「そらみみ茶房」はこちらへ引越しました。
2007年06月13日
現実逃避

封を切ってはみたけれど
もう一度閉じた昨日
「ごめんね」と涙ひとつぶ
こうするしかなかった今日
ラララ もう二度と会えないけれど
今 まだ私の中に
甘くせつない思い出に変わる~♪
・・・かわい過ぎるお菓子も考えものですわ。食べたけど。(泣)
ああもう、こんなこと書いてる場合じゃないのにぃ。(泣)
2007年06月12日
むむむ

むむむ、これは困った・・・。
2007年06月11日
無頼の遊戯
群馬県立館林美術館 に行ってきました。「生誕100年鶴岡政男展〜無頼の遊戯〜」。無頼の遊戯ですよ。表の看板でこのサブタイトル?を見たとき、かっこ好すぎてちょっと笑ってしまいました。私が見に行きたいと思うのはこんな人ばかりじゃないか。
鶴岡さんの絵は今までも何点か見たことありましたが、それは鶴岡さんのほんのほんの一部分、まさに目まぐるしい画風の変貌ぶりでした。胸がざわざわするような色づかい。作品に添えられた説明も丁寧。(まずはこういうのを読まないで見るというのもいいのですが)とても見ごたえがありました。パステルで描かれた絵が特に好きでした。
この美術館は建物も周りも広々として、今度来るときはのんびり散策してみようといつも思うのだけれど、今回も絵を見るだけで時間がなくなってしまいました。うまくいかないこともいろいろあって、全く違う気分転換も考えたけれど、結局、美術館で絵を見たことが何よりでした。
2007年05月29日
犬は鎖に
「犬は鎖につなぐべからず〜岸田國士一幕劇コレクション〜」。何か特別なことが起こるわけではないのに面白いとは・・・と興味津々でしたが、いろんな「そこはかとない」ものが漂い、淡々としているようで、すごい密度。美しい言葉のやり取りから、複雑な気持ちのやり取りが伝わってくる、とても素敵なお芝居でした。・・・なぁんて、あまりさらりと書いてしまうのももったいないような。ふわふわと頭の中にとっておきたい気分。すごいな、お芝居を作るって。あ!「家守綺譚」のお芝居を作って欲しいです、この皆さんで。
テレビから渋さ知らズの曲が流れてきたと思ったら「サンテ40」のCMでした。あの曲、耳に残るのよねぇ。まだグルグルしてます。
2007年05月24日
多肉日記5

成長したら根元が空いてきたので、ちょっと置いてみました。アンリ・ルソーな感じ?明子姉ちゃんではありません。空き缶に麻ひもを巻いた鉢を作ったり、針金と木でイスを作ったり。自分も小さくなってイスに腰掛けてみたり。疲れたら、またここに休憩に来よう。
2007年05月22日
多肉日記4

少し前、念願の寄せ植えをしてみました。さし穂で作ったので、お弁当を彩りよく詰めるような感覚です。これは一番いろんな種類を詰め込んだ鉢。幕の内弁当ですな。いくつか作ってみた中には、生姜焼きときんぴらごぼうみたいな地味な鉢もあります。シワシワと元気がなくなってきたのもあって、このままうまく育つのか心配ですが、すぐに根が出る虹の玉、朧月、ブロンズ姫などは成長が始まっています。なんとたくましいことよ。
2007年05月17日
富太郎さん

