そらみみ茶房

そらみみってなんだかヘンテコな言葉です。しかも♪ソラミミ。ほんとうに聞こえたとしか思えませんが、ここではのりぼうによる、聞こえた気がしたような他愛のないお話を随時掲載していきます。

「そらみみ茶房」はこちらへ引越しました。



2003年02月18日

題名にこだわる

イメージが限定されるから題名は付けないっていう気持ちもわかります。無題でもいいのですが、ヒントをもらえた方が私は嬉しい。とても難しいですが、 シンプルで空想が広がるようなのが理想です。 題名の力を借りても、見る人となにかが繋がって、私の作ったものの前で立ち止まってもらえたら、それが一人でもすごいことだと思うのです。

2003年02月03日

どんな~と言われると・・・

「どんな作品を作っているのですか~」という質問も少々困ります。はじめて見ていただく場合、いわゆる版画らしい版画を期待して遠方から足を運んでいただくと申し訳ないので説明したりすることになるわけですが。まあ、ひとことで言うと空想の世界なんですけれど。「空想の世界なんですよ」「そうですか」っていう風にはなかなか。大抵「空想の世界っていいますと~」ってなっていきますからねぇ。作品自体は決してわかりにくいものではないんですけど言葉で説明するの難しいです。無理に説明することでもないんですけど。

どうして~と言われると・・・

たぶん誰でも浮かんでいて、それを「しょうもないことだ」と気にしないか、あるいは忘れてしまうんだと思います。私は浮かんだことはとにかくなんでもノートに書いておきます。おもしろい言葉、文章、音楽、形、ハッとした色の組み合わせ・・・文字のままだったり、簡単なスケッチだったり。ノートに書いてしまうと取りあえず頭の中には残りません。後で見て作品に繋がるものもあれば、何年たってもそのまんまというのもあります。完成した絵も色も題名もパッと浮かぶ時もあって、なんらかに触発されているのでしょうが、そのときそれがどこから来たのかは自分でもよくわかりません。当たり前ですが。

最近は、なんとな~く出来上がった作品を見ていると、そこからまた別の絵がなんとな~く浮かぶことなんかもあります。

2003年01月29日

木版画の魅力

木を彫る感触が好きです。彫っているときは楽しい。そして摺るのは難しい。私の場合、最初に完成のイメージがあって、それに向かって作業を進めていくのですが、でも結局、紙をめくってみないとわからないところがおもしろい。印刷物でもなんでも同じ物がたくさんできるのもなぜか楽しい。

版画を作るのだから絵も描けるでしょう~と言われますが、版画を作ろうとしないと頭に絵が浮かんでこないのですね。

ようするに性に合っているのでしょう。

その絵なんですが、返事に困る質問に「どうしてこうゆう絵が浮かぶのですか~」というのがあります。

2003年01月24日

版画は好きですか

「楽しんで作ってる感じがしますね」と言ってもらうことが多く、それはとても嬉しいことです。苦しんで作るとか無心で作る方がなんだか高尚な感じですが、私は苦しいのはイヤです。(無心はたまに)

でも、なんでも真剣にやればやるほど大変に思うことが増えてゆくというのはわかります。

版画は楽しいですか~と聞かれたら「楽しいです」と一応答えますが、では「版画は好きですか」と聞かれたら~・・・これはもう間違いなく「大好きです」。

周りの人を見ても感じますが、ひとつのことを長く続けていくのは、楽しいというより好きってことに尽きるのだなぁと思います。

それにしても「そらみみ茶房」・・・かたい。話がかたい。でもまだ当分こんな感じで続くと思います。

2003年01月18日

好きな言葉

それで最近、聞かれたときは「一から出直し」と言ってます。ゼロじゃないし、失敗してもうまくいってもなんだか新しい気持ちになれる言葉です。新しい気持ちになれるうちは大丈夫なのではと思います。

