らせん堂
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2007年04月12日

今年度もやってます。

先日、久々に彫刻刀で流血しました。小学生の頃痛い思いをしたというお客様に「切れ味の良くない彫刻刀の方が無駄な力が入って危ないんですよ」などとお話ししたりすることあるのですが、切れ味の良い彫刻刀は切れるわ。あーびっくりした。それにしてもどうしたことか・・・もう3点くらいは新作ができていてもいいのにな。とりあえず作品5点を固めて版木は両面使用で7枚。やっと彫り終わりました。で、これを摺る前に「FPジャーナル」の表紙用版画に取り掛かったところです。3年目となります今年度も引き続き担当させていただいてます。(こちら)月刊ですので、月が変わったら見てみてくださいね。図書館の雑誌のコーナーに置いてあるの、最近気づいたのですが、なんだか知り合いの人にばったり会ったような気分でした。

さてそんな中、「空飛ぶ雲の上団子郎一座・キネマ作戦」以来のシアターアプルで「レミゼラブ・ル」を見てきました。電車の窓から見える桜は、東京に近づくにつれ、だんだん茶色になり、緑になり、東京はそんなに遠くはないけれどやっぱり近くもなく、いろんな見たいものをあきらめてばかりですが、あきらめなくてよかったです。折りしも4月8日、花祭り。お釈迦様のお導きだったのか。ちがうなこれは。ひとりで見たから分かち合える人もなく、何か書きたいのだけれどむずかし〜。頭の中ではボレロが鳴り始めています。ポカンとしてしまったり、気持ち悪かったり、悲しくなったり、じ〜んとしたり、恐ろしかったり、考えさせられたり、「レ・ミゼラブル」だったり。それが様々な種類の笑いを誘いながら次々に来て、バラバラなようでいて繋がっていて。人は誰でも結構いろんなおかしなことをいつも何かしら考えたり想像したりしていて、でもそれを目に見えるものにするのとしないのとでは大変な差だ、というようなことを最近友達と話したばかりですが、また凄いものを形にしてくれたものです。そしてあの声であの笑顔で歌も上手くて、でもかなりきわどい、というか、きわどさひとしおな、最後まであんな人だったのに突き放して見ることができない、素晴らしい廣川さんのジャン・バルジャンでした。

投稿者 noribow : 2007年04月12日 02:15

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