライトアップもきれいなんですよ~。
さて、そらみみを順調に更新しているということは・・・。そうです。またしばらく音沙汰なくなるかもしれません。版画は年内休まず営業になりそうです。たまには声を掛けてくださいね~。
2004年08月31日
充実ぶりに困惑
というわけで、目の前に「八重洲ブックセンター」があるというのに素通りはできません。地元では、気になる本をちょっと観てみて買うかどうか決めるというような環境がないので、大きい本屋さんがあると吸い込まれてしまうわけです。ずっと観たかった銅版画集・・・あった!観るだけ。最近気になっている歌舞伎や俳句のコーナーもそれぞれの充実ぶりに困惑。「どうしよう帰らなければ、浅草へ。」
そうなのです。足利の人間が足利に帰る前にまず東京で帰る場所、浅草。故あってここにも行きたいところが山ほどあったのです。2時間押しのため、その山の中から厳選した予定の6カ所中、寄れたのは3カ所。お店が閉まるのが早いのです。
・・・そうでした、秋に個展があるではありませんか。その時「朝浅草」してみよう。会社に行く前に朝マックするほど余裕のある人がどの位いるのだろうかと思うと約束はできませんが、年明け頃には北千住発ルミネ派の貴方(貴方ですよ)にもお勧めの、まずは早起きのお店を紹介できるようにしておきたいと思います。
試しに3回ほど日記風に書いてみました。もうしません。1日を3回に分けて書いて止めるのを何坊主というのでしょうか。
2004年08月27日
とらえどころのない何かからの影響であることへの確信
というわけで、てぬぐい展をやっている「最寄り駅、表参道」のオーパギャラリーさん、11月には個展をやらせていただくので、レイアウトのアイデアなどもいただき、指折り数えたら意外と日が無いことに愕然としつつ、クレヨンハウス、キデイランドを経由し第二の目的地である大丸ミュージアム東京へ。トーベ・ヤンソン「ムーミン谷の素敵な仲間たち展」です。
私はムーミンを観て育ちました。もちろん岸田今日子さんの声の方です。アニメのムーミンとヤンソンのムーミンは違うといえば違うのですが、アニメのムーミンにも「かわいいだけではない何か」がありました。そしてそれはとらえどころのないまま心の奥深くに住みついて、現在の私の作品づくりにも影響を及ぼしているように感じます。「なぜだかわからないけど恐くて観られなかった」という友人の興味深い発言も聞いたことがあります。
会場では皆さんが、小さく緻密な作品に顔を近づけて熱心に見入っておりました。小さな花、一枚の葉っぱでさえもヤンソンが描くと宝物のようです。そんなわけなので、その人にどいていただかないと、自分が観られない、自分がどかないと次の人が観られないという状況の中、なるべく人口密度が低いところをねらっていくという作戦でいきましたが、平日夏休み、でもどうやらみんな私と同世代という盛況ぶりでした。
そういえば、押尾コータローさんを初めて観たとき思いました。「スナフキン、あの曲やっぱりひとりで弾いてたんだ」。
http://www.moomin.co.jp/HTML/spevent/Tove-event/Tove-event.html もう、終わってしまいましたが。
2004年08月24日
いいですよ、てぬぐいは。
てぬぐい展に行きました。もともとてぬぐいのような布物は好きだったのですが、作るとなるとわからないことばかり。職人さんはさすがで、結果的にはイメージ通りに出来上がり愛着もひとしおなのですが、もっと良いものを作るためにもと、皆さんのてぬぐいを観に行って参りました。
参加者30人以上、ひとりが何種類か出していたり色違いがあったり、値段も1,000円くらいからなので、選ぶ楽しさがあります。よく絵などは「自分だったらどれが欲しいかという目で観ると良い」などということを耳にしますが、「すいません、これください」と実際言えちゃいます。どんどん言ってください。これだけバラエティに富んだてぬぐいが揃う機会はなかなか無いと思うので、てぬぐい好き、布好きの方には本当にお勧めです。
浅草のてぬぐい専門店「ふじ屋」にも寄りましたが、こちらのてぬぐいは季節にぴったり。朝顔のボカシの美しいこと。
たためばハンカチとさほど変わらないコンパクトさながら、冷房でモモのあたりがスースーするときはサッと膝掛けに、気合を入れたい時はギュッと鉢巻きに、布として巾着などの小物に仕立ててもかわいいし、額に入れて飾ってもいい。
いいですよ、てぬぐいは。
*オーパさんでのてぬぐい展、後半が20日から始まっています。 26日はお休みで、9月1日までです。
2004年08月23日
日曜の夜
山南さんが切腹しちゃいました。その後、教育テレビでやっていた歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」では早野勘平が切腹。なんてヘビーな日曜の夜。切腹しなくてもよかったんですよ。 ふたりとも。(泣)
2004年08月14日
下野新聞で紹介していただきました。
8月8日の下野新聞文化面「美今人(イマジン)」のコーナーに掲載していただきました。作品づくりのきっかけなどのお話しや、好きな作家、作品「鏡湖伝説」も載っています。
2004年08月09日
は~なび~っ!