結局、FPジャーナルの表紙や頒布作品も含め彫った板は11枚になり、表紙の版画を最優先に、摺りに入りました。この表紙用版画だけは何があってもできていないとな。早め早めに。来月はグループ展と頒布会があるから、もっと早く準備した方がいいな。なんだか「早め亭」みたいだな。
先週末、地元で毎年行われている「緑化まつり」に行ってみました。目当てはもちろん「多肉植物」。小さな女の子が、ぷくぷくの葉っぱを不思議そうにそ~っと触っていたのがかわいかったです。触りたくなるよね、わかるわかる。残念ながら少ししかありませんでしたが、また買ってしまいました。隣にいたお客さんに、「それ、増えるよ~」と声を掛けられたからつい・・・。買うたびに言い訳することもないのですが。真剣に選んでいたら「かしわせさん」と声を掛けられ、振り向いたらいつもここを見てくれているイラストレーターのいしいさんだったので、そのときの私の状況が説明不要で通じて、ちょっとおもしろ恥ずかしい気分でした。そのあとは広瀬さんが個展をやられている石井画廊さんへ。広瀬さん、ギャラリーの石井さんといろいろお話できて楽しかったです。作りたいと思っているものはどんどん形にしないとだめですね。広瀬さんの個展は今度の日曜日、20日までです。
写真は花が咲いた朧月。朧月の花はそう珍しくないですが、「ここから来るか」ってとこから茎が出てくるので、やっぱり私にはヘンテコちゃんです。
そして最近気になる人、それは牧野富太郎。ラジオで「植物を愛した男~没後50年 植物学者・牧野富太郎の世界~」というのをやっていて、とても面白かったので。山本一力さんといとうせいこうさんのお話でさらに興味深く、交流のあった方々のお話はみな味わい深く。真面目なお話なのに笑ってしまった。あまりにすごいと、感心を通り越して笑ってしまうものです。
2007年05月06日
澄生さん

5月4日、「今日、みどりの日は・・・」とテレビから聞こえてきてドキッとしました。もちろん私の作ったカレンダーも4月29日は「昭和の日」、5月4日は「みどりの日」になっているに決まってるんだけれど。何度見直してもまた確認せずにはいられない、心配性の私です。
それとは全く関係ないのですが、カレンダーのことでメールをいただいたのがきっかけで、先日、素敵なお店に行くことができました。「ばんな寺」の北にある、「美香月庵」さんです。食材にも調味料にも心が配られたやさしいメニュー。涼しい風が通る蔵の2階で、とてもゆったりとした気持ちで食事をすることができました。カレンダーはお店で使っていただけるそうで、とても嬉しいです。
そのあとは龍泉寺ほほえみ美術館の「若冲と應擧」へ。本堂に展示されているので、仏像や天蓋、曼荼羅などにも惹かれつつ見て参りました。伊藤若冲、円山應擧、池大雅、谷文晁、小杉放庵、小川芋銭、下村観山、横山大観・・・まだまだたくさん続きます。有名な人ばっかりだ。「なんでも鑑定団」という声があちこちから聞こえてきておりました。ガラスに覆われることなく、絹の布目までわかるくらい近くで見ることができる作品がたくさんあり、風景の絵の中いる小さな人物の素朴な表情を見るのが好きな私はぐ~っと近づいて、いいお顔、面白顔、たくさん見つけました。あとは余白。余白絶妙。川上澄生の版画もありました。多分、澄生自身が表紙を作り、糸で綴じた手作りの本。私は澄生さんのそういうところが好きです。最初に出合った版画が川上澄生だったから、私は見るだけでなく、作ってみようと思えたのではないかと思います。ありがとう、澄生さん。
境内の藤が満開で、とてもいいにおいでした。
2007年05月05日
多肉日記3

ブロンズ姫は「あばれやすい」と本に書いてありました。園芸の世界ではあちこちに乱れるのをあばれるというのか。健気でおてんばな姫に訂正です。これは日陰で水もたっぷり与えられた姫を救うため、近くのホームセンターで買ってきて(安くなっていたので)、さし穂や葉ざしをしたあと残ったやつ。地面と平行にあばれていた部分を垂直に植え替えておきました。自分の伸びるべき方向が急に変わって戸惑ったかも知れませんが、残した葉っぱのところから新しい芽が出てムクムクと成長し、面白い形になりました。むむ、これはまるで夜空を見上げる一徹と飛雄馬。では照明を落として、そうだ、明子も入れてっと。あは、相当どうでもいいことを考えとるね私は。
近くの公園で、子供達がやらかいバットとボールで野球ごっこみたいのをしていたのですよ。特に気にも掛けず通り過ぎたのですが、「次行くぞ!大リーグボール3号!」という声が聞こえてきて、思わず振り返ってしまいました。巨人の星は永久に不滅なのですね。昔のアニメって、飛雄馬が目をメラメラさせて振りかぶったまま、丈と力石のクロスカウンターが入ったまま、一週間待たなければならなかったけれど、それで想像力や忍耐力が少しは養われたってこと、ないかなあ。
2007年05月01日
多肉日記2