あとは、ヤクルトスワローズの古田捕手が当時の野村監督に言われていた「正しい努力をしなさい」という言葉。 一生懸命やればそれでいいとか、結果は後から着いてくるとか、遠回りしても何かしら得るものがあるとか、そんなこと言ってらんないわけで、心に引っ掛かってます。

まあこれは極端にせよ、自分にとって一番有効な方法を見極める目を持って努力することは大事だと思います。

2003年01月12日

個展をひらく

私はずっと個展というものは有名な人がやるものだと思っていたのですが、その気になれば誰でもできるのですね。値段を付けたりしないで作品を見てもらうだけなら、無料で貸してくれるスペースも結構あります。うわさや語り草になっちゃうような個展、ギャラリーも作家も儲かるような個展をやるのは難しいですけれど、毎日数えきれないくらいの人達がどこかで自分の作品を発表しているのです。

見てもらうことは良いことだと思います。なにかをコツコツと創作してきた人には具体的な作品発表の予定を立てることをお勧めします。個展が不安な人はグループでも。作品をつくる以外のやることがけっこうあります。あ、でもだからこそひとりでなんでも決められる個展の方がいいかも知れません。一度やってみて、そのあと仲間を誘えば勝手がわかっている分、みんなはなお心強い。

その人にとって作品の発表が出発点になるか到達点になるか何になるかはわかりませんが、私にはスタートになりました。そして個展の度に新しい出会いとアイデアが生まれ、また新たなスタート地点に立つことになるのです。

2003年01月06日

さらに記憶をたどる

前回のが公式発表でして、間違いではないのですが、年賀状だけは川上澄生を知る前からなぜか木版画で作っていました。この場を借りてもう少し記憶をたどってみることにします。

小学校一年生のとき、紙や布や毛糸を使って版画というものを初めてやったのですが、そのとき「なんかおもしろいなーこれ」と感じていたような気がしてきました。三年生くらいで初めて木を彫ったとき、中学で初めて多色刷りの年賀状を作ったときも、「おもしろいなー」と思ってやっていたように思います。

小学校ではじめて彫刻刀セットを持って来るように言われたときは、文房具屋さんではなく、刃物屋さんに行って買ってもらった記憶もよみがえりました。毎年買いかえる方が非経済的でしょ、という理由で、みんなよりちょっとだけ切れ味のいいやつを持っていました。その5本セットは高校のときもなんとか使え、その内の1本は今でも常時使っています。ありがたいことです。

こうしていろいろ思い出してみると、子供の頃から版画というものに対するなにか思い入れのようなものが芽生えていたようで、自分でもちょっとびっくりしました。

2003年01月05日

木版画に出会う

木版画家、川上澄生(1895~1972)の画集との出会いが私の版画制作のきっかけとなります。高校のとき、立ち寄った書店で偶然見かけ、中公文庫になった全14巻を少しずつ買い揃えました。川上澄生という人は、額に入れるような作品だけでなく、蔵書票、限定本、千代紙その他様々な物を作っています。毎日眺めているうちに、自分でもやってみたいなーと思い作った便箋や封筒、年賀状などが友達にウケたのでつい調子に乗ってしまいました。(まさかこんなことになるとは・・・)

それから約10年後、どうせやるなら個展を開けるくらいに!と思い立ち、それからは毎日版画のことを考えるようになりました。私が一点を見つめていても、ただボーッとしているわけではないのです。

2003年01月01日

ごあいさつ

はじめまして、のりぼうです。木版画作ってます。

「らせん堂」をより親しみやすいページにしたいと思い、自ら「そらみみ茶房」のオープンを言い出してはみたものの、何を書いたらよいのか・・・。まずはよくご質問いただくこと、木版画との出会いあたりから少しずつお話ししていこうかなと思っています。

独学という言葉、なんだか響きが偉そうだなと思うのですが、 個展などで掲示するときのプロフィールが特にないのでそう書いてます。それで「何がきっかけで始めたのですか~」と聞かれること多いみたいです。

2002年12月14日

新メニュー「そらみみ茶房」近日オープンします。

もう少々お待ちください。

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