夕焼けなのに雨の中始まった今年の花火大会、夕立の名残の雨は程無く止んで今年も満喫いたしました。
隣に座っていた3歳くらいの女の子が、ドンドンバンバン上がり始めたとたんに仁王立ちになり、本能的にきれいだと感激したのでしょう、「た~まや~」「か~ぎや~」の間合いで、「は~なび~っ!」とおもいっきり叫んだのにはやられました。でもきれいなのも2時間続くと飽きるらしく、後半は買ってもらった光る棒で「釣り」の世界に浸っておりました。(気になるなぁ)ちょうど棒がうまい具合にしなるので、ブルブルさせてみたりして、なにかがたくさん釣れていた模様です。うしろの男性の花火に対するコメントも、いつもなら聞き流すところですが、その辛口ぶりが新鮮で、思わず聞き耳を立ててしまいました。
写真は仕掛け花火ではなく、あえて尺玉コンクール作品(たぶん)を。近くだと音も凄まじく「は~なび~っ!」なのです。
2004年08月06日
花見の会は締め切りました
すっかりご無沙汰してしまいました。皆さまいかがお過ごしでしょうか?私は頒布会、カレンダー、年賀状のことなどを考えて、汗ダラダラで雪だるま彫ったりしてました。
6年目となる頒布会「花見の会」ですが、今期の会員の募集を締め切らせていただきました。第1回頒布作品、会員の皆様のお手元に届いた頃でしょうか。
頒布会の名称のことについて、たまにご質問をいただくのですが、毎年同じ季節、同じ場所に花が咲くように、毎回同じ季節にいろんな同じ場所で、封筒を開き、作品を見ていただけたら素敵だな・・・などと考えてつけました。南北に長い日本は実際には花の咲く時期も種類も違いますが、私が送った封筒は東も西も南も北も殆ど同時に開いて、皆さんに同じ物を見ていただいていると思うと、なんだか不思議で、そして本当にありがたい気持ちになります。秋も冬も春も楽しみにしていただけるようこれからも頑張って続けます。
毎年同じ季節、同じ場所に花が咲く平和も続きますように。
2004年06月11日
個展と木版画祭り、無事終了しました。
普段、こんなに自分の作ったものに囲まれることも、離れた位置から見ることもないので、会場にいると様々なことを考えます。
みなさんにいろんなお話しや感想を聞かせていただき、懐かしい人に会えて昔話に花が咲いたり、新しい作品のイメージがふつふつとわいてきたり、始まると本当にアッという間のとてもいい期間でした。
はなみちさん、そしてオーパさんに、お忙しい中お越しいただいた皆様、何度も足を運んでくださった皆様、気になりつつも都合のつかなかった皆様、何かとお気遣いいただきましたギャラリーの皆様、いろいろお手伝いくださった皆様、本当にどうもありがとうございました。 私は今日も彫っています。
2004年06月04日
変のはじまり
今月6月の一品は「夜のはじまり」。今回の個展の案内ハガキにも使っています。夜に作業することが多いせいか、夜は一日の終わりというより、これからはじまるという感覚なのです。作品の題名に「夜」が付くものも多い。24時頃が一日で一番頭冴えてます。
ところで、その案内ハガキを見た友達曰く「わっ!恋のはじまりだって・・・」
いったいどこから出て来たその題名?大丈夫ですか~?
私は「恋」と書こうとすると必ず間違えて「変」と書いてしまうのですが、「恋のはじまり」という作品ができたら、その友達に一番に見て貰いたいものですね。あー、でもなんだか「変」がはじまった方が限りなく面白いものができそう。
・・・HPの引っ越し準備中です。
2004年05月28日
マメなわたし
「摺りモード」に入ると右手の指の関節にバレンのマメができるのですが、そのマメ、中指、薬指、小指とグラデーション状にクッキリとなっていきます。以前何かで見た摺り師の指もそうでした。もっとも、摺り師さんはマメなんかではなく、立派なタコでしたけれど。憧れるなぁ・・・タコ。「なんでそんなところに?」なんて聞かれてみたい。何もかも自己流なので、彫刻刀の使い方が間違っていることにずっと後で気づき、これは直すべきと思ったものの、全然彫れなくて今も間違ったまま使っている私なのですが、バレンの握り方は合っているということで良いのでしょうか。
バレンといえば、みんな使ったことあるのに記憶の一番奥の方で眠っているようですね。私が、「あれ、なんていうんだっけ、ほらあれ」と聞かれた時は、75%くらいの確率でバレンのことです。
またしばらく別の作業をやっているうちにマメはすっかり消えてしまいますが、これができると「なんか私、仕事してるわー」という気分になります。ことのほか。
おすすめ展覧会情報(3)
先日、事前に個展の取材をしていただけるということで、宇都宮の「ギャラリーはなみち」さんに行ってきました。いよいよという感じです。
帰りに栃木県立美術館で開催中の「エミール・ノルデ展」にも寄ってきました。こちらもまた、ずっと気になっていたのです。宇都宮に縁ができたおかげでタイミング良く観ることができ、とてもラッキーです。
それで、これがまたまたいいのです。想像していた何倍も。「描かれざる絵」と呼ばれる絵が特に観たかったのですが、これはナチ政権下で頽廃芸術とされ、制作活動も禁止され、それでも描くことを続けようとしたノルデが、サイズも小さく、匂いの強い油絵具も使わず、「油彩画で描くことができなかった絵画」という意味をこめて命名したそうです。いつか全部を観てみたいものです。
もともと水彩画も描いていたのですが、その中にとても不思議なマチエールの作品があって、後で図録を読んだところ、霜や雪の日に外に出て紙の上で絵の具を凍らせ、結晶して放射状に広がったものなんだとか。全体的に色がもの凄くきれいです。木版や銅版の前も、何度も行ったり来たりしてしまいました。(こちらは主にモノクロ)
5月30日までやっているので個展と2日重なります。ぜひ観に行ってください。順番は・・・ノルデを後にしてもらおうかな。いや、先かな。どっちにしても宇都宮の記憶はノルデに・・・。