また多肉のことを書きます。左の写真は「虹の玉」。この写真は大分前に撮ったので紅葉しています。緑だったのが秋から徐々に赤くなり、暖かくなるとまた緑色になるのです。うまく育てれば赤を多く残したまま、また秋を迎えることもできるようです。(全身がこんな怪獣か怪人がいませんでしたっけ、名前が思い出せないのですが)右は路地などに群生しているのも見かける「朧月」。今は小さなかわいらしい花が咲いてます。両方とも葉ざしが容易で、これもちびっ子が増えてますが、やっぱりなかなか大きくならないのです。朧月は、何者の仕業なのか、かじられたように葉がちぎれていたことがあって、ちぎれた破片も近くに落ちていました。味はもうひとつのようです。あとは「月兎耳」「火祭」「新玉つづり」「星の王子」「南十字星」「黄麗」名前がわからないのも(ちゃんと調べてないだけ)いくつかあります。この辺で手に入りやすいものの中から、増やしやすく、かわいくて色や形が重ならないものを選んでいるのですが、植物とも思えないような多肉植物もいっぱいあります。寄せ植えの写真を載せられる日は来るでしょうか。でもって個展のとき会場にさりげなく添えたりして。その前に展示する版画を作らなければならないわけですが・・・。多肉植物の版画もいつか作るかも知れないけれど、実際に触れているときは、そういうこととはまったく違うことを考えているので、それがいいのです。
広瀬孝志さんが足利で個展を開催されます。フラワーパークの藤も見事だけれど、広瀬さんの藤も満開、素晴らしいです!
2007年04月30日
行けたり行けなかったり
「美の巨人たち」は視聴者プレゼントも見逃せない。応募したことはないけれど、毎回「おっ!いいな」と思います。他にも「美の壺」とか「新日曜美術館」とか、じっくり見たい番組ですが、録画するとかえってなかなか見られないし、じ〜っと見てるといつの間にか眠っている。そして決まって最後の方で目が覚める。手を動かしていればいいのだけれど、そうすると大事な場面を見逃す。テレビの前に座ったまま、あまり手元を見ないでできる作業は何かないだろうか。さやえんどうのスジを取るようなの。
さて先日、川下直広トリオのライブに行きました。足利「屋根裏」。去年皆さんが来られたのは夏だったかな。川下直広(sax.)、不破大輔(b.)、岡村太(dr.)。地元のマツ(per.)も加わって、素晴らしくかっちょいい演奏でした。もう10年くらい前になりますか、足利に「オペラコミック」があった頃は、今回の皆さんをはじめとして、いろんなかっちょいい演奏を聴くことができて、私も誰にも頼まれないのにポスターなどせっせと作り、お店に貼ってもらったりしたものです。ジャズとかまったく詳しくないのですが、うねうねドカドカぶぼ〜ギュイ〜ンみたいなのになんか惹かれてしまうのです。今度機会があったらせめてライブの前にここでお知らせしよっと。BECCANさんも来られてたので、ライブの詳細はそちらを見ていただこうと思ったのですが、素晴らしい演奏とお酒に酔いしれ過ぎていたみたい・・・でもちゃんと写真を撮ってライブの次の日に更新していてさすがです。
行けなかったのは上野広小路亭。近くて遠く、遠くて近い、もしかして行けたんじゃないかと思わせるこの距離がせつない。「今回も反省点ばかり」などと聞くと、うまくいったのと同じくらい行けばよかったと思ってしまいます。まだ2回しか見てないのに。
さあ、次の新作5点も版木両面使用で7枚になりました。彫りは彫りの集中力が必要ですが、摺りとは違い途中でも手が離せるので、散歩くらいはしたいです。
どうやらMちゃんのことを書いたのがMちゃんにばれたようだ。
2007年04月25日
なんとか完成
スパムトラバが異常に多いので、どうしたものかとずっと考えていたのですが、結局トラバの受付を全部外すことにしました。今までトラバを送ってくださった皆さま、どうもありがとうございました。さらに、原因はわからないのですが他にも影響が出てしまっていたようで、らせん堂全体にここ数日お見苦しい箇所があったかと思います。申し訳ありませんでした。広報部長にも大分面倒を掛けてしまった。ごめんなさいね。身体大事にしてください。
今回の新作5点の摺りは特にいろいろ迷って、いつもだったら遅くても9時頃には方向が定まってくるところを日付が変わっても定まらず・・・というものばかりでした。「なっちゃん」飲みました。私は疲れるとなぜか無性にオレンジジュースが飲みたくなるのです。
なんとか出来上がったので、昨日は作業を休むことにして昼間から出掛けてみると・・・山がきれいだ〜!いつの間にこんなに緑に!そうだよなあ。もうすぐ5月だもの。そして、久々に会ったかわいいMちゃんは前歯の差し歯が取れてこれから歯医者に行くと。かわいい子は歯が無くてもかわいいのでした。多肉の様子も見ながら、明日からまた次の新作5点に取り掛かります。あとニッチモさんのハンコのデザインも。具体的なモチーフがありつつも自由でいいとは、合作みたいで楽しいです。
2007年04月24日
多肉日記1