http://www.art.pref.tochigi.jp/t-gallery/index-j.html
重なるといえば、以前おすすめした谷中安規、ただいま須坂へと巡回中で、6月6日からは宇都宮美術館です。(県立とは別の場所にあるので注意)こちらは1日重なります。行ってください。宇都宮の記憶は・・・。
2004年05月21日
「壺」と「まどさん」のお話し
5月の一品は壺です。今度デザインした「てぬぐい」も壺です。壺が好きなのです。生き物のような気配がしてなんだか怪しいし、口の狭い壺の、のぞいても何も見えないところなども空想をかき立てられます。真っ暗な空間が無限に広がっていたり、大きな人が小さくなって隠れていたり・・・。
前回、難波田史男のことを書きましたが、ずっと気になっていた「まど・みちお画集 とおいところ」(新潮社)を先日やっと購入しまして、これがまたいいのです。まどさんの詩や童謡は有名ですが、(「つぼ」という短い詩も二編あります)誰に見せるともなく抽象画を描いていた時期があり、無心というか、気が付くと夜が明けていたそうです。「絵を見る時くらいは、自分の視覚を自由にさせておいてやりたいと思う、ということだろう」という、まどさんが抽象画を好きな理由、まどさんがたくさんの詩を生み出している詩人であることを考えると、どこまでも深いです。
http://www.chihiro.jp/azumino/exb08.htm
2004年05月09日
おすすめ展覧会情報(2)
個展の準備も佳境に入ってまいりました。「摺り」というのはつくづく難しいものです。最近は同じ版を何度も使って摺り重ねていき、予想外にいろんな色が「じんわり」と混ざり合う感じが面白かったりガックリきたり。紙を湿らせて摺るので水張りで乾かす合間に、またしてもラベル化できなかった案内ハガキの宛名などもせっせと書いております。
昨日は、近くの河原で20分くらい花火が打ち上げられるということで、ふらりとひとりで出掛けてみました。周りに人影は無く、でも目の前ではバンバン仕掛け花火が上がっているという、不思議な夢のような感覚。刻々と空の色が濃くなる中、暑くもなく寒くもなく、くっきりクリアなこの季節の花火もなかなか良いものです。そういえば去年の夏の花火の時も個展の準備が佳境に入っていたような。
さて、そんなさなかに展覧会情報第2弾です。「難波田史男(なんばたふみお)」は抽象画家難波田龍起の次男で学生の時から活躍していましたが、フェリーからの転落事故により32歳の若さで亡くなっています。お隣の桐生市にある「大川美術館」には、長男紀夫の作品もあわせ「難波田ファミリー」のこじんまりとしたコーナーがあり、この美術館に行くといつもそこで一番時間を費やしてしまいます。何年か前には、史男作品をたくさん所蔵している世田谷美術館にも観に行きましたが、その場を立ち去りがたいものがありました。ペンと水彩の絵が特に好きなのですが、それがもうなんというか、ため息が出るくらい美しいのです。今回の展覧会、どうも行けそうにないのですが、会期が終わりに近づくにつれ、なんだかもったいない気持ちで、せめてどなたか変わりに行っていただけたらと。「新日曜美術館」の終わり方のコーナーでも紹介されていましたが、いつもはナレーションが入るところを字幕で紹介という粋なはからい。
特に毎日忙しくお疲れのあなた、決して「癒し」ではないかも知れませんが、しーんと静かに、頭を空っぽにしてこの色彩に包まれてみてください。
「没後30年 駆け抜けた青春 難波田史男展」2004年4月10日(土)~5月16日(日)
東京ステーションギャラリー
JR東京駅・丸の内中央口下車、赤煉瓦駅舎内
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/
2004年03月10日
助っ人外国人選手
同じ「なつかしい」でも話はガラリと変わるのですが、実はわたくし過去に2回程プロ野球マニアな時期がありまして、昔の助っ人外国人といわれる選手の名前を聞いたりすると、それもすごくなつかしくなってしまいます。
先日、教育テレビの「トップランナー」に作家の江國香織さんが出ていたのですが、大の阪神ファンということで、お気に入りのランキングのコーナーが「女心をくすぐる阪神タイガース選手」でした。
5位 江夏豊、4位 新庄剛志、3位 矢野輝弘、2位 古沢憲司、そして第1位はマイク・ラインバック。あ~なつかしい。
そしたらこの前、強肩ウイリアムスの話がラジオから聞こえてきて、またまたなつかしくなってしまいました。ウイリアムスとくればマルカーノ。当時オールスターと日本シリーズくらいしか見ることのないパ・リーグの選手にやたら詳しい子供だった私は、そう、阪急ブレーブスの大ファンだったのでした。
2004年03月08日
「草之丞の話」のお話し
それで、その江國香織さんの「つめたいよるに」(理論社)の中に入っているお話のひとつが飯野和好さんのすばらしい絵でA5判の絵本になった「草之丞(くさのじょう)の話」(旬報社)。唐突ですが、この本は鈴木京香ファンの人にお勧めしたい。(確かそこのあなたとあなた、そしてあなたもファンだと言っていたような記憶があります)というのもこの本に出てくる母親、天真爛漫で凛としたところもあって、ドラマにするなら京香さんがピタリはまり役だと思うのです。私、もしかしたら既にもうこのドラマを見たことあるのかも知れません。
さて、めずらしくトントンと続けて書きましたが、5月に個展の予定が入りまして、これからまた恒例の「音沙汰無くなりますが概ね元気」期間に入ります。個展の詳細は追々「お知らせ」のコーナーに載せますが、3月1日発売の「版画芸術123号」のインフォメーション展覧会情報のページに掲載していただいてます。(わーぃ!!)
5月29日から6月6日、宇都宮市の「ギャラリーはなみち」さんです。あと、てぬぐいのデザインなんかもしていますよ。
2004年03月04日
「なつかしい」のお話
今更ですが、一応、3月3日を過ぎてお雛様が一番上に出ているのはどうかと思いまして、久々に書いてみようかと・・・。
NHKの番組テーマ曲って耳に残る良い曲が多いと思っているのですが、以前、日曜日の夜にやっているNHKアーカイブスで「新日本紀行」の曲が流れて来たとき、ものすごくなつかしい気持ちになりました。この番組に思い入れがあったとかそういうのではなく、子供の頃の夕方の気持ちを思い起こさせるというか、そんな種類のなつかしさです。今聞いているテーマ曲が、何年か後にどんな気持ちを呼び起こすのか。確かめるには長生きしないといけませんね。
そういえば版画を見て「なつかしい感じがする」と言っていただくことがたまにあります。一瞬の情景を同じように見ていた気がして、なんだか嬉しかったりするのです。
2004年02月04日
顔がいのち

マッチ箱アート「豆雛」
2004年01月26日
ご報告というか・・・
安規さん、棟方さん、やっと行くことができました。
表現の方法は無限にあるのに、私はどうしてこんなにも木版画が好きなのか・・・。言葉でうまく説明できないのですが、「これだもん、しょうがないじゃん」って。
そして今しみじみと、「しょうがないよねぇ、あれだもん」って。
2003年12月07日
おすすめ展覧会情報
「大変ご無沙汰してしまいまして・・・」日常でも会う人ごとにこんな挨拶ばかりです。お待たせしている来年のカレンダー、みなさまのお手元に届きはじめた頃かと思いますが、少しは落ち着いたのかというと、年明け早々に参加するイベントの準備や、頼まれものの年賀状、頼まれもしないのになぜが一生懸命考えてしまっていることなどで、相変わらずの毎日を送っております。
さて、展覧会情報をひとつ。
以前このそらみみ茶房で紹介した私の大好きな木版画家「谷中安規」の作品展が、渋谷区立松濤美術館で始まります。この美術館がまた、好きな美術館のひとつでして、全体の雰囲気が良くて、広すぎず狭すぎず、入館料も安い。企画も私の好きなものが多いので、何度も足を運んでいます。安規作品はことのほか似合うはず。近所だったら毎週末通いたいくらいです。絶好のチャンスをお見逃しなく!!
「谷中安規~シネマとカフェと怪奇のまぼろし」
2003年12月9日(火)~2004年2月1日(日)
渋谷区立松濤美術館
東京都渋谷区松濤2-14-14 03-3465-9421
JR渋谷駅から徒歩15分(東急本店の手前を左に曲がると案内の表示が2回くらいあります)
京王井の頭線神泉駅から徒歩5分(住宅街ですが駅を出ると案内の表示が何度もでてきます)
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/ku/est/guide/museum/museum.html
2003年09月12日
忙しいって言ってる人ほど、たいして忙しくないらしいけれど
今回の個展、地元各社の新聞で取材していただきましたが、あらためて聞かれると答えられないことって多いのですね。正しく伝えようとすればするほど言葉に詰まり「う~ん」と考えてばかり。記者のみなさん、すいません。
地元のラジオでも紹介してもらい、数分ですがインタビューも流れました。こちらは生の声。テンション上げたつもりでしたが、どうにもなんだかのんびりとした話し方で、内容も辻褄が合ってるような合ってないような。(ちなみにこの番組、「日曜うっかり亭」といいます・・・あー、じゃあいいのか。)
私、毎日毎日結構忙しいのに、なんでボーッとしてると言われるのか、どうして話し相手のMさんが度々睡魔に襲われるのか、もしかして「のりぼう」の「ぼう」は「ぼぅーっ」っとしてるの「ぼう?」って聞かれたりするのか、少しわかった気がしました。(注意:「のりぼう」の「ぼう」は「ヤン坊・マー坊」の坊)
なんだかんだと、個展前よりやることがたくさん。来年のカレンダーなんてまだ影も形もないです。今度はほんとにしばらく音沙汰無くなるかも知れませんが、私はたぶん概ね元気です。
2003年08月21日
数えてみると・・・
おかげさまで本日個展初日を無事むかえることができました。
今回は閉店したブティックを利用した会場なので、いつもと勝手が違う「壁面プラス棚」を使った展示。事前の公式発表は作品数約80点ですが「とりあえず持ってけるものは持ってって、並べられるだけ並べてみて」と、少なくなることも予想してました。
昨日は準備をして慌ただしく帰り、今日あらためて小さいものもひとつひとつ数えてみると、いったいどこから湧いてきたのか145点。
相変わらずの数打ちゃ当たる方式、心に引っかかるものがひとつでもあれば幸いです。
2003年08月16日
毎回結局展示間際
個展の案内ハガキ、手渡しのお約束の方を一部除き先週発送しました。お手元に届いたでしょうか?