静かになりました。選挙カーが通るたびに「あんなことあったな~、こんなこともあったっけな~」と外で働いていたときのことが走馬灯のように頭に浮かんでは消え、消えては浮かび、たくさんの人のことが思い出されて、車が通り過ぎても頭の中がしばらく賑やかでしかたなかったのです。
そうそう選挙で思い出しましたが、「あなた、ギター持って投票に来たことあるよね」と言われたことが。「人違いではないか」とお答えしたのですが、相手の方が「絶対あなただ」と言うので、まるで覚えはないのだけれどそう言われると、100%自分ではないとも言い切れないような気がしたものです。なんか今、渡り鳥みたいな映像が浮かんでしまいました。「そうだ、選挙に行かねば」と帰って来る、自由と社会性を併せ持つ渡り鳥。
こんなことを書こうと思っていたのではないのです。多肉植物です。何年か前、いとうせいこうさんの「ボタニカルライフ」を読みベランダ園芸に心動かされ、「趣味の園芸」で柳生真吾さんの多肉植物の寄せ植えに心惹かれ、育てるならこれがいい・・・と思いながら長いことただただ本だけを見て空想していたのですが、昨年から徐々に増えてます。水も肥料も少ない方がよく、気をつけるのはよく日に当てることくらい。でも、買った当初は気になって何かと世話を焼いてみたいではありませんか。それなのに水やりもできずただただ見てるだけなんてと思い、憧れの寄せ植えを目指して、とにかく積極的に増やそうと葉ざしをしておきました。これ「ブロンズ姫」といいます。なかなか大きくなりません。おやゆび姫です。このままでもミニチュアみたいでかわいいけれど、今までが成長の季節ではなかったので、きっとこれから大きくなると思われます。でもほったらかしにしてるだけなのに、花びらのような葉っぱ一枚からここまでになったと思うと、健気な姫です。
2007年04月12日
今年度もやってます。
先日、久々に彫刻刀で流血しました。小学生の頃痛い思いをしたというお客様に「切れ味の良くない彫刻刀の方が無駄な力が入って危ないんですよ」などとお話ししたりすることあるのですが、切れ味の良い彫刻刀は切れるわ。あーびっくりした。それにしてもどうしたことか・・・もう3点くらいは新作ができていてもいいのにな。とりあえず作品5点を固めて版木は両面使用で7枚。やっと彫り終わりました。で、これを摺る前に「FPジャーナル」の表紙用版画に取り掛かったところです。3年目となります今年度も引き続き担当させていただいてます。(こちら)月刊ですので、月が変わったら見てみてくださいね。図書館の雑誌のコーナーに置いてあるの、最近気づいたのですが、なんだか知り合いの人にばったり会ったような気分でした。
さてそんな中、「空飛ぶ雲の上団子郎一座・キネマ作戦」以来のシアターアプルで「レミゼラブ・ル」を見てきました。電車の窓から見える桜は、東京に近づくにつれ、だんだん茶色になり、緑になり、東京はそんなに遠くはないけれどやっぱり近くもなく、いろんな見たいものをあきらめてばかりですが、あきらめなくてよかったです。折りしも4月8日、花祭り。お釈迦様のお導きだったのか。ちがうなこれは。ひとりで見たから分かち合える人もなく、何か書きたいのだけれどむずかし〜。頭の中ではボレロが鳴り始めています。ポカンとしてしまったり、気持ち悪かったり、悲しくなったり、じ〜んとしたり、恐ろしかったり、考えさせられたり、「レ・ミゼラブル」だったり。それが様々な種類の笑いを誘いながら次々に来て、バラバラなようでいて繋がっていて。人は誰でも結構いろんなおかしなことをいつも何かしら考えたり想像したりしていて、でもそれを目に見えるものにするのとしないのとでは大変な差だ、というようなことを最近友達と話したばかりですが、また凄いものを形にしてくれたものです。そしてあの声であの笑顔で歌も上手くて、でもかなりきわどい、というか、きわどさひとしおな、最後まであんな人だったのに突き放して見ることができない、素晴らしい廣川さんのジャン・バルジャンでした。
2007年03月30日
消しゴムハンコ
かつてない賑わいの3月の「らせん堂」です。皆さまありがとうございます。パキラさんが私の消しゴムハンコを記事にしてくださいました。どんな作りになっているのかも私の写真より100倍伝わります。さすがですね〜。偶然同じ日に、ハンドメイドをしているお友達のニッチモさん もハンコ関係の記事を書いてくれました。どんなアイデアが届くのか楽しみ。
作ったものを使っていただくというありがたさをしみじみ想う、桜咲く春の一日です。
2007年03月22日
ふわとろ
お知らせが遅くなりましたが、 taishihoさんが宇都宮で個展を開催中です。自然をモチーフにした作品の数々。どれも美しく、そして幻想的です。
私はというと、空想温泉から無事戻り、浮かんだアイデアを版画の下絵に起こす作業をしています。どんな風に完成するのか見たいなあ・・・なんて思いながら、鉛筆で大まかに何点でも描けるだけ描き、その中で一番見たいものから、その先の作業を進める、ここ数年はそんな風にやってます。でも、ふわふわで固まらないままの、作りにくそ〜なものほど見たいんです。ああ。でも今、頭に浮かんだのは、コンビニのとろとろの杏仁豆腐のことです。ああ・・・。
2007年03月18日
ミューズさんに行ってきました。