案内ハガキを送るための宛名シールを作ろう作ろうと思いつつ、毎回結局展示間際になってせっせと手書きすることになるわけなんです。(デジカメ購入もタイミングを逸していて「今かな、今でしょ、今だよね、今に違いない、うん今だ!」と展示会場の風景を撮るべく先日やっと入手したもののこれもまた、まだ全く使い方を把握しておりません)でもハガキに一枚一枚「変わりないかな?」「久々に会えるかな?」などと相手の方のことを思い出しつつ名前を書くのもいいかも・・・なんて思うのです。
今回は東京の個展で展示した作品が多いので、しばらくまとまった数を見ていただく機会のなかった地元周辺の方を中心にお出ししました。まだうちには来てないんだけど・・・という方がいらっしゃいましたら申し訳ありません、ご一報ください。また、「知り合いにも勧めたい」「行ったことないけど夏休み最後に出掛けてみようか」「遠くて行けないけどのりぼうの今までの案内ハガキを全てコレクションしているので」という方(いるのか?)等々もしいらっしゃいましたらトップページの「のりぼう直通」で、ご住所・お名前をお知らせいただけたらと思います。
2003年08月02日
花火大会
今日は地元の花火大会。花火大好きなんです。やはり花火大好きの友人と毎年かかさず出掛けて首が痛くなるくらい近くで見ます。殆どしゃべらず、発するのは「わぁ~」「ひゃ~」「ほぇ~」等。ただただ見ます。夕方から雲行きがあやしくなり、傘が全く役に立たないようなひどい雷雨にみまわれることが多く、夜空を引き裂くような稲妻と花火との競演もあったし、プログラムの後半が一気に点火された凄まじく美しい年もありましたっけ。現在わたくし余談を許さない進行状況でありますが、花火だけは見逃せません。すいませんが一日締め切りを延ばしてもらえるよう、ノリスケさんにお伝えください。
2003年07月27日
カレンダーの季節到来
夏が来ると「そろそろカレンダーだなぁ」と思います。ついこの前作ったばかりのような・・・そしてすぐ秋が来て冬になって「今年も忙しかった・・・」と、じっと手を見る。1年早すぎです。
先週のこと、「あれ?のりぼう、やっちゃったねェ」と皆さん(想像)、 「ついにやっちゃったかー」と私。19日のNHKの週刊こどもニュースでスクープ君が「明日(20日)は海の日」と言ったのです。大抵の人にはどうでもいいことかも知れませんが、私の作ったカレンダーの海の日は21日。毎年カレンダーを作っていて、毎回ほんとに不安なのです。もちろん今まで間違えたことはないのですが、大事な商取引などには使われませんように・・・と密かに思っています。何度見直しても全く見えていないことって日常でもありますよね。そしてその後、「海の日は7月21日ですよと、たくさん電話をいただきました」とお詫びをするテレビの池上おとうさん、「なんだ、のりぼうあってるんじゃん」と皆さん(想像)、「なんだ、いいのか」と私。基本的に自分が間違ってると思っちゃう人なんです。
「お知らせ」に個展の情報載せました。間違っていたらそっと教えてください。
2003年07月21日
おしゃれ工房な私
実は、布、ビーズ、毛糸とかそうゆうの大好きです。見ているだけでウットリ。「細かいことずきの根気なし」なので小物だけですが、夏はビーズアクセサリー、冬は手袋やマフラー、春秋はパッチワークなど、時間ができると一気にたくさん作ります。で、ある程度気が済んだらまた版画に戻ります。
プレゼントやちょっとしたお礼に贈ると、「こんなものまでいつ作ってんのー~」と言われますが、貴重な気分転換になっています。そして時には、作業の途中で偶然隣り合った布やビーズの色の組み合わせにハッとしたりなんかして、新しい版画の作品に繋がることもあるわけなのです。
さてと・・・まだまだ先だと思っていたら来月は4年振りの地元での個展ではありませんか。まだ詳細をお知らせすることもできない状況・・・版画以外の全てのお道具箱に封印し全力投球、全力失踪、ちがうちがう全力疾走しますので、しばらく音沙汰なくなるかも知れませんが、私はたぶん元気です。
2003年07月20日
「やだすきの法則?」
たまたまテレビで見かけたりするとついそのまま見てしまう「気になる人」というのが何人かいますが、私が普段なんとなく感じていたこと「この感じなんなんだろう・・・」というような漠然としたことをスラスラ~と言葉にしてしまう糸井重里さんもそのひとり。それが仕事とはいえ、「あ、それって私もだ」と気づかされたり、感心してしまうことが多いのです。
もう20年近く前ですが、ラジオの、誰かミュージシャンの特集で、著名なファンがいろいろコメントを寄せたのですが、「すごくファンになってしまう時って、それに初めて触れたときは、やだな、と感じるんですよ」というようなことを言っていて、それはこのミュージシャンにも当てはまるということなのですが、糸井さんのこのコメントだけがずっと記憶に残っています。
いつの間にかすごく好きになってしまう前の「やだな」って感覚、思い当たりませんか?
2003年07月19日
「ここはひとつ、」
「花見の会」の第5期募集、一応締め切らせていただきました。いつも思うのですが、「無名の私のどんな作品が届くのかわからない、しかも会費一括前払い」という状況の中で、空想の産物にお付き合いくださり、応援もしていただき、皆様には本当に感謝しています。
さて今回、新たに7名の方に加入いただきましたが、そのうちの6名はお会いしたことが無い方です。1999年のスタートから継続いただいている方の中にも何人かいらっしゃいます。版画を続けて来たおかげで、北海道から沖縄まで、本当にたくさんの方と繋がりができましたが、「果たしてこれから皆さんとお会いできる機会ってあるのだろうか・・・。」と、ふと思ってしまいました。
活動状況は「お知らせ」で、版画との出会いなどはこの「そらみみ茶房」でご紹介してはきましたが、ここはひとつ、「バーンと写真の入った自己紹介のページみたいなのがあってもいいのかな、いや、作るべきなのかな」と思ったりもしている今日この頃です。
「どんな人だかわからないってのも面白いと思うよ。」
あ、そうですか。
2003年06月17日
消しゴム供養
「こんなそらみみあったら怖い」というのはありましたが、「愉しみにしている」と先日はじめて言っていただきました。木版小僧さん、ありがとうございます。
さて、消しゴム供養です。1センチ四方くらいの極々小さいものを含めると、今まで500個くらい消しゴム版画(はんこ)を作っています。字を消すだけではとても消耗しない消しゴムの数で、本来の用途で使わず切り刻んでいることに、どうも罪悪感を感じてしまうのです。カッターの刃を向けると「わわっ、なにをするんですか!私、消しゴムなんですけどぉっっ!!」という叫びが・・・。(いえ、決して病んでるわけではなく、「そらみみ」らしく持っていこうという・・・)
そこで、字を消すための消しゴムは、もう消せないくらい小さくなるまで使っています。使い込んだ小さな消しゴムというのは、床に落とすとあらぬ方向に弾んで、見つからない確率は83%と聞いていますが、(あくまでも「そらみみ」らしく)私はそんな時、とっさに弾んだ方向を見極めて、無くさないように細心の注意を払っています。私が見せる、もっとも素早い動作かも知れません。
ところで、「お知らせ」のページに掲載した「版画芸術」トピックスのコーナー「花見の会会員募集」の隣に、ナンシー関さんの故郷、青森での消しゴム版画展のお知らせが。「おおっ、ナンシーさんと並んでいるではないか!」と感慨深いものがありましたが、回顧展というのがなんとも残念です。似顔絵を反転させて彫って似ているというのはすごいことです。これも何かの縁と思い、これからはナンシーさんの分まで消しゴムを大事にすることにします。
2003年05月01日
天才運慶
天才などという言葉、簡単に使うのはどうかと思いますが、運慶を語るときは頭に付けなければなりません。天才だから。
「見仏記」がきっかけとなり、他の仏像関係の本も手にとってみたのですが、西村公朝さんの書かれたものは、難しいことがわかりやすく書いてあり、頭にすーっと入りました。
その西村さんが書かれた本「運慶 仏像彫刻の革命」(新潮社とんぼの本)というのを読み、私は運慶ファンになりました。仏師で僧侶の西村さんの想像は、とても的確なもののように思います。運慶は仏像彫刻に対する心意気がすばらしく、腕も抜群に良いのです。信仰の対象である仏像の制作は、その時代背景が大きくかかわってきますので、詳しくお話ししないと上手く伝わらないかと思うのですが、興味のある方はぜひ読んでみてください。運慶の父・康慶がまたガッツのある人だったようですし、源氏と平家、仏師集団「慶派」のライバルである「円派」「院派」、そして康慶の息子である運慶と兄弟子の快慶(たぶん良きライバル)、おもしろい物語が出来そうです。運慶は伝記的なものが殆ど残されてないようですし、ここはひとつ、おもいっきり奇想天外なドラマをぜひ作っていただきたい。主役は香取君でも私は異論無いです。
2003年04月27日
「見仏記」で仏像に出会う(つづき)
みうらさんのイラストによると、寺院はコンサート会場で、極楽浄土から来たスーパースターの仏像達がコンサートを開いているそうです。まん中の仏像がメインボーカル、脇侍はコーラス・・・警備の四天王に、アーティスト公認グッズの仏像キーホルダー等々。これで私はこの本を一気に読んでしまうのはもったいないなと思いました。私も仏像とは長いつき合いになるかもしれないからじっくり行こう・・・なんて。
不謹慎とも言われかねない内容も多々ありますが、そこからまた「仏像が好き」という気持ちが伝わって来てしまうのです。おかしさとまじめさのバランスがとてもいい具合です。既に何冊か発行されていますが、旅を重ね二人の友情が深まっていくのも感動的。仲良しの友人と、のんびりとした見仏の旅に出掛けたくなりました。
2003年04月25日
「見仏記」で仏像に出会う
いとうせいこう・みうらじゅん両氏による仏像見物の旅と友情の本「見仏記(けんぶつき)」(角川文庫)。これを読んで私は仏像好きになりました。この本は友達にも勧めているので、今はすっかり「見仏」という言葉、周りに浸透しています。旅行は殆どしませんが、時間がとれたら京都・奈良には行きたい。なんだか有名人に会える気分です。
この本、みうらさん言うところの「仏(ブツ)目白押し」な興福寺から始まるのですが、向かう途中みうらさんがいとうさんにささやくのです。「阿修羅がいるよ」
「ある」じゃなくて「いる」。いとうさんと同じように笑ってしまい、これで私はこの本の続きがどこまでも読みたくなりました。(つづく)
2003年04月15日
補足
下のタイトル、読みとりにくいみたいですね。
「椰子・椰子」(やし・やし)です。
どうりで気に入るはず「椰子・椰子」
おととしだったか、いろんなことが一段落したので、気になっていた川上弘美さんの小説を図書館でまとめて借りて読んでみたのですが、その中でこれがいちばん気に入りました。新潮文庫にもなっています。
夢(眠っているときに見る)をそのまま書くのはむずかしいですが、そのまま書いたような、あるいは夢より不思議な文章。読み終わったとき「誰かに教えないと」と思いました。