昨日、前橋のアートギャラリーミューズさんへ行ってきました。「小さな展覧会」なのですが・・・ギャラリーの壁の殆んどが私の版画でうまっているではありませんか。どの方向から写真を撮っても私の版画がたくさん写ります。古い作品の前では、それを作った頃を思い出し、う~ん・・・言葉にするのは難しいですが、思うところも多かったです。あの頃はあったけれど今は無い、あの頃は無かったけれど今はある、あの頃あってずっとある、そんなことかな。そしてなぜか、これ、私のこの手が作ってるんだよなあ・・・なんて。ギャラリーの方からお客さまの言葉をいろいろ伺い、そのひとつひとつから、私の作ったものを大切にしていただいているのが伝わって、ありがたい気持ちでいっぱいです。何枚もの版画を作っても、それがあるとき、たくさんの中から選んでいただいた大切な一枚になるのですね。気持ちを込めて丁寧に、この手でこれからも作っていきたいです。
帰りは園芸店でまたヘンテコを仕入れ、夜は足利に戻り、一緒に行ってくれた友達(私より早く甚様と知り合ったらしいよ)と久々にゆっくりご飯を食べました。こちらもお友達(と言っていいかしら?)がやっている「マーケット112」。どれも全部美味しかった!
さあ、また作ろう作ろう。でも・・・温泉もいいな~。
2007年03月15日
あきら展終了しました。