南伸坊さんの解説には、「本をいいかげんにパッと開けてそこから読んでいくとおもしろい、いきなりそっちにいける。稲垣足穂の『一千一秒物語』もそんな小説で何年に一度かその本をそうゆうふうに読んだりする」というようなことが書いてありました。(はぁー、どうりで)
何も知らないので解説を一度は断ったけれど編集者に「お読みになったら屹度気に入られます」と言われそのとおりすごく気に入ってしまったそうです。「たのまれなくても、人にすすめたくなる小説です。お読みになったら屹度気に入られます」と締めくくってあります。(うーん、たしかに)
おまけに挿絵は私の好きな山口マオさん。巻末には川上さんとの対談も載っていて、それによるとマオさんはこの仕事とても楽しかったそうです。(あー、やっぱり)
と、いうわけなので、あなたもきっと気に入られると思います。あなたというのは、そう、あなたのことですよ。
2003年03月28日
「月と星」
そのラジオドラマですが、別の人が朗読していたら心に響いたかどうか。独特の声とリズムで摩訶不思議感倍増でした。(あれ~「朗読 財津一郎」が引っかかったのか~)
で、「一千一秒物語」、木版画をやるようになって、いつか形にしてみたいと思っていましたが、これしかない!と初めての個展に向け9点を作り、昨年は7年振りに10点目を作りました。今は別の本も手元にあるのですが、やはりあの時買った本でないと情景が浮かんできません。読むのは真夜中にかぎります。私の版画に月や星が度々(ほとんど)登場するのはこの本のせいかと思われます。同じ街にある、物語には書かれていない風景なのかもしれません。
2003年03月24日
「一千一秒物語」
「わたくしのこの一冊」は稲垣足穂の「一千一秒物語」です。出会いはラジオドラマ。確か高校1年のとき、その日の新聞で番組が紹介されていて、それのどこかが引っかかり聴いたのだと思います。朗読は財津一郎さんでした。本を注文するということも思いつかなくて、本屋さんでやっと見つけたときは光が降り注ぐように嬉しかったのを憶えています。本は他にも何編か入っていて、それは同じ行を繰り返したどってしまうような難解なものでしたが、「一千一秒物語」は何度も読み返しています。月や星が人と同じように登場したり怪しげな気配だけ残していったり、なんとも摩訶不思議な世界が「ふつう」に書かれています。世の中というのは何でもありなんだなぁ・・・と思いました。
2003年03月05日
谷中安規(1897~1946)
「たになかやすのり」と読みます。分業の浮世絵から自画自刻自摺の創作版画が盛んになった頃の人で、「あんき」と呼ばれる方が多いようです。畏れ多くも「のりぼうの版画に似ているよ」と内田百けん(門構えに「月」がでません、どうしましょう)の小説の挿絵を見せてもらったのが最初の出会いでした。
奇行の人です。百けんがつけた「風船画伯」というあだ名もあります。居候、住み込み、定住したアパートは空襲で焼け、その跡にたてた掘っ建て小屋で、最後は栄養不良により亡くなっています。
作品は幻想的、グロテスク、ユーモラス、愛らしい。私に幸運をもたらしてくれた人でもありますが、それはまた別の機会に。
2003年02月21日
清宮質文(1917~1991)
「せいみやなおぶみ」と読みます。「内省する魂の版画家」「木精の魔術師」「果てなき空に眠る詩魂」・・・亡くなってから開かれた展覧会などのタイトルですが、考えた人は相当苦心したことと思います。
美しい宝石のような色、しーんと静かな情景。15年くらい前でしょうか、幸運なことに私の住んでいる市内のギャラリーで展覧会があり、「木版画でこんな世界が表現できるんだなぁ」と一目惚れしました。(清宮さんしかできないんですけれど)
展覧会の度に出掛けて、図録もその度に買ってしまいます。実物を見る機会があったら、ぜひ足を運んでみてください。
好きな版画家(予告)
私は全般的に「わかりやすくてなんか変、わかりにくくてなんかいい」ものが好きみたいなんですが、 次回は私の特に好きな版画家「清宮質文」「谷中安規」を2回に分けて紹介することにします。それでだいたい良く聞かれることに対するお話は終わります。今度から聞かれたときは「詳しくはホームページで!」と言えますが、そんなことは言いません。版画の話は、話すのが苦手な私が唯一話せることなので、そういう意味でも版画は大切にしたいと思います。
2003年02月18日
題名にこだわる
イメージが限定されるから題名は付けないっていう気持ちもわかります。無題でもいいのですが、ヒントをもらえた方が私は嬉しい。とても難しいですが、 シンプルで空想が広がるようなのが理想です。 題名の力を借りても、見る人となにかが繋がって、私の作ったものの前で立ち止まってもらえたら、それが一人でもすごいことだと思うのです。
2003年02月03日
どんな~と言われると・・・
「どんな作品を作っているのですか~」という質問も少々困ります。はじめて見ていただく場合、いわゆる版画らしい版画を期待して遠方から足を運んでいただくと申し訳ないので説明したりすることになるわけですが。まあ、ひとことで言うと空想の世界なんですけれど。「空想の世界なんですよ」「そうですか」っていう風にはなかなか。大抵「空想の世界っていいますと~」ってなっていきますからねぇ。作品自体は決してわかりにくいものではないんですけど言葉で説明するの難しいです。無理に説明することでもないんですけど。
どうして~と言われると・・・
たぶん誰でも浮かんでいて、それを「しょうもないことだ」と気にしないか、あるいは忘れてしまうんだと思います。私は浮かんだことはとにかくなんでもノートに書いておきます。おもしろい言葉、文章、音楽、形、ハッとした色の組み合わせ・・・文字のままだったり、簡単なスケッチだったり。ノートに書いてしまうと取りあえず頭の中には残りません。後で見て作品に繋がるものもあれば、何年たってもそのまんまというのもあります。完成した絵も色も題名もパッと浮かぶ時もあって、なんらかに触発されているのでしょうが、そのときそれがどこから来たのかは自分でもよくわかりません。当たり前ですが。