ITO-YAの7階まで階段で一気に昇ったら卒倒しそうになりました。やや貧血気味な上に、花粉症でマスクをしていたのが余計いけなかったみたいです。そして見てきた、ジャニーズJr.。芦原すなお氏原作、大林宣彦監督で映画にもなった青春デンデケデケデケの舞台です。この人たちはこの舞台で、実際に目に見えるような成長を毎日してるんだろうなあ。まぶしい~。寺内先生の役どころは、小説、映画、舞台と微妙に変わるのだけれど、どれも印象的。今回も楽しくて、ちょっと変わっていて、大切なことを丁寧にたくさん伝えていました。隣の席の女の子たちが、岡下君が何かするたびに何度でもため息混じりに「かわいい~」とつぶやくので(確かにかわいい)、寺内先生が出てきたら私も「すてき~」とつぶやいてみたかったけれど、もちろんそんなことはしないで心でつぶやく。でもこんな機会はそうそうないので最後のライブでは一緒にノリノリに。青春デンデケデケデケと聞くと、内容とはまったく関係ないのだけれど決まってよみがえる、懐かしくてほろ苦い古い思い出、これからはこの日見たデンデケの方を一番に思い出すだろうな。
それから一路、柏市のギャラリーあきらさんへ。ギャラリーへ入ったらすぐに、私の作ったグッズを身につけてくださっているお客さまが声を掛けてくれて嬉しかったです。地元の作家である大野さん、中津川さんには特にお世話になりました。紙のことや摺りのこと、他にもいろいろお話できて、やっぱり行ってよかったです。なんだか素直に、私も頑張ろう!と思えた一日でした。あきら展は無事終わり、戻ったダンボールは少し軽くなっていました。皆さまどうもありがとうございました。
ここのところあまりにも集中力がなくなっているので、この日は新作のアイデアを11個出そうと決めて電車に乗ってみました。なんとか往路7個、復路4個。これに今までつらつら考えていた19個を加えて30個。30個から30点の新作ができるわけではなく、まだふわふわで形になるのかもわからないけれど、新しい入り口にはたどり着いた気がします。これからまたひとつひとつやってみます。
ところで、上野東照宮に一緒に行った友達とは別の友達から「甚五郎のおかみさんなんて100年早いんだよ!あたいの方がずーっと前から知ってるんだ」とのメールが。ライバルが出現するとは。話を止める人が誰もいないのである。
2007年03月09日
上野日記