最近は、なんとな~く出来上がった作品を見ていると、そこからまた別の絵がなんとな~く浮かぶことなんかもあります。
2003年01月29日
木版画の魅力
木を彫る感触が好きです。彫っているときは楽しい。そして摺るのは難しい。私の場合、最初に完成のイメージがあって、それに向かって作業を進めていくのですが、でも結局、紙をめくってみないとわからないところがおもしろい。印刷物でもなんでも同じ物がたくさんできるのもなぜか楽しい。
版画を作るのだから絵も描けるでしょう~と言われますが、版画を作ろうとしないと頭に絵が浮かんでこないのですね。
ようするに性に合っているのでしょう。
その絵なんですが、返事に困る質問に「どうしてこうゆう絵が浮かぶのですか~」というのがあります。
2003年01月24日
版画は好きですか
「楽しんで作ってる感じがしますね」と言ってもらうことが多く、それはとても嬉しいことです。苦しんで作るとか無心で作る方がなんだか高尚な感じですが、私は苦しいのはイヤです。(無心はたまに)
でも、なんでも真剣にやればやるほど大変に思うことが増えてゆくというのはわかります。
版画は楽しいですか~と聞かれたら「楽しいです」と一応答えますが、では「版画は好きですか」と聞かれたら~・・・これはもう間違いなく「大好きです」。
周りの人を見ても感じますが、ひとつのことを長く続けていくのは、楽しいというより好きってことに尽きるのだなぁと思います。
それにしても「そらみみ茶房」・・・かたい。話がかたい。でもまだ当分こんな感じで続くと思います。
2003年01月18日
好きな言葉
それで最近、聞かれたときは「一から出直し」と言ってます。ゼロじゃないし、失敗してもうまくいってもなんだか新しい気持ちになれる言葉です。新しい気持ちになれるうちは大丈夫なのではと思います。
あとは、ヤクルトスワローズの古田捕手が当時の野村監督に言われていた「正しい努力をしなさい」という言葉。 一生懸命やればそれでいいとか、結果は後から着いてくるとか、遠回りしても何かしら得るものがあるとか、そんなこと言ってらんないわけで、心に引っ掛かってます。
まあこれは極端にせよ、自分にとって一番有効な方法を見極める目を持って努力することは大事だと思います。
2003年01月12日
個展をひらく
私はずっと個展というものは有名な人がやるものだと思っていたのですが、その気になれば誰でもできるのですね。値段を付けたりしないで作品を見てもらうだけなら、無料で貸してくれるスペースも結構あります。うわさや語り草になっちゃうような個展、ギャラリーも作家も儲かるような個展をやるのは難しいですけれど、毎日数えきれないくらいの人達がどこかで自分の作品を発表しているのです。
見てもらうことは良いことだと思います。なにかをコツコツと創作してきた人には具体的な作品発表の予定を立てることをお勧めします。個展が不安な人はグループでも。作品をつくる以外のやることがけっこうあります。あ、でもだからこそひとりでなんでも決められる個展の方がいいかも知れません。一度やってみて、そのあと仲間を誘えば勝手がわかっている分、みんなはなお心強い。
その人にとって作品の発表が出発点になるか到達点になるか何になるかはわかりませんが、私にはスタートになりました。そして個展の度に新しい出会いとアイデアが生まれ、また新たなスタート地点に立つことになるのです。
2003年01月06日
さらに記憶をたどる
前回のが公式発表でして、間違いではないのですが、年賀状だけは川上澄生を知る前からなぜか木版画で作っていました。この場を借りてもう少し記憶をたどってみることにします。
小学校一年生のとき、紙や布や毛糸を使って版画というものを初めてやったのですが、そのとき「なんかおもしろいなーこれ」と感じていたような気がしてきました。三年生くらいで初めて木を彫ったとき、中学で初めて多色刷りの年賀状を作ったときも、「おもしろいなー」と思ってやっていたように思います。
小学校ではじめて彫刻刀セットを持って来るように言われたときは、文房具屋さんではなく、刃物屋さんに行って買ってもらった記憶もよみがえりました。毎年買いかえる方が非経済的でしょ、という理由で、みんなよりちょっとだけ切れ味のいいやつを持っていました。その5本セットは高校のときもなんとか使え、その内の1本は今でも常時使っています。ありがたいことです。
こうしていろいろ思い出してみると、子供の頃から版画というものに対するなにか思い入れのようなものが芽生えていたようで、自分でもちょっとびっくりしました。
2003年01月05日
木版画に出会う
木版画家、川上澄生(1895~1972)の画集との出会いが私の版画制作のきっかけとなります。高校のとき、立ち寄った書店で偶然見かけ、中公文庫になった全14巻を少しずつ買い揃えました。川上澄生という人は、額に入れるような作品だけでなく、蔵書票、限定本、千代紙その他様々な物を作っています。毎日眺めているうちに、自分でもやってみたいなーと思い作った便箋や封筒、年賀状などが友達にウケたのでつい調子に乗ってしまいました。(まさかこんなことになるとは・・・)
それから約10年後、どうせやるなら個展を開けるくらいに!と思い立ち、それからは毎日版画のことを考えるようになりました。私が一点を見つめていても、ただボーッとしているわけではないのです。
2003年01月01日
ごあいさつ
はじめまして、のりぼうです。木版画作ってます。
「らせん堂」をより親しみやすいページにしたいと思い、自ら「そらみみ茶房」のオープンを言い出してはみたものの、何を書いたらよいのか・・・。まずはよくご質問いただくこと、木版画との出会いあたりから少しずつお話ししていこうかなと思っています。
独学という言葉、なんだか響きが偉そうだなと思うのですが、 個展などで掲示するときのプロフィールが特にないのでそう書いてます。それで「何がきっかけで始めたのですか~」と聞かれること多いみたいです。
2002年12月14日
新メニュー「そらみみ茶房」近日オープンします。
もう少々お待ちください。