またお雛様の写真を一番上に出したままにしてしまった。しまわないと、一応ね。
さてと。
もう先々週の金曜日になるのかぁ。友人も出品している仮面展をオーパギャラリーさんで見てから、雨の表参道を散策。風雨になると予想されていた時刻には雨はすっかり止んでいて、講談師の神田松鯉さんが新聞に連載している「旅行けば江戸気分」を見て気になっていた、左甚五郎作の水呑み竜を見るために上野東照宮に向かいました。この龍、かつては不忍池に水を飲みに行っていたらしいです。甚五郎さんの作ったものは、みんな命が宿ってしまう。かっこいいな棟梁。もう甚五郎様とお呼びしたい。いっそ甚様にしようか。左利きなのかと思っていたら、講談には、腕前を妬まれて右腕を切り落とされたという話があるそうですね。(ひえ~)上野公園は、まだ静かに力をためているたくさんの桜に混ざって早咲きの桜がぽつぽつ。公園内の美術館には何度か足を運んでいますが、東照宮は初めてです。立派な石灯籠に囲まれた参道に入り、唐門にたどり着くと、そこに見事な龍が。中に入ると(ここからは拝観料200円が必要です)拝殿や透塀、門の裏側、いたるところに彫刻があります。とにかく同じものがないので、ひとつひとつ見ていくと、そのひとつひとつが凝っている。日光東照宮の彫刻は極彩色、こちらは色が少ないと思ったら、国の予算がなくて透塀などが下地の漆塗りの状態で留めてあるのだとか。でもその状態がまた、木を彫ったものであることを生々しく伝えて、鑿や小槌を振るう音が聴こえて来るようです。当時どのような工程で作業が進められたのかはわかりませんが、花を彫るのが得意、動物が得意、水の表現が得意、斬新な構図を生み出すのが得意なんて、いろんな得意分野を持った大勢の職人さんが力を合わせ、また競い合って、技も発想もより素晴らしいものになっていったのではないかと思います。そして甚五郎のおかみさんの私(前世)は、見よう見まねで小さいものをこしらえて、かんざしや帯留めなんかに仕立てていたのです。甚様には内緒で。一緒にいた友達は私のことを、おかみさんではなく弟子だったと思う、と言ってましたが、非常に光栄なようなちょっと悲しいような。おかみさんじゃあいけないのかい?この話にはまだまだ続きがあり、波乱の展開も待っているのですがあまりにもバカバカしいので止めておきます。甚五郎さんが出てくるとなぜか想像が膨らみ過ぎます。いつものことか。
次の目的地は上野広小路亭。こちらはひとりの人から、今、まさに生々しく作られていくものを目の前で見る面白さがありました。時々ふと自分も作っているような気持ちになるのは、自分の頭の中でも人物像や場面を作っているからなのでしょうか。同じものはもう二度と作れないし見ることもできない。なんて儚くてスリリング。足利に戻り渡良瀬川を越えたら、なんだか夢を見ていたような気分になりました。見たこともない場所、場面がくるくる変わって、なんでこの人が?という人が次々出てきて、でも自分は自分のままでそこにいて、目が覚めてもはっきり思い出せる夢を見ることがあるけれど、そんな楽しい夢。
国際こども図書館は今回駆け足だったので、後でまたゆっくり行こうと思います。館内にあるカフェテリアにも興味津々なのです。クリームソーダ260円、ホットケーキ270円とかね。
ほぼ日テレビガイド 、相変わらずくだらないなあもう。面白い。
写真は将軍ではなく、たった今、ぬ~んと顔を出したような東照宮の鯰さんです。
2007年03月03日
2か所で展示があります。

ひなまつりです。ずっと前に作った「猫豆びな」、マッチ箱の半分くらいの大きさです。収納楽々、紛失注意。きょうの料理では「お花ずし」を作ってました。切り口が花や顔になっている海苔巻き、前々から一度作ってみたいと思っているのです。後で細く伸ばす飴よりはイメージどおりできそうな気がするし、へなちょこになったらなったで笑えるかも。みんなで作ったら楽しそう。高校の調理実習で太巻きずし作ったとき、「これ、誰がつくったのっ!」と先生が。怒られるのかと思ったらすごく褒められました。(ただ力任せにぎゅうぎゅう巻いただけ)厳しい先生だったので、今でも憶えています。・・・そんなこともあって、多分、お花ずしもそこそこいけるんじゃないかと。「お弁当作ってきたの~」と言って包みを開いたら似顔絵お花ずし。怖い?
さて今日から、毎年参加させていただいている千葉県柏市のギャラリーあきらさんでのグループ展、「あきら展」が始まりました。そして急遽5日から、群馬県前橋市のアートギャラリーミューズさんが「小さな展覧会」という個展をやってくださることになりました。ギャラリー全体を使うのではないけれど、私のように小さなものが多い人の作品を紹介する、新しい企画だそうです。ミューズさんには何年か前から少しずつ作品を委託していて、今回はその中からギャラリーのかたが選んで展示してくださいます。どんなものが並ぶのか。10年前の作品も預けたままです。古いものばかりではなんなので、近作を少し摺り増ししました。グッズも、あきらさんへ送るものミューズさんへ送るもの、それぞれ追加で作りました。ギャラリーに送るにあたり、なるべくコンパクトかつ安全にダンボールに収めようと毎回苦心しますが、空間把握能力が向上したのか今回はキッチリ。(ほんとは何度もやり直し)無事に両方のギャラリーに発送できました。戻ってきたときはガラガラスキスキになっていると良いのですが。





